アドラー流リーダーシップ:部下に「高い目標」を提示し『達成』に導く「5原則」

たかはしみのる

ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】

「嫌われる勇気」で有名な「アドラー心理学」の中で「リーダーシップ」に焦点を当てたコーナー

今回も、「リーダー」であるあなたのためのコンテンツをご用意しました。

サポート役は今回も、「管理職」になりたてで、
ワンランク上の【貢献型】リーダーを目指す「輝月のぞみ」さんです!

のぞみ さん、宜しくお願いします!

のぞみ
今回もよろしくお願いします。輝月のぞみです。勉強させて頂きます!
たかはしみのる
はい、お願いします。それでは、早速いきましょう…。

今回は、【目標達成】に導く「5原則」についてです。

仕事を進めていくためには、

 【目的】と【目標】

を明確にしておかなければなりません。

しかし、余りにも高すぎる目標は、
部下の行動力を下げてしまう可能性があります。

今回は、そんな「高い目標」を提示するときの、

 「達成に導く5原則

を解説します。

 

高い目標と部下の行動の関係

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たかはしみのる
まずは「机上の空論」パターンです。

仕事の「リーダー」は、部下に対して、

 【目的】と【目標】

を示す必要があります。

これは、限られた人数の中で最大の効果を出すために
必ずと言っていいほど必要な作業です。

しかし、「高い目標」を提示してしまうことで、
部下の心の中に「できない」という思いが出てきてしまうと、

上司の「提示」した目標は、「机上の空論」となってしまいます。

のぞみ
確かに、あまりにも遠くに「目標」があるって事に、なってしまいます。

 

困難を分解する発想を利用する

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たかはしみのる
キーワードは「分解」です。

アドラーの説く「勇気づけ」を行うためには、「高い目標」を設定する際に、
「困難を分解する発想」を提示することが必要になります。

具体的には、このように提示します。

 「山田さん、この課題を終わらしてほしいのですが、
  できそうでしょうか? これは、
  □の手順と、△の手順を、同時に行えば、
  すぐに終わらせることができます。」

このように説明されたら、難しい課題であったとしても、
部下は「やってみよう」という気持ちを持ちます。

このように、課題を分解することで、部下のやる気を上げながら、
自主的に動いてもらうことができます。

アドラーの「勇気づけ」とは、
部下が、次のステップへ移行しやすくする作業であり、

リーダーとして大切な行動なのです。

のぞみ
「細分化」される事により、「具体的」な行動がイメージできますものね。やってみます!!

 

目標を具体的に考えるための方法

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たかはしみのる
「目標」の具体化も必要です!

上司であるあなたが、部下に対して
「実現不可能な目標」を提示していないか確認するために、

下記に記載する方法を試してください。

これを利用すれば、【実現可能な目標】を提示することができます。

グ…具体的
タ…達成可能
イ…意欲的
テ…定量的
キ…期限付き

上記に当てはまるように指示してみてください。
例えば、意欲的であれば、

 「指示は、意欲的になれる言葉づかいか?」

というように自分に質問します。
すべてに、はいと答えられると、

 「実現可能な目標の提示」

が、できます。

のぞみ
こちらも、メモしておきます(#^_^#)

 

やる気に溢れた状態にする

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たかはしみのる
大切なのは「ヤル気」ですね!

アドラーは、

 「高い目標を設定すること」

をいけないことだとは言っていません。

「高い目標」を提示する場合は、
提示の仕方を工夫する必要があると言っているのです。

「勇気づけ」を正しく理解すれば、
個人から集団までやる気に満ち溢れた状態にできます。

のぞみ
よ~しっ、私も頑張ってみます~~(^o^)

 

まとめ

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たかはしみのる
それでは、まとめましょう!

・仕事には、目的と目標が必要。
・高すぎる目標は、部下をダメにする。
・目標の提示には、困難を分解する発想が必要。
・具体的な目標を出すための質問項目
  グ…具体的
  タ…達成可能
  イ…意欲的
  テ…定量的
  キ…期限付き
・リーダーとは、部下が次のステップに移行しやすくする人。

のぞみ
ありがとうございました。今回も、マルっと理解しました!
「分解」と「具体化」、そして、やっぱり「勇気づけ」で「ヤル気」を維持することが大切なんですね。現場で活用してみます!
それでは、また次回、よろしくお願いします。

 

 

 

 

たかはしみのる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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