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「嫌われる勇気」で有名な「アドラー心理学」の中で「リーダーシップ」に焦点を当てたコーナー
今回も、リーダーであるあなたに、パワーアップ情報をお伝えしていきますね!!(^^)
サポート役は、「管理職」になりたてで【貢献型】リーダーを目指す
「輝月のぞみ」さんに今回もお願いします。
のぞみ さん、宜しくお願いします!
会社という組織で働く以上、
失敗から学ぶことや自ら行動することは非常に大切です。
ここで、
部下に失敗から学ぶ姿勢を習得してもらうためには、
どのような伝え方をしたら良いのでしょうか。
今回は、アドラーが提唱する
「失敗から学ぶ姿勢を習得してもらう方法」と
「感謝による勇気づけの方法」をご紹介したいと思います。
「失敗から学ぶ」という姿勢が組織で求められる理由
会社という組織で働く以上、多くの人が口癖のように、
「失敗から学ぶ必要がある」と言います。
それは、なぜなのでしょうか?
なぜならば、物事が上手く行くときよりも、
失敗したときの方が、物事の多くを学べるからです。
つまり、失敗から学ぶ姿勢を失えば、
多くの学ぶ機会を、自ら手放すことになります。
だからこそ、失敗から学ぶ姿勢が必要なのです。
失敗によって得られる「社会人」としての2つの恩恵
もし、仕事で失敗してしまった場合、
失敗という結果だけに、焦点を当ててはいけません。
まず、失敗をしてしまったということは、
課題に対して自ら行動したことを表します。
自ら行動しない人は、失敗することがありません。
結果はどうであれ、
行動したことで得られる経験を、評価すべきでしょう。
「今日も、多くのことを学んだね。
行動しなければ、学べなかったことだよ」
このように伝えれば、
部下の行動を、素直に評価できるでしょう。
また、失敗することで、
勉強するための教材を仕事を通して得ることができます。
仕事のできる人ほど、多くの失敗をしていますので、
その事実について、部下に説明しておくべきでしょう。
部下を感謝で勇気づけるための方法
あなたは、部下に対して、
「感謝の言葉」をかけていますか?
部下:
「これが、準備した書類です。」
上司:
「いつも、期限を守ってくれてありがとう。」
仕事をしている以上、
期限を守り、正しく報告することは、当然のことでしょう。
当たり前のことでも、
「ありがとう。」と、感謝の言葉をかけることは、
非常に大切なのです。
普段から、
感謝の言葉が当然のごとく出てくる環境作りを
リーダーが率先して行うことで、
職場のメンバーの関係が、非常に良いものとなります。
最初は、気恥ずかしくても、
毎日、何度も行うことで、
感謝の言葉を述べることが、当然の感覚となりますので、
試していただきたいと思います。
まとめ
(1)会社という組織で働く以上、失敗から学ぶことが大切
(2)失敗は、自ら行動した証
(3)失敗は、勉強の教材
(4)感謝の言葉は、組織に良い影響を与える
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】