【1】完璧主義者の行動は?
完璧主義者は、
「先を見通して、
ゴールまで全ての準備が整わないと
行動しない」
と考えてしまう事が多いものです。
しかし
ほんとうに全てを見通せる事は稀です。
常に「完璧」を求めていると、
結局は、何も行動できないものなのです。
例えば
車で東京から大阪に旅行に行くとします。
計画を立てて、荷物を作り
それを車に乗せて出発しますね。
その時に
「東京-大阪間の信号が、
全て『青』になったら出発する」
と考える人は、いません。
ところが、完璧主義者は
得てして、この思考をしてしまうのです。
全てに「ゴーサイン」が出ないと
最初の行動に移せない
先に起こること全てを見通せないと
「やります」と言えないのです。
あなたは、いかがですか?
【2】『できる人』は、まず「やる」と決める
本当にできる人は、
まず「やる」と決める
から始めます。
そして、アクセルを踏んで次の信号まで進みます。
赤信号で停止する事もありますが
また青になったら進めばいいのです。
この繰り返で進んで行けば
目的地が近づいてくるのです。
物事は、全てこれと同じです。
整った道を、全く障害物も無く進める事は
まずありません。
立ち止まりながらでも
少しずつゴールに向けて進むから
最終的な目的地に到達
できます。
【3】「やる」と決めた部下を認め、応援する
部下に対しても、
完璧を求めない
ようにしましょう。
最初から仕事を完璧にこなせる人はいません。
そもそも
上司の完璧と部下の完璧には、違いがあります。
上司の価値観で完璧を求めていると
部下は息苦しくなって
先に進む意欲さえ減ってしまう
ことがあります。
最初は、多少の失敗はあっても
それは部下が「やる」と決めて行動した証拠です。
まずは、
その「行動」を認める
ようにしましょう。
そして、あなたが「赤信号」になって
行動を「改善」して進めるように
一緒に考えていきましょう。
すると、部下は、
そうしたフィードバックを受けて
納得できるゴールに向けて
進んでいくことができる
ものです。
【4】部下が「完璧主義」が過ぎる場合
また
「完璧なポテンシャルがないと、
仕事ができない」
と考える部下もいるでしょう。
しかし
最初から完璧な力を持っている人は存在しません。
むしろ、そのような考えは、結局は行動できずに
「自身の可能性を閉ざしてしまう」
場合が多いものです。
この事を部下に伝えましょう。
何事も
一度のチャレンジで全て
達成できることはありません。
改善を繰り返して
違ったアプローチを見つけて
求めるレベルに近づくことが
何より大切なのです。
そして
その過程で得られる成長
こそが、個々人の大きな「財産」になるのです。
完璧を求めて立ち止まっている部下には、まず
「行動」
を促していきましょう。
【まとめ】
・完璧主義者は、
ゴールまで全ての準備が整わないと行動しない。
・本当にできる人は、まず「やる」と決める。
・部下に完璧を求めず「行動」させましょう。
・完璧を求めて立ち止まっている部下には
まず「行動」を促しましょう。
いつも、応援しています!
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ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】