【心理学】ホンネが『間違い』に出る?無意識のチカラ(フロイトの精神分析)【コミュニケーション心理学】

たかはしみのる

ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】

こんにちは。

笑顔で感謝!✨ みのるコーチです。

今回も、ご覧いただき、
ありがとうございます。

あなたは、

言い間違い、聞き間違い、
ど忘れなど

ちょっとした間違いは
多いほうですか?

どんなかたも、
多少はあるものですね…。

私も、ジツは、
間違いが多いほうなんです…。

そして今回は、
この簡単な間違いの中に

ホンネが隠されているかも…
というお話です。

これ、あの超有名が
フロイトさんが定義した

✅「錯誤行為」

というものなんです。

例えば、司会者が

開会を宣言する場面で

「これより閉会します。」

と言ってしまう場合、

これは無意識の仕業で
早く終わらせたいホンネが

出てしまっているのかも
…知れませんね。

このあたりの解説と、
注意点などもお伝えします。

【この記事を読むと】

✅フロイトが定義した
 「錯誤行為」が分かる

✅他者・自分のホンネ
 理解することができる

コミュニケーション
 改善で幸せになれる

【1】間違いはホンネ?

まずは、錯誤行為について

錯誤行為
ジークムント・フロイトが提唱

✅言い間違い・聞き間違い・ど忘れ
 などのミスのこと。
 
無意識から発せられるもの。

私達は普段の行動を意識して
行っていると思いがちです。 

しかし フロイトはこう言います。

人は「無意識」に支配されている。

つまり、無意識に行動している事が
大多数を占めているという考えなのです。

ですので、意識して行動できている部分は
氷山の一角ということになります。

さて、今回の錯誤行為について考えましょう。

私達は、言い間違いなどのミスをしたとき、
こう考えます。

疲れているから、他のことに
注意が向いていたから…。

そう考えて片付けがちですが、
フロイトは違うことを考えました。

人間を支配している「無意識」の
ホンネが出てきたものだ。

というのです。 

無意識の中のホンネを隠そうと
行動している時を考えます。
 
この時に、無意識の葛藤が耐えきれず、
ホンネが「ポンッ」と出てしまうのです。

え~、そんなに「無意識」って
強力なんですか~?

…という声も聞こえてきそうですね。

そうなんです。強力です。
「無意識」には抗えません…。

Point
錯誤行為とは、
 言い間違い・聞き間違い・
 ど忘れなどのミスのこと。

無意識から発せられるもので
 つい出てしまったホンネ。

次のコーナーで、具体例を見ていきましょう。

 

【2】具体例

①旦那さんの帰宅時に…

旦那さんが帰宅した時に、
奥さんが「おかえりなさい」という場面です。

奥さんが間違えて
「いってらっしゃい」と言ってしまった。

▶これは「帰ってこなければいいのに」
 いう本心の表れ…かも知れませんね。

②メールにて…

一緒に仕事をする事になった別会社の
担当者さんに宛てたメールの冒頭で…。
  
「お世話になります。」と書くところ
「お世話になりません。」と書いてしまった。

送信する前に気づき、慌てて修正…。

▶これは、会った時の印象が悪く、
 一緒に仕事したくないという本心の表れ…かも…。

③部長との会話にて…

山田部長に対して…、
間違えて呼び捨てしてしまう… 

「山田は、どう なさいますか?」

▶内心、山田部長を低く見ている
 本心の表れ…かも…。

④聞き間違いの例…

カップルで一緒にパソコン操作していた時の会話。 

彼女「上書きしちゃったの?」

彼氏「浮気?してないよ!何で?」

この彼氏は浮気している可能性が…?
 浮気を隠したい意識のあまり、
 似た言葉を聞き間違いしてしまったのかも…。

⑤ど忘れの例…

デートの約束をしていた事を、
うっかり忘れてしまった場合。

会いたくないという本心が、
 予定を忘れさせているのかも…。

以上、5つの具体例を見てきました…。
ドキッとした事もあるかも知れませんね。

【3】注意点

間違いが全て、
ホンネという訳ではありません。

可能性の話として、受け取りましょう。

そして、他の人や自分のホンネが見えた
場合に、より良いコミュニケーションを
していく上での参考程度に考えましょう。

ここでは他者や自分のホンネが見えた時の
注意点を簡単に3つお伝えしておきますね。

他者や自分のホンネが見えた時
❶慌てない
❷人を攻撃しない
❸自分のできる改善を

つい出てしまったホンネで慌てないよう、
そして人を攻撃せず、自分にできる改善をする。 

無理をする必要はありません。

【4】まずやる事

①ミスを考えてみる

・最近の言い間違いなどのミスから
 自身の無意識のホンネ
 考えてみましょう…。

※今回は、あまり難しく考えず、
 マメ知識程度で受け取って頂けて大丈夫です…。

【まとめ】

●言い間違いの心理

【1】間違いはホンネ?

✅錯誤行為とは、
 言い間違い・聞き間違い・
 ど忘れなどのミスのこと。

✅無意識から発せられるもので
 つい出てしまったホンネ。

【2】具体例 

①旦那さんの帰宅時に…

旦那さんが帰宅した時に、
奥さんが「いってらっしゃい」
と言ってしまった。

▶「帰ってこなければいいのに」
 という本心の表れ…かも。

②メールにて…

「お世話になります。」のところ
「お世話になりません。」
と送りそうになった。

▶一緒に仕事したくないという
 本心の表れ…かも…。

③部長との会話にて…

「山田は、どう なさいますか?」
と間違えて呼び捨てしてしまった。

▶内心、山田部長を低く見ている
 本心の表れ…かも…。

④聞き間違いの例…

彼女「上書きしちゃったの?」
彼氏「浮気?してないよ!何で?」

▶浮気を隠したい意識のあまり、
 似た言葉を聞き間違いして
 しまったのかも…。

⑤ど忘れの例…

デートの約束をしていた事を、
うっかり忘れてしまった。

▶会いたくないという本心が、
 忘れさせているのかも…。

【3】注意点

✅全てがホンネとは限らない。

✅良いコミュニケーションの
 のための参考に考えよう。

●他者や自分のホンネが見えた時

 ❶慌てない
 ❷人を攻撃しない
 ❸自分のできる改善を

【4】まずやる事

①ミスを考えてみる

✅最近の言い間違いなどのミスから
 自身の無意識のホンネを
 考えてみよう。

 

たかはしみのる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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