【1】「フィーリングが合う」と感じる時は?
この人と
「フィーリングが合う」
「何だかいい感じ」
と感じる時、どんな時だと思いますか?
いくつか考えられますが、
・本や映画の感想が同じ
・出身地や出身校が同じ
・ものの考え方が似ている
・感じ方が似ている
などのように、
『共通点』
が見つかったときに「親近感」を覚えるものです。
人間は、他人と
・価値観
・考え方
が違う事に対して
『潜在的な不安や恐れ』
を抱きます。
「部下」から見た「上司」は、なおさらです。
上司と意見が違ったら、
・不機嫌にさせるのではないか。
・お説教されるのではないか。
そんな風に思ってしまいます。
【2】上手に部下との『共通点』を見つける方法
上司と部下の間で、
何らかの『共通点』
があって、その事で盛り上がると、
部下としては、それだけで
『安心感』
を得られます。
緊張感が解かれ、心を開くきっかけになるでしょう。
そのために、
・共通点を探す質問
を積極的に投げかけましょう。
最初から
・「考え」
・「価値観」
などの深い話をすると警戒されます。
趣味、好きな音楽、興味のあることなど
相手が話しやすいこと
を質問してみましょう。
何かひとつでも「共通点」が見つかると
それをきっかけに話が盛り上がることもあります。
例えば
同じスポーツを見るのが好きな場合
どんな選手の、どんなプレーが好きで
観ているときにどんな気分になるか
などなど
話すことは多くあるはずです。
そうすることで、
部下との間にラポールが築かれ
心の距離が縮まることになります。
そして、
部下の心には、あなたへの親しみもわくはずです。
【3】「受け止める」事が前提
このように
共通点を探す事はとても大切なことですが
共通点を探す質問ゲームのように
質問責め
にするのは避けましょう。
例えば
部下の趣味が「釣り」であれば
自分には興味がないことでも
慌てて他の共通点を探すのでなく
「へ~、僕は『釣り』は分からないけど、
釣れるのを待ってる時の気持ちって、
どんな感じなの?」
という風に
受け止めて質問する
姿勢が大切です。
そうして質問していく中で、
別の共通点が見つかることは、多いものです。
例えば、部下が、
「普段の雑多な事を忘れて、
頭を空っぽにすることができて、いいんですよ~。
課長は、そういう時ありますか?」
と、
興味を示してくれる相手に、
返報性の法則
で、興味を示したら
自分の話をする事が効果的です。
そうなれば、旅行でも、瞑想でも、読書でも
部下は、あなたの話に
興味を持って、聴く事になります。
グッと距離が近づいた
ことが、実感できる場面です。
【まとめ】
・「フィーリングが合う」と感じる時は
『共通点』が見つかったとき。
・上手に部下との『共通点』を見つけるには
共通点を探す質問を積極的にする。
・最初は、趣味、好きな音楽、興味など
相手が話しやすいことを質問する。
・ただし「質問責め」にするのは避け
興味の無いことでも、受け止める。
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ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】