「嫌われる勇気」で有名な「アドラー心理学」の中で「リーダーシップ」に焦点を当てたコーナー
今回も、リーダーであるあなたに、パワーアップする情報をお送りしていきますね!!(^^)
サポート役は、「管理職」になりたてで【貢献型】リーダーを目指す
「輝月のぞみ」さんに今回もお願いします。
のぞみ さん、宜しくお願いします!。
効果的な説得方法ということで、
(前編)に続く(後編)の情報をシェアしていきたいと思います。
今回、焦点を当てるのは、
・五感
・鍵となる言葉
・依頼口調
の3つです。
それでは、お伝えしていきます。
五感を利用して説得する
部下を説得したいのであれば、感情に訴えることから始めましょう。
人が何かしらの行動をする場合、2つの要因から動きます。
1つは
「理屈」
で、もう1つは、
「感情」
です。
これらの要因があって、初めて行動につながります。
「理」・「感」・「行」の三位一体が成立すると、
人は行動するということです。
仕事を依頼するときも同じです。
「○○さん、この仕事をお願いします。」
というだけでは、自ら行動してくれません。
ここで、感性に訴える必要があるのです。
「○○さんがやってくれた仕事は、
□□上司の会議で非常に約立つそうで、
○○さんの頑張りに、いつも期待しているそうだよ。」
自分の仕事が、
具体的に役に立つイメージを描いてもらうことができれば
相手もその気になるものです。
鍵となる言葉を利用する
人間の脳に関する話になりますが、
人間の記憶というものは、
全体的なことよりも特定のキーワードを中心としたほうが、
記憶に残りやすいという特徴があります。
そのため、話の途中で行った、
具体的なマーケティング理論や独自の自己啓発方法など、
特定のことに関する記憶が残り、
全体的なことに関しては、あまり記憶に残りません。
この原理を上手く利用できれば、
相手を説得できる確率が高くなります。
命令口調ではなく、依頼口調を利用する
人間というのは、
「あれをやってくれ。」
「これをやってくれ。」
と、上から命令されると従うのがイヤになる事があります。
しかし、上司や経営者層の多くは、
部下が抱いている感情に気づくことがありません。
自分は上司であり、上の立場の人間なのだから
命令口調であることは、当然のことだと思っています。
そのような態度で接していると、
部下が行動しようと思っていてもどうしても反感を抱くものです。
そのため、
命令口調を依頼口調に置き換えるのです。
「〇〇してくれると、助かる。」
「〇〇してくれないかな。」
このような表現をされると、相手も快く引き受けてくれるでしょう。
まとめ
(1)感情に訴えることで、行動のきっかけを与える
(2)鍵となる言葉を利用して、相手の記憶に残す
(3)命令口調ではなく、依頼口調を利用する
それでは、また次回、よろしくお願いします。
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】