アドラーの言葉:経験に対する「意味づけ」

たかはしみのる

ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】

【アドラーの言葉】

アドラー
いかなる経験も、それ自体では、

成功の原因でも失敗の原因でもない。

 

~アルフレッド・アドラー~

何か失敗をした時、

 ・トラウマがあった
 ・家が貧しかった

などの出来事を原因ととらえる考え方を
アドラーは否定します。

「いかなる経験」つまり、起きた出来事や、育った環境など、
それ自体は、単なる「事実」に過ぎません。

同じ経験をした人でも、挫折して失敗した人もいれば、
努力して成功した人もいます。

つまり、

「経験それ自体では成功の原因でも失敗の原因でもない。」

という事になります。それでは、

 「それ(経験)自体」

が原因でないとすると、何が違うのでしょうか…。

これは、

 「それ(経験)に対する解釈」

に違いがあるという事なのです。
アドラー心理学では、

 【意味づけ】

と呼んでいますが、経験をどう「意味づけ」するかによって、
人が選ぶ行動が変わり、

そして、結果が変わります。

だから、

少しでも自分の行動や、それに伴う結果を
良いものにするために、

こんな風に考えてみては、いかがでしょうか…。

たかはしみのる
現在、起きている事も、過去の経験も、
自分が「意味づけ」できる。

だから、

「自分がどんな意味づけしたら良い結果になるんだろう。」

と、例によって、天井裏からのぞき込む感じで
見てみましょう。

そうそう、過去のことについても…、です。

「過去と他人は変えられない。」

と言われますが、実際には、

「過去の事実は変えられなくても、

 その意味づけ(解釈)は変える事ができる。」

と言えるわけですから。
これからの行動の、

 「成功」と「失敗」

変わってくるかも、知れませんね。

 

 

 

 

たかはしみのる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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