【アドラー心理学】[名言]『自己決定性』の言葉3選(個人心理学・自己決定論・自己啓発)

たかはしみのる

ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】

こんにちは。

笑顔で感謝!✨ みのるコーチです。

今回も、ご覧いただき、ありがとうございます。

今回は

テーマ
アドラーの名言
『自己決定性』の言葉3選

というテーマでお送りします。

あなたの幸せのお役に立てるよう
頑張っております。 

ご覧いただけたらと思います。

【1】自己決定性とは

人間は

「遺伝」「環境」「過去の出来事」

などを持って生きています。 

そして、その後の行動を
2つに分けて考えてみましょう。

1つが 建設的対応、好ましい行動
もう1つが 非建設的対応、
こちらは好ましくない行動

です。

時として、人は今後の行動や人生を

「遺伝」「環境」「過去の出来事」の
せいにしてしまう場合があります。

例を見てみましょう…

①親に愛された家庭で育ったから
 ⇒愛のある家庭を作れるが

②親に虐待された私は
 ⇒どうしても…虐待してしまう

というような考えです。

しかし、アドラー心理学では
このような考えを否定します。

「そうじゃないよ」…と…

そこで登場するのが『自己決定性』です。

「遺伝や環境などを受け止めて
 そして自分で行動は選べる。」

という考え方です。

虐待を受けていた人でも

自分が家庭を持つ時には
愛のある素敵な家庭を築こうと
努力する人も多くいます。

そうなんです。
「選べる」んですね。

この考えは

「 soft determinism 」

とも呼ばれます。

直訳すると『柔らか決定論』ですね。

クッションのように、受け止めて
『自ら選べる』っていう意味。

これ 覚えておいて下さいね。

【2】アドラーの言葉①

アドラー
遺伝や育った環境は
単なる「材料」でしかない。

その材料を使って
住みにくい家を建てるか
住みやすい家を建てるかは
あなた自身が決めればいい。

~アルフレッド・アドラー~

この言葉の中でアドラーは

遺伝や生育環境を
「家の建築材料」に例えました。

同じ材料を使ったからと言って
同じ家が建つわけではありません。

同じように

同じ「遺伝」や「環境」で育っても
同じ人生になるとは限りませんね。

遺伝や環境の影響で
その人間の全てが決まるという発想は

「所有の心理学」

と呼ばれます。

しかし、アドラー心理学では
その影響は「限定的」と考えます。

持って生まれた物や与えられた環境を

「自ら使って」
人生を形づくっていくと考えます。

これを

『使用の心理学』

といいます。

そうなのです。

持って生まれたものを どう使うかを
『決めるのは自分自身』なのです。

あなたの これからの人生は

あなたが「材料」を使って自分で建てる
『あなたが決めた家』なのです。

どんな家(人生)にしましょうか?

【2】アドラーの言葉②

アドラー
人生が困難なのではない。
あなたが人生を困難にしているのだ。

人生は、きわめてシンプルである。

~アルフレッド・アドラー~

アドラー心理学では
「人生はシンプルである」と考えます。
 
「人生が複雑で困難なものに見えるのは
自分自身で複雑に考ええているだけ。」

という考え方です。

アドラーは、こんな風に例えました。

高さが 1.5 メートルしかない入口を
通り抜けようとするとき。

行動は2つです。

❶まっすぐ進む。
❷背中を曲げる。

❶をすると、入口にぶつかります。 

人生が辛く、苦しく
困難に溢れていると考える人は

これをしてしまいます。

まっすぐ進んで頭をぶつけて
「低い入口が原因だ!」と言います。

これ
とってもナンセンスな事ですよね。

「入口」を通り抜けるという『目的』のため
ヒョイっと背中を曲げれば良いのですから。

自分の人生を決めているのは
「自分の考え方」です。

「考え方」次第で
「人生はシンプル」になるのです。

「困難」と思うことも

乗り越えるための工夫をして
『勇気』をもって進んでみましょう。

人生は、きわめてシンプル。

なのですから…。

【2】アドラーの言葉③

アドラー
人間は自分の人生を描く画家である。

あなたを作ったのはあなた。
これからの人生を決めるのもあなた。

~アルフレッド・アドラー~

ともすると

人生は「環境」や「遺伝」で
決まってしまうと思われがちです。

生まれ育った地域、入社した会社、遺伝、
生育環境、多くの事に影響されます。

しかし、人生を作っているのは
自分がくだした『決断』です。

そして、その決断は

「自分」が「自分」の意思で
「自分」の責任の元にくだしてきたものです。

そう考えると
「人間は自分の人生を描く画家である」という

アドラーのこの言葉に
勇気づけられた気持ちになれます。

自分の行動も、自分の考えも
全て自分で決めてきた。

そんな自分は、自分にしか描けない
『唯一無二の存在』なんだと思えますね。

「自分らしい絵を描きましょう。」

【自己決定性まとめ】

✅アドラー心理学では
 過去と 今後の行動が直結している
 という考えを否定します。
  ||
 『自己決定性』という考え。

✅自己決定性(自己決定論)は

 「遺伝・環境・過去の出来事は受け止め
  今後の行動は自分で選べる。」

 という考えかた。

 

たかはしみのる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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