【彩香】の「実践心理学」、今回は「言葉の裏に見え隠れるする意識と無意識」というお話です…!!
【可愛 あやか】さん、宜しくお願いします!。
言葉の裏に見え隠れする「意識」と「無意識」
今回も、よろしくお願いします。
出身国や人種、教育の程度、年代を問わず
人間の言葉には「パターン」があります。
自分は特別だ、と思う意識には優劣があります。
人は自意識が関与すると
強烈に感情的な反発を起こします。
今回は、
「言葉の裏に見え隠れるする意識と無意識」
を解説します。
1・コントロールできない状況では自意識が過剰になる
人間は恒常性(ホメオスタシス)でいつもと同じ状態に
なろうとします。
人間にとっての生存目的は昨日の継続です。
昨日と同じ今日があり、明日も同じだと思うと
安心します。
しかし、人間の生きる意味は
「明日は今日よりもさらに良くなりたい」と願うことで、
「根性と気合と報酬」を必要とします。
何時も同じ経験をしていると、自分を感じる必要はありません。
普通で居られます。
ところが何かが起きたとき、
特別な「自分」を感じてしまいます。
このとき、必ず優劣感情が付いてきます。
これがアドラーが言う「普通でいる勇気」です。
2・感情が根拠になると饒舌になる
幼い子供は好き嫌い、良い悪い、
その次は、損得、その後は、正誤、善悪を語るようになります。
◆何か特別に記憶に残る事柄を経験したら
・こんな思いは誰にも判るはずがないといつも同じ話しをする
・苦しく辛い思いから逃れたいと愚痴を繰り返す
・許せないと話をする度に尾ひれが付きエスカレートしていく
本当はこんなはずじゃなかった、
○○のせいで辛く悲しい思いをした、
だから許せない、話しても判ってもらえない。
などと語られますが、誰にも判ってもらえないと言いながら、
新しい聞き手を求めて走り回るのがこの類の人たちです。
本人は恨んでいる、苦しいと
現在進行形で感情を語りますが、
その事件は過去となっています。
そんなこと言ったって、この気持ちは
誰にも判ってもらえないと怒りますが、
個人の記憶や感情は共有することは不可能です。
3・本人の目的を明確にする
辛い悲しい許せない、忘れない、
正義を待つと語るのは当人の選択です。
人はそれぞれ立場と役割があり、
当人ならではの関係性が存在します。
・本人が自分の記憶の中から出てこなくなる
・何をしたいのか(記憶の中で生涯を過ごしたいのか、前に進んで解決したいのか)
・抵抗が無いと人は生きられない(鳥は空気抵抗、魚は水流抵抗を必要とする)
人は変化のない安全な場所に居ると、
他人に依存するようになります。
人は他人には変われません。
まとめ
今回は、
○○だからという言い訳を利用し、
自分の感情にしがみ付いてしまう人の意識を
ご紹介させて頂きました。
自我は優劣の感情を伴いますが、
人は他人を気にしてはいません。
自分で劣等と感じていると強く反応します。
この情報があなたのお役に立てれば幸いです。
今回、少し深い話しもありましたね…。
「【彩香】の「実践心理学」」次回もよろしくお願いします!。
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】