Iメッセージ/Youメッセージ:推奨概念と効果的なフレーズ6選【アドラー流リーダーシップ】

たかはしみのる

ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】

ビジネスシーンやプライベートの場面で
対人コミュニケーションを取る時に言葉は大切ですね。

この、メッセージを送る時に

「Iメッセージ」「Youメッセージ」という
概念があるのをご存知ですか?

これらのメッセージの意味と有用性を知ると
職場やプライベートのコミュニケーションがとても良好になります。

この記事では

・IメッセージとYouメッセージの基本概念と事例が知りたい
・部下指導や人間関係改善に役立つ方法が知りたい
・効果的なIメッセージのフレーズが知りたい

というかたにお送りしていきます。

叱る・褒めるコミュニケーションを上手にして
相手のモチベーション・アップに繋がる内容を

順にお届けしていきます。

「嫌われる勇気」で有名な「アドラー心理学」の中で
「リーダーシップ」に焦点を当てたコーナー

サポート役は
「管理職」になりたてで、貢献型リーダーを目指す

「輝月のぞみ」さんに今回もお願いします。

のぞみ さん、宜しくお願いします!

のぞみ
はい、輝月のぞみです。貢献型リーダーを目指して頑張っています! 今回も、頑張りますので、宜しくお願いします!
たかはしみのる
よろしくお願いします。それでは、出発進行!

【1】子育て訓練プログラムから始まった考え

Iメッセージ:アイメッセージ:わたしメッセージ

Youメッセージ:ユーメッセージ:あなたメッセージ

という言葉は
心理学を勉強したことのある人は、お馴染みの言葉ですね。

『親業』と呼ばれる
「子育て訓練プログラム」から始まっていて

アドラーの心理学でも
非常に重要視されている言葉になっています。

 

【2】Iメッセージ(アイメッセージ)の基本概念と事例

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「Iメッセージ」は「わたしメッセージ」とも呼ばれていて

共感的態度や受容的態度を
「自分の思い」「意見」として伝えることができます。

例えば、部下の考えにフィードバックする場面で

「私は、そのやり方では、失敗すると思います。」

と使う場合や、失敗した部下に対して、

「私は、君が失敗から正しく学び
 過去から知恵を得られるような
 生き方をしてほしいと考えています。」

と使う場合などがあります。
自分の意見を述べるため、

「批判的な言葉になりづらい」

傾向があります。

しかしながら、発言の仕方によっては
否定的な意見にもなりますので

言葉の遣い方に注意が必要です。

 

【3】Youメッセージ(ユーメッセージ)の基本概念と事例

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「YOUメッセージ」は「あなたメッセージ」とも呼ばれており

「審判的」で「批判的」な態度で
相手のことを決めつけるような言い方をするときに使われます。

「こんな失敗をする君は、仕事に対して準備不足なんだ。」

「君の行動というのは、最初からすべて間違っているんだ。」

あなたの周囲に、可能性を否定するような人がいれば
このような言葉を遣っている可能性があります。

「Youメッセージ」は、相手のことを否定する際に
頻繁に利用される言葉となっています。

 

【4】アドラーが推奨する方法:Iメッセージで行動を促す指導

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ここまでの説明でお分かりの通り、部下を教育するのであれば、
「Youメッセージ」を利用してはいけません。

「Iメッセージ」を利用するのが
アドラーが推奨している方法になります。

相手の行動を、否定したところで
反発されるのは誰もが予測できることです。

反発されずに、自分の行動を改善してもらうためには
相手の行動を否定することなく

「わたし」のメッセージを送ることによって
相手に「真の意味」を理解してもらう方法が有効です。

「○○さん、オフィス空間を、みんなで綺麗に利用するために、
 片づけに協力してほしいんだけど、
 少しで良いので協力してもらえるかな?
 ○○さんも、忙しいと思うから、
 自分のテーブルから片づけをはじめてみてほしいんだ。」

「みんなにやってもらっているんだけど
 1週間ぐらいで、片づけてくれると、私は嬉しいです。」

このように行動を促せば
相手の行動を「否定」することなく、改善を促すことができます。

 

【5】効果的な「Iメッセージ」フレーズ6選

Iメッセージには

・感謝を伝える⇒相手が価値があると実感する
・残念な思いを伝える⇒相手が良い行いができるよう改善する

という2つのパターンがありますが
ここでは代表的なフレーズをご紹介します。

(1)感謝を伝える(ポジティブ)

・ありがとう
・嬉しい
・助かった

これらのフレーズにより

相手は、自身が貢献できている(価値がある)と
実感できて良い行いを継続できるようになります。

(2)残念な思いを伝える(ネガティブ)

・残念に思う
・悲しかった
・~~~して欲しかった

これらのフレーズにより

相手は、自身の残念な行いが相手にネガティブな
思いをさせてしまったと反省し、改善を行います。

 

【まとめ】

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たかはしみのる
それでは、まとめです!

・Iメッセージ
 共感的態度や受容的態度を
 「自分の思い」「意見」として伝えることができる。

・Youメッセージ
 「審判的」で「批判的」な態度で
 相手のことを決めつけるような言い方になる。

・Iメッセージで行動を促す指導が有効

・効果的な「Iメッセージ」フレーズ
 ーありがとう
 ー嬉しい
 ー助かった
 ー残念に思う
 ー悲しかった
 ー~~して欲しかった

のぞみ
今回も、ありがとうございました。「わたしメッセージ」が大切なんですね! さっそく実践に採り入れます!! それでは、また次回、よろしくお願いします。

 

 

たかはしみのる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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