あなたは
会社の上司や学校の友人に
頼み事をされることは多いでしょうか?
簡単な頼みごとや手が空いている時なら
引き受けることができても
たまに
「無茶なお願い」をされて
困ることがあるかも知れませんね。
「そんなの私に言われても…」というような
頼みごとをされた時、あなたはどうしていますか?
・ 断るのが何だか気が引ける
・ 人間関係を壊さないか心配になる
・ 相手を不快な思いをさせるのではないか
といった理由で
断れないこともあるのでは…。
結果的に、やる事が増えて大変な思いをしたり
断れなかったことでストレスになったり
正直でない自身に自己嫌悪を感じてしまうことも
あるかも知れません。
周りのことを考えて、人間関係を良くすることに
軸足を置いている考えは良いと思います。
バランスを考えていますね。
そして、もう少し自身の事を優先しても大丈夫。
時間を確保して自分の作業に集中できますし
何より、正直な自分でスッキリと過ごせますね。
すると、価値ある事ができて周囲から評価されて
結果的に大きな貢献ができることもあります。
この記事は
・頼みを断る事は人間関係を壊さないか心配になってできない。
・本当は自分に正直になってスッキリして自分の事を優先したい。
・自身の仕事・プライベートで価値ある事をして評価されたい。
というかたにお送りしています。
ハッキリ断る時に「プラスしたいこと3つ」も大切ですので
最後までご覧くださいね。
目次
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是非チェックしてくださいね。
【1】心理学的にみた断る典型的な4つのパターンを知ろう
人それぞれ違う「断り方」ですが
心理学的にみて典型的なパターンが4つあります。
最初に、おさえておきましょう。
(1)非主張的反応
まず、「非主張的反応」と呼ばれるものです。
非主張的反応とは、先程もあった「断れない」こと。
自分の主張をせず、イエスと頷いてしまう人です。
その場も「なんなく」やり過ごせますが
長期的に続くとストレスになってしまいます。
また、頼みごとをした相手側は
しぶしぶ頷いていることに気付かないので
同じような頼みごとを繰り返します。
そして、いつの間にかそれが当たり前になってしまうのです。
(2)直接的攻撃反応
次に、「直接的攻撃反応」です。
怒っているように見えて相手を不快にさせてしまう断り方です。
「できない!勝手にできるって決めないで!」
と、ネガティブなワードで断ってしまうもの。
はっきりと口に出すことは良いですが
怒っているように見えるため
相手の自分に対する印象は悪くなってしまいます。
これではその後の関係もギクシャクしてしまい
いい断り方とは言えません。
(3)主張的反応
次に、「主張的反応」と呼ばれるものです。
主張的反応は「ていねいな言葉」で、はっきり断ることをいいます。
「すいません、今手一杯なのでその仕事は無理そうです。」
というもの。
言葉ではっきり伝えながらも、きちんと「言葉選び」ができているため
相手側が不快になることもありません。
(4)間接的攻撃反応
そして、もう1つが「間接的攻撃反応」です。
これは「断りたい」という気持ちを言葉に出すことなく態度で示すものです。
例えばイライラしたり、むすっとふてくされたり
「ネガティブな態度」が出ることを間接的攻撃反応と呼びます。
これは「気持ちが伝わらない」だけでなく反応もしにくいため
後々のコミュニケーションも悪化してしまいます。
【2】良い断りかたをして自身も周りもスッキリになる
上手に、かつ印象良く断るためには
・『主張的反応』を意識するようにする。
これが最も大切になります。
言葉ではっきり伝えることが必要で
相手を不快にさせない工夫をすることです。
具体的な手法は次の項でお伝えしますが
メンタルの部分では
こんなことを意識すると良いでしょう。
・ はっきりと伝えても人間関係は壊れない。
・ 自身も相手もスッキリして次の事を考えられる。
・ いい人になり続けると疲れてしまい
ストレスも抱えてしまう。
・ 自身がする価値あることを優先すると
結果的に周囲に貢献することが増大する。
・ 周りから評価されて、良い未来が待っている。
【3】ハッキリ断る時にプラスしたい3つのこと
相手を不快にさせない工夫として
ハッキリ断る時には
以下の3つをプラスしましょう。
① 謝罪
② 理由
③ 代案
例えば、こんな風に伝えましょう。
「すみません、
今○○さんに頼まれた仕事を
やっていて引き受ける余裕がないのです。
○○さんがお手隙だと言っていたので
一度聞いてみてはどうですか? 」
「明日の会議の資料を
作成しなければいけないので
引き受けられそうにないです。
すみません。
明日以降でしたらお手伝いできますので
その時にできることがあれば手伝います。」
といった感じです。
この「心理テクニック」は
仕事の現場だけでなく、プライベートでも使え
オンラインのメールやメッセンジャーを使う時にも
効果的になりますので
覚えて、活用してくださいね。
【まとめ】
・ 断る典型的な4パターン
① 非主張的反応
② 直接的攻撃反応
③ 主張的反応
④ 間接的攻撃反応
・ このうち『③主張的反応』を意識する
・ ハッキリ断る時にプラスしたい3つのこと
① 謝罪
② 理由
③ 代案
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】