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「嫌われる勇気」で有名な「アドラー心理学」の中で「リーダーシップ」に焦点を当てたコーナー
今回も、リーダーであるあなたに価値ある情報をシェアしていきたいと思っています!!(^^)
サポート役は、「管理職」になりたてで【貢献型】リーダーを目指す
「輝月のぞみ」さんに今回もお願いします。
のぞみ さん、宜しくお願いします!。
90年代中盤に、
「新自由主義思想」に基づいて、「成果主義」というものが導入されました。
しかし、現在、伸びている企業は、【共同体的要素】を大切にしており、
「成果主義の集団」とは、真逆の方向を歩んでいます。
今回は、
「共同体的要素」が強く提唱される理由について解説していきます。
「共同体的要素」のある企業とは?
Googleなどの今伸びている企業は、「共同体的要素」を非常に大切にしています。
縁や絆など「心のふるさとの感覚」を大切にしているということです。
共同体的要素の強い企業は、
「私(I)」
ではなく
「私たち(We)」
という感覚を社内で保つことで職場のチームワークを高めています。
「協調性のない」メンバーがいる会社
もし、あなたの会社で社内の仕事に積極的に取り組まず、
仕事を頼んでも自分には関係ないという
態度を示す社員がいるならば、
「私たち」という感覚を伝えてみましょう。
「あなたがこの仕事を行えば、社内のメンバー全員に貢献できるだろう。
ぜひ、役立っていただきたい。」
「会社はあなたの貢献を必要としている。」
「君の力がなければ、完成しないんだ!」
「この仕事は、(組織の中で)君のためにあるようなものだ。」
このような言葉を投げかけることで、
『私たち』
という感覚を、職場のメンバーに習得してもらうことができます。
「場の空間」の利用方法を間違えてはいけない
次に、「場の空間」の利用方法について触れたいと思います。
例えば、頑張ってほしいメンバーに、職場の全員の前で、
「あなたに頑張っていただきたい!」
と、大きな声で伝えてはいけません。
相手が受け取り方を間違えれば、
自分が頑張っていないことを、周りに告知されたと考えます。
自分の頑張りが認められないからこそ、
上司にこのようなこと言われるのだろうと
上司の意に反して、全く逆のことを受け取るのです。
それを避けるためには、
できるだけ自然に、
プラスの意味合いを丁寧に込めて思いを伝える必要があります。
例えば、階段ですれ違ったときやトイレですれ違ったときなど、
1対1で話すことを心がければ、
相手は、正しく情報を受け取ってくれるでしょう。
この点に関しては、年齢を問わず気をつけるべきことですので、
「場の空気」の利用の仕方を間違わないようにしましょう。
まとめ
(1)成果主義では、長期的運営ができない
(2)共同体的要素を強めれば、業績が伸びる
(3)「私(I)」ではなく「私たち(We)」を優先
(4)積極性のない社員は、「私たち(We)」の感覚をもってもらう
(5)伝える場を間違えないこと
それでは、また次回、よろしくお願いします。
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】