自己効力感で成果を上げる
ビジネスの世界では
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・目標設定が上手くできるかどうか
・ヤル気が起こるかどうか
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この2つには大きな関係があります。
これを説明する考えに
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「自己効力感」
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という概念があります。この自己効力感とは、
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「自分が目論んだとおりに現実に進められたという感覚」
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のことですが、
カナダ人心理学者アルバート・バンデューラによると、
「具体的で身近な目標を立てた方が、
遠大な目標を立てるより自己効力感が高まるため、
目標達成率が高まる」
といいます。
目標を分割して自己効力感を高める
ビジネスの世界で応用されている例をみてみましょう。
長期のプロジェクトでも、期間を分割し、担当を分割し、
目標をより具体化することで、
(1)計画
↓
(2)実行
↓
(3)結果(確認)
↓
※(1)へ
を進めやすくなります。
これは、
具体的な目標通りに進んでいる事を実感しながら、
長期の目標に向かっていけるからです。
このように、大きな目標を達成するためには、
小さな目標に分割して、達成しながら進めて行くほうが、
ヤル気を維持できることになります。
「自我関与的」か「課題関与的」か
次に、目標を達成する動機を考えると、
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・自我関与的
・課題関与的
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という区別が用いられます。簡単に言うと、
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・自我関与的:他者に認められたいからチャレンジする
・課題関与的:課題自体が興味深いからチャレンジする
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ということですが、心理学では一般的に
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「課題関与的」動機づけが望ましい
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とされます。
長期的な目標には「課題関与的」が「◎」
本来の人間の持つ本質に
「他者に認められたい」というものもあります。
そういう意味では、どちらも大切な事も確かです。
ただ、
課題が長期に及べば及ぶほど、
他者からの承認を動機付けにするのは難しく
なってくるもの。
どんな仕事でも成果を上げて評価されるのは、
動機付けにはなりますが、
その仕事そのものに興味が持てなければ、
長続きさせるのは、なかなか難しいものです。
そう考えてみると、
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「課題関与的」目的意識
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を持っている人のほうが、
着実に成果を上げることができる事になります。
まとめ
◆成果を出すには
★目標を具体化する
★興味を持てる課題設定をする
(課題の興味を持てる側面を意識する)
★いつも、応援しています!
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】