【彩香】の「実践心理学」、今回は「ひと夏の恋と…」というテーマです。
【可愛 あやか】さん、宜しくお願いします!。
心理と自己イメージ
今回は、「「ひと夏の恋」と「やり逃げ」の違い」についてです…。
ある夏の日の思い出でも、記憶の背景によって
コロッと印象が変わることがあります。
今回は
「ひと夏の恋」と「やり逃げ」を語る人の
心理と自己イメージと意識の背景をご説明させて頂きます。
1・「ひと夏の恋」と「やり逃げ」の違い
ひと時のパッション、ひと夏の恋、
灼熱の情熱などと表現されることがあります。
この永遠のロマンテックなテーマは
神話や昔話、映画やドラマ、小説などにも好まれます。
同じ事柄でも「やり逃げ」され損した、
と語る人もいます。
両者とも同じ事柄ですが、解釈の違いで
印象が全く異なります。
この違いは自分がどう感じるかだけですが、
基本的に相手に何を求めているのかで見え方が全く変わります。
・ひと夏の恋=主体は自分=求められる自分=選ばれた自分
・やり逃げ=主体は相手=奪われた自分の○○=ヤッテあげたのにちっとも~ない
2・「自分」を他人の言葉で語る人
人はいつも自分と対話をしています。
これは頭の中でこうだろう、あの時はこうだった、
あの人がこう喋ったなど、
延々と考えるともなく浮かんでは消えていきます。
一般的に、普通の会話をしているとき
「わたしなら~」
「わたしはこう思う」
と自分の感想や感情を語り出す人がいます。
自分の感情と感想が、自分の意見だと思い込んでいる人に
有りがちですが、それがその人の世界観なのです。
彼らは他人の言葉で自分を語り、そこに自分の感想が
加わる為、全く客観性を失ってしまいます。
自己満足と自己中心的と自己顕示欲や優越感など、
自分に関する感情と感覚だけの意識になり
何もわからなくなってしまいます。
・彼に、初めて感じる気持ちがすると言われた「わたし」、だから・・・
・いろんな経験があるが、こんな気持ちは初めてだと告げられた「わたし」
・自分を信じてくれた人に答えたい「わたし」
3・相手に共感を求める心理メカニズム
1.絶対に変化しない事実
2.知識と理解の度合いによって変化する解釈
3.個人の感覚と感情
物事は客観的だと言われる人は、1と2がメインで
多くの人と情報を共有することが可能です。
見方が変われば意見が変わると理解できるので、
水掛け論のケンカになることはありません。
3の感情と感覚だけが根拠になると共有する情報が無いので、
他人に自分の気持ちを言語化してもらい、
相手と自分の情報が同じかどうか確認したい欲求が
強くなります。
これが
「この気持ちをわかって欲しいだけなのに」
と言う意味です。
まとめ
今回は、ひと夏の恋とやり逃げをサンプルにし、
自我関与と承認欲求を語らせて頂きました。
どちらも自己の納得でしかありませんが、
常日頃の意識が解釈の違いに出てしまいます。
そして、一番のポイントは時間がそこで
止まってしまうことです。面白いですね。
この情報があなたのお役に立てれば幸いです。
深い話でした…。
「【彩香】の「実践心理学」」次回もよろしくお願いします!。
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】