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「嫌われる勇気」で有名な「アドラー心理学」の中で「リーダーシップ」に焦点を当てたコーナー
今回も、リーダーであるあなたに、パワーアップ情報をお伝えしていきますね!!(^^)
サポート役は、「管理職」になりたてで【貢献型】リーダーを目指す
「輝月のぞみ」さんに今回もお願いします。
のぞみ さん、宜しくお願いします!
あなたは、
「信頼」と「信用」という言葉の具体的な違いについて、
明確に答えられるでしょうか。
今回は、職場でも大切な、
この「信頼」と「信用」に焦点をあてながら、
具体的に説明していきたいと思います。
『信頼』とは「相手の頭と心」を重視する考え方
「信頼」について理解したければ、このようなお話があります。
Aさんが地方の工場で管理者として働くことになった際、
上層部と組合が対立していました。
職場の雰囲気は悪く、
仕事どころではない空気が漂っていたのです。
そのような状態でAさんは、
組合の人たちを徹底的に信頼するようにしたのです。
具体的な行動例で言えば、
稼働率の低い機械が存在すれば
設備を撤去しても良いという承諾を出し、
職場の組合の方に、
仕事の管理者としての責任を与えたのです。
無法地帯になるのではないかと推測する方もいますが、
実際のところどうなったのでしょうか。
『信頼』が職場の雰囲気を良くした
無法地帯になるどころか、
職場の雰囲気は良くなり、仕事の稼働率が向上したのです。
Aさんは、組合員を「操作するための態度」ではなく、
「心から信頼している態度」を示したので、
組合の人たちの心を変えたのです。
つまり、Aさんの心からの信頼が
組合の人たちの行動心理を変えたということです。
しかし、
「信用」という言葉も同じように使えるのではと感じた方もいるでしょう。
これから、具体的な違いをご説明します。
『信頼』と『信用』との違いは「条件」が関係している
まず、信用というのは、
「条件付きで信じる」ことを表しています。
信じられる理由があるから、信じるということです。
一方の信頼は、
「無条件」で、相手のことを信じることを表します。
常に相手の善意を発見するように努め、
その根拠については何も求めません。
安易に利用できる言葉ではなく、非常に重たい言葉なのです。
「信頼関係」ができれば、
上司や部下といった職場での役職や年齢に関係なく
「良き相互関係」になることができます。
だからこそ、
アドラーの提唱する「リーダー」になりたいのであれば、
まず自分から相手を「信頼」する必要があります。
自分から「信頼」することで、
相手もあなたのことを「信頼」し始めます。
まとめ
(1)【信用】とは、条件付きで信じること
(2)【信頼】とは、無条件で信じること
(3)相手を【信頼】すれは、相互の【信頼関係】でいられる
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ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】