「嫌われる勇気」で有名な「アドラー心理学」の中で「リーダーシップ」に焦点を当てたコーナー
今回も、「リーダー」に最適なコンテンツをお送りします!
サポート役は、今回も、
「管理職」になりたてで、ワンランク上の【貢献型】リーダーを目指す
「輝月のぞみ」さんです!
のぞみ さん、宜しくお願いします!
会社の上司のかたで、「原因」を追求するあまり、
部下の教育が上手くいっていないかた、少なからずいると思います。
しかし、
「結果」から「原因」を考えているにも関わらず、
なぜ教育が上手くいかないのでしょうか。
今回は、その理由について解説していきます。
「原因論」は短絡的な思考
「論理的」な思考を持つためには、
「原因」と「結果」を考える必要があると様々な場所で聞いたことがあると思います。
そのため、「原因追求」を中心に考えてしまう事が、多くあります。
しかし、実は、この「原因論」というのは、
過去の情報に対して【責任転嫁】をするばかりで「問題の解決に至らない」ことがあります。
それでは、なぜ「原因論」が「責任転嫁」へと繋ってしまうのでしょうか。
会社での原因論が責任転嫁を発生させる過程
例えば、会社の売上が20% 下がったとします。
20%の売上が下がった原因は、
システムの開発部門が、サービスの価格を上げたことが考えられます。
「原因論」で考えれば、
サービスの価格を上げたシステム開発部門に
全責任があるように思われるかもしれません。
多くの人が、
「システム開発部門が改善すれば良い」と考えます。
しかし、そうすると、
「何の問題解決にもならない」可能性があるのです。
問題に深く焦点をあててみれば、
人事が効率良く動いておらず、人材不足なのかもしれません。
今までの単価が低くすぎてこれでは会社を存続できないという思いから
サービスの価格を上げたのかもしれません。
他にも、お客様が不足していることから、
単価を上げる必要性が出てきたのかもしれません。
アドラーの「目的論」を導入する
アドラーの考えに立つと、
どのような状況になったとしても、
すべての責任を、ある部門に負わせることはしません。
アドラーの考えでは、まず「現状把握」をし、そして、その中で、
「どうすれば、売上を上げられるか」
を考え始めます。
【目的論】
です。
これが、【優れたリーダー】が考え、次の行動に動き出す方向性です。
人手が余っているところがあるのであれば、
集客部門を手伝うように促し、
仕事のない新入社員がいるのであれば
システム部門の雑用を手伝うように促すかもしれません。
誰かのせいにするのではなくて
【どうすれば】
問題を解決できるのかに焦点を当てる必要があるのです。
それを考え行動できる人こそ、【素晴らしきリーダー】であり、
アドラーの大切にしている仕事に対する姿勢なのです。
その姿勢を見て部下は学び、仕事の姿勢を良くしていきます。
まとめ
・原因論では、部下が育たない。
・原因に焦点を当てると責任転嫁が発生。
・「何が原因か?」
より
「どうすれば良いか?」(目的論)
という思考が大切。
「何が原因か?」より「どうすれば良いか?」(目的論)が大切なのですね!
それでは、また次回、よろしくお願いします。
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ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】