【彩香】の「実践心理学」、面白い視点で語られているのでいつも楽しみにしています。今回も楽しみです。
それでは、【可愛 あやか】さん、よろしくしくお願いします。
今回のテーマは、「「感情の大爆発」の前に!知って「オトク」な【感情処理法】とは…?」です…。
それでは、早速、はじめましょう…。
わかって欲しい!!
「なんでこの気持ちをわかってくれないの?」と感情の大爆発。
我を忘れると、取り返しのつかないことを
口にしてしまい、
大切な人間関係が壊れることもあります。
後悔する前に知っておくとトクな、
「感情の処理方法」をご紹介します。
1・好きと嫌いと感情の乱れ
人間は好きな人に、自分と同じであることを要求します。
つまり自分と同じだと相手を好きだと感じます。
人が恋したり、興味を持つと
「自分とのあらゆる共通点」を探し出します。
共通点が多くなると、自分との「境目」が無くなり、
なぜ好きなのかを明確に説明することができません。
好きな人を「ナントナク好き」と表現するのは、
このためです。
嫌な人や嫌いな人とは、「自分とは違う」の
一言で終わり。
恋の初めには「同じ点」を探し出し、
恋の終わりには、「自分との差異」を探し出します。
本当に嫌いになると、考えることすら拒否し、
「何となく嫌だから」と逃げてしまします。
この場合コンタクトも取らず、
話し合うことすら不可能となります。
2・「なんでどうして・・・」の後に続く言葉が危険
前章でお話させて頂いたように、
好きな人には「自分と同じであるはず」
という「同視」と「依存」の感覚が働いてしまいます。
自分と同じはず、自分の意見に反対するわけがない、
自分と同じキモチであるはず。
そこで「自分に反論される」、
もしくは「拒否される」とは想像もしていません。
そうなると自分が「拒否」されたことに対して、
当然「大きな怒り」がわきます。
「同視」とは相手の存在と自分の存在が
「同化」してしまうこと。
・ナンデわかってくれないの?!
・わかってくれるはずでしょう!
・好きだったら、なんでも言うことを聞いてくれるはず
・自分の言うことに反対するなんて、わたしのことなんか嫌いなんだ!
なんでどうして…が脳裏に浮かぶとどうしても、
納得しやすい理由を探そうとします。
一番簡単なのは、
「憎んでいるから」、
「嫌われた」、
「報復された」、
「仕返しだ」
などです。
相手は単純に「イヤ」、もしくは「興味がない」だけですが、
大きく反応されて驚きます。
これが幾度か繰り返されると、確実に嫌われます。
口が滑るのは「こんなとき」です。
3・感情コントロール法
「感情のコントロール」は、
練習さえ積めばとても簡単にできます。
まず、嫌な感情は喉からお腹のあたりに落ち、
ガッと燃えるように熱い塊になって感じられます。
これは自律神経の交感神経系の働きによるものです。
のどのあたりがぐっと詰まるような気持ちがしたら、
額のあたりに意識を集中させてください。
額のあたりが難しければ、
顎を引き、息を深く吸い込んでください。
必ず意識は額のあたりに行きますから、
癇癪は収まります。
・自分が相手の意思をコントロールしようとしていること。
・相手にも違う意見があること。
・怒りは単純な神経の反射だ。
の3つの点を思い出してください。
いきなりは難しいかもしれません。
が、顎を引いて深く息を吸うだけで
感情のコントロールは可能です。
まとめ
「怒り」は大切な人間関係を破壊します。
口が滑ったと後悔する前に
感情のコントロールをしてみましょう。
怒らせた方は水に流して
などと好き勝手に言えますが、
言われた方は忘れることはありません。
今回は、
自分が抑えられないような感情の変化には
とても簡単な感情コントロール方法が存在すること
をご紹介させて頂きました。
この情報があなたのお役に立てれば幸いです。
僕もありますが、人間ですから、どうしても「怒り」が爆発してしまいそうな時ありますね。そんな時に、実践活用させて頂きたいと思います。
「【彩香】の「実践心理学」」次回もよろしくお願いします!(^.^)
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】