【コーチング】歯切れよく『要約』する弊害もある

たかはしみのる

ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】

歯切れ良く『要約』を入れると

部下が悩みながら話すとき、

ああでもない、こうでもない・・・、と、
ゆっくり話す場合が多いですね。

上司であるあなたが、

 ~~~~~~~~~~~~~~~
 「つまり、簡単に言うと、
  ●●●●ということだよね?」
 ~~~~~~~~~~~~~~~

と歯切れ良く要約した場合を考えましょう。

「つまり」「簡単に言うと」という、
少々見下した言い方も入っていて、

相手は何だか、叱られているように感じてしまいます。

あなたは続けて、

 ~~~~~~~~~~~~~~~
 「そうだよね?」
 「だったら、〇〇〇〇すべだよね?」
 「そうだろ?」
 ~~~~~~~~~~~~~~~

と、クローズドクエスチョンをしてしまうかも知れません。

こうなると、完全に詰問になってしまって、
相手を追い詰めている可能性が高くなります。

すると、部下は心を閉ざして、
話しをストップしてしまう事も多いもの。

 

コーチングを活用しましょう

ここで、コーチングを活用して、
「聴く」+「質問する」をしてみましょう。

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 「ニュアンス伝わってくるけど、もう少ししっかり理解したいから、
  私でも解るように、3つくらいの要点に絞って話してみてくれる?」
 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 「うん、うん、う~ん、一言で言うと、どんな感じ?」
 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

という風に、相手に整理してもらうようにしましょう。

すると、相手は

 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 「気持ちを理解しようとしてくれている。」
 「寄り添ってくれている。」
 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

と感じて、考えて話を整理しようとします。

そうして話しているうちに、
話が整理されて良い方向に向かう事もありますし、

このことが、
部下が整理して考えるトレーニングにもなります。

つまり、

 ◆◆◆◆◆◆◆◆
 ・整理して考える
 ・端的に話す
 ◆◆◆◆◆◆◆◆

という力が部下に備わってきます。

★★★★★★★★★★★★★★★
あまりにも早急に、自分で要約しようとしないこと!
★★★★★★★★★★★★★★★

 

参考にして頂けたらと思います。

 

たかはしみのる
◆いつも、応援しています!!

 

 

 

 

たかはしみのる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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