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ビジネスシーンやプライベートの場面で
対人コミュニケーションを取る時に言葉は大切ですね。
この、メッセージを送る時に
「Iメッセージ」「Youメッセージ」という
概念があるのをご存知ですか?
これらのメッセージの意味と有用性を知ると
職場やプライベートのコミュニケーションがとても良好になります。
この記事では
・IメッセージとYouメッセージの基本概念と事例が知りたい
・部下指導や人間関係改善に役立つ方法が知りたい
・効果的なIメッセージのフレーズが知りたい
というかたにお送りしていきます。
叱る・褒めるコミュニケーションを上手にして
相手のモチベーション・アップに繋がる内容を
順にお届けしていきます。
「嫌われる勇気」で有名な「アドラー心理学」の中で
「リーダーシップ」に焦点を当てたコーナー
サポート役は
「管理職」になりたてで、貢献型リーダーを目指す
「輝月のぞみ」さんに今回もお願いします。
のぞみ さん、宜しくお願いします!
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目次
【1】子育て訓練プログラムから始まった考え
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Iメッセージ:アイメッセージ:わたしメッセージ
Youメッセージ:ユーメッセージ:あなたメッセージ
という言葉は
心理学を勉強したことのある人は、お馴染みの言葉ですね。
『親業』と呼ばれる
「子育て訓練プログラム」から始まっていて
アドラーの心理学でも
非常に重要視されている言葉になっています。
【2】Iメッセージ(アイメッセージ)の基本概念と事例
![02](https://coach-minoru.com/wp-content/uploads/2016/12/02-11.jpg)
「Iメッセージ」は「わたしメッセージ」とも呼ばれていて
共感的態度や受容的態度を
「自分の思い」「意見」として伝えることができます。
例えば、部下の考えにフィードバックする場面で
「私は、そのやり方では、失敗すると思います。」
と使う場合や、失敗した部下に対して、
「私は、君が失敗から正しく学び
過去から知恵を得られるような
生き方をしてほしいと考えています。」
と使う場合などがあります。
自分の意見を述べるため、
「批判的な言葉になりづらい」
傾向があります。
しかしながら、発言の仕方によっては
否定的な意見にもなりますので
言葉の遣い方に注意が必要です。
【3】Youメッセージ(ユーメッセージ)の基本概念と事例
![03](https://coach-minoru.com/wp-content/uploads/2016/12/03-12.jpg)
「YOUメッセージ」は「あなたメッセージ」とも呼ばれており
「審判的」で「批判的」な態度で
相手のことを決めつけるような言い方をするときに使われます。
「こんな失敗をする君は、仕事に対して準備不足なんだ。」
「君の行動というのは、最初からすべて間違っているんだ。」
あなたの周囲に、可能性を否定するような人がいれば
このような言葉を遣っている可能性があります。
「Youメッセージ」は、相手のことを否定する際に
頻繁に利用される言葉となっています。
【4】アドラーが推奨する方法:Iメッセージで行動を促す指導
![04](https://coach-minoru.com/wp-content/uploads/2016/12/04-12.jpg)
ここまでの説明でお分かりの通り、部下を教育するのであれば、
「Youメッセージ」を利用してはいけません。
「Iメッセージ」を利用するのが
アドラーが推奨している方法になります。
相手の行動を、否定したところで
反発されるのは誰もが予測できることです。
反発されずに、自分の行動を改善してもらうためには
相手の行動を否定することなく
「わたし」のメッセージを送ることによって
相手に「真の意味」を理解してもらう方法が有効です。
「○○さん、オフィス空間を、みんなで綺麗に利用するために、
片づけに協力してほしいんだけど、
少しで良いので協力してもらえるかな?
○○さんも、忙しいと思うから、
自分のテーブルから片づけをはじめてみてほしいんだ。」
「みんなにやってもらっているんだけど
1週間ぐらいで、片づけてくれると、私は嬉しいです。」
このように行動を促せば
相手の行動を「否定」することなく、改善を促すことができます。
【5】効果的な「Iメッセージ」フレーズ6選
![](https://coach-minoru.com/wp-content/uploads/2016/12/02-24.jpg)
Iメッセージには
・感謝を伝える⇒相手が価値があると実感する
・残念な思いを伝える⇒相手が良い行いができるよう改善する
という2つのパターンがありますが
ここでは代表的なフレーズをご紹介します。
(1)感謝を伝える(ポジティブ)
・ありがとう
・嬉しい
・助かった
これらのフレーズにより
相手は、自身が貢献できている(価値がある)と
実感できて良い行いを継続できるようになります。
(2)残念な思いを伝える(ネガティブ)
・残念に思う
・悲しかった
・~~~して欲しかった
これらのフレーズにより
相手は、自身の残念な行いが相手にネガティブな
思いをさせてしまったと反省し、改善を行います。
【まとめ】
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![](https://coach-minoru.com/wp-content/uploads/2018/08/MINORU_400_400.jpg)
・Iメッセージ
共感的態度や受容的態度を
「自分の思い」「意見」として伝えることができる。
・Youメッセージ
「審判的」で「批判的」な態度で
相手のことを決めつけるような言い方になる。
・Iメッセージで行動を促す指導が有効
・効果的な「Iメッセージ」フレーズ
ーありがとう
ー嬉しい
ー助かった
ー残念に思う
ー悲しかった
ー~~して欲しかった
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ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】