アドラー流リーダーシップ:リーダーの提案・発言・行動は、こんなに組織の『刺激』になる!

たかはしみのる

ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】

「嫌われる勇気」で有名な「アドラー心理学」の中で「リーダーシップ」に焦点を当てたコーナー

今回も、リーダーであるあなたに、パワーアップできる情報をシェアして行きますね!!

サポート役は、「管理職」になりたてで

【貢献型】リーダーを目指す「輝月のぞみ」さんに今回もお願いします。

のぞみ さん、宜しくお願いします!。

のぞみ
今回も勉強させて頂きます!! どうぞよろしくお願いします。
たかはしみのる
はい、よろしくお願いします。早速、はじめましょうねっ!

とある企業で、上司が部下に対してこのような【提案】をしました。

 ・日頃と違うチーム編成を行う。
 ・会社での仕事とは別に地域別に調査・提案を行う。
 ・1泊2日の研修で、どのような情報収集を行ったのか発表する。

その結果、どのようなことがチーム内で起きたでしょうか。

 

部下は上司の『シナリオ』通りに動いた

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そもそも、この「提案」には、大きな「目的」がありました。

今まで「全国規模」で行われていた、「広告代理店」業務を、
地域別の代理店制度に移動させるために実施された、

上司からの提案だったのです。

例えば、

関東地方を担当する人が、関東地方に関する報告をしたところで、
今までの経験から得られた知識以上の報告はしないでしょう。

しかし、

担当する地域ではないメンバーをその地域に入れることで、
担当するメンバーに、新たな視点を発見させる機会を与えたのです。

 

「くすぶる部下」を確実に教育し『優秀』な社員へと育てる方法

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当初、上記の提案は、「情報収集」をすることが目的でしたが、
発表の場で、上司がその提案を褒め、実現可能であると「勇気づけ」たため、

地域別の代理店制度に本当に移行することができました。

これは、上司による「仕事への意欲」と「素晴らしい発想」が、
部下たちを「やる気」にさせたと言って過言ではないでしょう。

何か行動してみたいけれど、
何をして良いか分からないという部下に対して

 「ゴールを示す」

ことで、行動を奮い立たせたということです。

くすぶる部下は、「目標」がないとくすぶってしまいます。

そのため、上司は目標を提示すれば、
それが「刺激」になり、部下は行動できますので、

信頼し、仕事を任せておけば大丈夫なのです。

 

組織の存続も、リーダーの『発言』『行動』にゆだねられている

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例えば、会社で辞めたいという人が出てきてしまったとします。

多くの上司は、

「この恩知らずが、なんてこと言うのだ。」

と、言い出すのかもしれません。

しかし、アドラーの提唱している「勇気づけ」を理解した上司は、
このような行動に出ません。

辞める部下のために、「待遇面」を最大限考慮し、
自分の時間を削ってでも、部下のために時間をつかいます。

「待遇面」について改善があるならば、
その都度、どのような変化があるのか時間を見つけて伝えていきます。

すると、やめることを伝えていた部下が
「辞めずに会社に残る」と言い始める場合もあります。

この場合、

組織のリーダーの発言や行動が
部下の心を「勇気づけ」、感動させたことは言うまでもありません。

もし、感情にまかせて、言いたいことを発していたら、
目の前に部下はいなかったでしょう。

 

まとめ

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たかはしみのる
それでは、まとめです!

(1)リーダーの提案が部下の刺激になる事がある
(2)教育よりも、くすぶる部下に目標を与える
(3)くすぶる部下を「勇気づけ」れば、組織全体が動き始める
(4)組織の行方は、リーダーの【発言】【行動】にゆだねられている

のぞみ
ありがとうございました。
リーダーとしての【提案】【発言】【行動】これが必要なのですね。実践して行こうと思います。
それでは、また次回、よろしくお願いします。

 

 

 

たかはしみのる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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