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「嫌われる勇気」で有名な「アドラー心理学」の中で「リーダーシップ」に焦点を当てたコーナー
今回も、「リーダー」のあなたに最適なコンテンツをシェアしていきますね(^^)
サポート役は、
「管理職」になりたてで、ワンランク上のリーダーを目指す
「輝月のぞみ」さんです!
のぞみ さん、宜しくお願いします!
今回は、「待って!。部下教育で絶対にしてはいけない「3つの行動」」というお話です。
以前のお話で、
アドラーが理想としているリーダー像は、
「勇気づけ」ができる人だと説明しました。
そのため、
部下教育は、「叱らなければ問題ない」と考える方もいるでしょう。
しかし、実は、叱る以外にも行ってはいけないことがあります。
今回は、その3つについて具体的に解説していきたいと思います。
部下指導の際、過去の失敗前例を持ち出す
部下が失敗してしまったとき、改善してほしいことだけを伝えず、
過去の前例まで持ち出して、包囲網的に、指導していないでしょうか。
部下が間違ったことをしたのであれば、
間違ったことだけを、改善できるように「勇気づけ」できれば良いのです。
必要以上に、過去の失敗の話を持ち出して、教育すべきではありません。
上司が部下に対して、周囲と比較する言い方をしない
部下に対して、「周囲と比較する」ような言い方をしてはいけません。
比較するような言い方をしてしまうと、相手の心の中には、劣等感しか残りません。
「○○さんは、できているのに、君は、全くできていない。」
このようなことを言われたら、
誰しもが成長する意欲をなくしてしまうでしょう。
比較するというのは、相手の成長する意思を、奪う行動です。
職場全員の前で、反省点を口に出してはいけない
部下に反省させたいからといって、
職場の全員がいる前で、部下の反省点を口に出してはいけません。
反省するための時間を設けて、自主的に反省点を述べさせるというのであれば、
その時間は、有効な時間となるでしょう。
しかし、職場で突然、部下の名前を名指しして、
「○○さん、全然、○○ができていないじゃないか。
この前も言ったじゃないか。」
というようなことを言ってはいけません。
やはり、自分の欠点というのは、できるだけ周囲の人に知られたくないものです。
部下教育というのは、部下に対して恥をかかせてはいけないのです。
年下かもしれませんが、部下にも人間の心があります。
指導教育したくなった際は、少しすれ違った際にでも、
「勇気づけ」を利用しながら、自主的に改善するように、促してみてください。
「○○さんの、○○本当に助かりました。
しかし、あの行動で、○○する可能性があるので、
報告も一緒にすれば、今よりも、もっと完璧な仕事ができるよ。
一緒に成長していきましょう。」
このように話せば、自ら間違いを認め、自分から改善するようになるでしょう。
まとめ
(1)指導で、過去の前例を持ち出さない。
(2)職場で、他者と比較する言い方をしない。
(3)職場全員の前で、名指し指導をしない。
(★)部下の失敗に対して、配慮を忘れないこと!
私も部下に接する時に気をつけなければいけない事が多かったです。気づき、学びを、ありがとうございました。
それでは、また次回、よろしくお願いします。
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】