他人の「気持ち」など解ろうとしてはいけない~日本の常識とタブー~【彩香の実践心理学】

たかはしみのる

ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】

【彩香】の「実践心理学」、出だしからなかなか好調です。

【可愛 彩香(かわい あやか)】さん、今回も宜しくお願いしますねっ!

 

【1】日本の常識とタブー

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あやか
可愛 彩香です。今回も張り切っていきます。よろしくお願いします。

自分の頭の中で、
意識は木の葉のようにヒラヒラと動きます。

ひと時もじっとしていることはありません。

日本では相手の「気持ちをわかる」ことが重要事項で
言わなくてもわかってくれるはずと考えがちです。

今回は、「相手の気持ち」について
いくつかの視点からご紹介します。

 

【2】イヤな気持ち、嬉しい気持ち

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ある人の名前を聞くと嬉しく良い感じがする
ある一言を聞くとイヤな思い出がぶり返す

などと会話の中で語られます。

これは、その対象(人名や地名、事柄)と
自分の過去の感情が一緒に思い出されるためで

条件反射のように強く結びついてしまっています。

これは、記憶や情報が単純化され
「梅干し」は「酸っぱい」のように学習してしまいます。

自分が、嫌なことがあった場合には

同じことを避けようとする
メンタルな防衛反応が起こり

 「やっぱり…」
 「だから…」

などと単純に、パターン化させようとします。
そこまでの距離が短い人は、

 聞く耳を持たない
 思い込みが激しい
 単細胞
 押しつけがましい

などと表現されます。

 

【3】「相手の気持ちをわかった」と考えたいのはナゼか

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どのような場面でも、

人は自分が損することは嫌な気持ちがし、
自分の得になることは良い事だと感じます。

頭の中で考えられる質疑応答は
常に反語がある言葉で語られます。

 1.好き嫌い
 2.正義(本人のメリット)許せない
 3.損得
 4.正誤
 5.善悪

人は不安な時
何とかして答えを求めようとします。

自分の意識を投影し相手の気持ちをわかった、
と思いたがります。

・あの人はああいう人だから、こう考えたんだ
・こんな時には、普通はこう考えるはず、だからあの時、あの人はこう思ったのよ
・みんな、そうだよね
・こう思ったに違いない
・こう考えたはず

 

【4】共感と投影は違うもの

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(1)共感

人の話を聞いているとき、
頷くのは共感のサインです。

なるほど、うんうん、ふんふんと聞き

相手の情報を分析することは、
相手への理解に繋がります。

・すべての事柄に対する感情
・習慣
・価値感(その人にとっての優先順位、所属する集団の価値基準)
・その人の持って生まれた特性(個人の資質)

 

(2)投影

相手と自分の距離感が無くなり、
相手の思いや感覚を

自分は全部わかっていると
思い込んでしまうことがあります。

・赤ちゃんを抱く母親
・猫可愛がりするペット(擬人化)
・ストーカー
・親友(十代の頃)、ママ友

 

【まとめ】

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あやか
それでは、まとめましょう…。

事実と物事に対する解釈は
他人と共有することが可能です。

他人の「気持ち」は
事実と明らかにされたこと以外はわかりません。

しかし、

思考パターンは相手の話を聞くだけで
とても簡単にわかります。

他人の心が読みたいと思われたら
簡単にできますのでお試しください。

あやか
「【彩香】の「実践心理学」」次回もよろしくお願いしますっ!(^^)

 

 

たかはしみのる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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