【アドラーの言葉】
「意識」と「無意識」の間に明確な境界線はない。
どちらも同じ目的に
向かっているのだ。
~アルフレッド・アドラー~
精神分析学者の「フロイト」の功績に
「無意識」の発見があります。
「【無意識】が、
人間の【意識】にかかわらず働く」
という主張です。
これは「2元論」の考えで
「意識」と「無意識」を
2つに分けて考えることです。
例えば、
普段はまじめに仕事をしている人が、
自らも考えないような犯罪を
してしまうということは、この
「【無意識】が原因だ」
という考えです。
しかし、アドラーは、この「2元論」を
【完全に否定】します。
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アドラー心理学:「個人心理学」は「全体論」(=分割できない個人)というお話
https://coach-minoru.com/holism/
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でもお話した
【全体論】
の考え方です。
アドラー心理学は、
「分割することのできない【個人】の心理学」
という意味で
【個人心理学】
と呼ばれます。
「2元論」では、分割されて考えられた、
・「感情」と「理性」
・「心」と「体」
といったものに対して、
「【対立】ではなく
【協力】して同じ目的に向かっている」
という立場をとっています。
「分業」しているという考え方です。
この考え、僕は、とても素敵な概念だと思います。
僕たち個人の中では「2元論」的な
「対立」や「葛藤」はなく、
常に【協力】して「目的」に向かっている。
「アクセル」と「ブレーキ」は
対立する関係ではなく、
「目的地」に到達するために、
【協力】する関係であるという事ですから…。
そう考えると、
「人間は、とても力強い存在だ」
と、思えるのです。
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】