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「嫌われる勇気」で有名な「アドラー心理学」の中で「リーダーシップ」に焦点を当てたコーナー
今回も、リーダーであるあなたに、とっておき情報をシェアしていきます!
サポート役は、「管理職」になりたてで【貢献型】リーダーを目指す
「輝月のぞみ」さんに今回もお願いします。
のぞみ さん、宜しくお願いします!
一般的に会社の組織というのは、
業務経験の短い者と長い者が、共同で時間を共有することで、
大きな成果物があげられるようになっています。
そのため、経験年数に応じて接し方を変えなければいけませんが、
正しい対応方法をご存知でしょうか?
今回は、
経験の短いものと長いものに応じた、正しい対応方法についてご紹介していきます。
余計な口出しが、部下からの信頼を失う理由
経験年数の長短に関わらず共通して言えることがあります。
それは、
相手の気持ちを尊重せず、様々な指示を出してしまうと、
信頼を失ってしまうということです。
職場の上司という立場である以上、色々、言いたくなる気持ちは分かります。
しかし、必要以上の指示出しは、部下を信頼していない現れといえます。
この問題を解決するためには、
必要以上の指示出しはしないと覚悟を決めていただかなければいけません。
業務経験が短い新入社員へのアドバイス
経験年数の短い新入社員は、非常に繊細な部分があります。
このような社員への正しい接し方として、
共感的な姿勢を示した状態で軌道修正をしていただきたいと思います。
経験数の短いものに対する指導は、
「その考え方であれば、○○になるね。
それであれば、こっちの方が良いと思います。いかがですか?」
というように、選択肢を優しく教えるような感じで、
指導してあげると良いでしょう。
業務経験の長い技術力ある社員へのアドバイス
技術力ある業務経験の長い社員に接する場合は、
大きな目標を伝えたあとは、細かな提案をしないほうが良いでしょう。
細かく言い過ぎると、信用していないのではないかと、
思われてしまうからです。
絶対にしてはいけないのは、主観的な意見を述べることで
相手のやる気をなくしてしまうことです。
そのようなことを防ぐためには、
技術力の高い社員を信じて見守る勇気が大切です。
自分のやり方と相手のやり方が違うからといって自分の見解を述べるようなことは、
絶対にしないということを意識の中心に置いておきましょう。
あとは、部下本人の技量を、あなたがどこまで信じられるかに
かかっていると言えるでしょう。
まとめ
(1)必要以上の指示出しは、信頼を失ってしまう
(2)新入社員には、共感的な姿勢を徹底して示す
(3)新入社員には、相手の気持ちを理解しながら、軌道修正を行っていく
(4)経験豊富な社員には、大きな目標だけを伝えて、相手に任せる勇気を持つ
(5)主観的な意見で、相手のやる気をなくさないこと
特に、「自分のやり方が一番」と思ってしまうと、どうしても「主観的に言ってしまう」ってことありました。今後は、気をつけていこうと思います。
それでは、また次回、よろしくお願いします。
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】