印象良く『頼み事を断る』ときの言い方にプラスしたい「3つのこと」【最適化心理術】

たかはしみのる

ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】

あなたは

会社の上司や学校の友人に
頼み事をされることは多いでしょうか?

簡単な頼みごとや手が空いている時なら
引き受けることができても

たまに

「無茶なお願い」をされて
困ることがあるかも知れませんね。

「そんなの私に言われても…」というような
頼みごとをされた時、あなたはどうしていますか?

・ 断るのが何だか気が引ける
・ 人間関係を壊さないか心配になる
・ 相手を不快な思いをさせるのではないか

といった理由で
断れないこともあるのでは…。

結果的に、やる事が増えて大変な思いをしたり
断れなかったことでストレスになったり

正直でない自身に自己嫌悪を感じてしまうことも
あるかも知れません。

周りのことを考えて、人間関係を良くすることに
軸足を置いている考えは良いと思います。

バランスを考えていますね。

そして、もう少し自身の事を優先しても大丈夫。

時間を確保して自分の作業に集中できますし
何より、正直な自分でスッキリと過ごせますね。

すると、価値ある事ができて周囲から評価されて
結果的に大きな貢献ができることもあります。

この記事は

・頼みを断る事は人間関係を壊さないか心配になってできない。
・本当は自分に正直になってスッキリして自分の事を優先したい。
・自身の仕事・プライベートで価値ある事をして評価されたい。

というかたにお送りしています。

ハッキリ断る時に「プラスしたいこと3つ」も大切ですので
最後までご覧くださいね。

YouTube版

Youtubeでもお伝えしていますので
是非チェックしてくださいね。

【1】心理学的にみた断る典型的な4つのパターンを知ろう

3
たかはしみのる
パターンを考えましょう…。

人それぞれ違う「断り方」ですが
心理学的にみて典型的なパターンが4つあります。

最初に、おさえておきましょう。

(1)非主張的反応

4_
たかはしみのる
まずは、これ…。

まず、「非主張的反応」と呼ばれるものです。

非主張的反応とは、先程もあった「断れない」こと。

自分の主張をせず、イエスと頷いてしまう人です。

その場も「なんなく」やり過ごせますが
長期的に続くとストレスになってしまいます。

また、頼みごとをした相手側は
しぶしぶ頷いていることに気付かないので

同じような頼みごとを繰り返します。

そして、いつの間にかそれが当たり前になってしまうのです。

(2)直接的攻撃反応

5
たかはしみのる
この反応、やってしまいがち…。

次に、「直接的攻撃反応」です。

怒っているように見えて相手を不快にさせてしまう断り方です。

「できない!勝手にできるって決めないで!」

と、ネガティブなワードで断ってしまうもの。

はっきりと口に出すことは良いですが

怒っているように見えるため
相手の自分に対する印象は悪くなってしまいます。

これではその後の関係もギクシャクしてしまい
いい断り方とは言えません。

(3)主張的反応

6_
たかはしみのる
こういう反応は、いかがですか…?

次に、「主張的反応」と呼ばれるものです。

主張的反応は「ていねいな言葉」で、はっきり断ることをいいます。

「すいません、今手一杯なのでその仕事は無理そうです。」

というもの。

言葉ではっきり伝えながらも、きちんと「言葉選び」ができているため
相手側が不快になることもありません。

(4)間接的攻撃反応

7
たかはしみのる
これ、やってしまう時、ありますね…。

そして、もう1つが「間接的攻撃反応」です。

これは「断りたい」という気持ちを言葉に出すことなく態度で示すものです。

例えばイライラしたり、むすっとふてくされたり
「ネガティブな態度」が出ることを間接的攻撃反応と呼びます。

これは「気持ちが伝わらない」だけでなく反応もしにくいため
後々のコミュニケーションも悪化してしまいます。

 

【2】良い断りかたをして自身も周りもスッキリになる

たかはしみのる
ここ、大切です!!

上手に、かつ印象良く断るためには

・『主張的反応』を意識するようにする。

これが最も大切になります。

言葉ではっきり伝えることが必要で
相手を不快にさせない工夫をすることです。

具体的な手法は次の項でお伝えしますが

メンタルの部分では
こんなことを意識すると良いでしょう。

 ・ はっきりと伝えても人間関係は壊れない。

 ・ 自身も相手もスッキリして次の事を考えられる。

 ・ いい人になり続けると疲れてしまい
   ストレスも抱えてしまう。

 ・ 自身がする価値あることを優先すると
   結果的に周囲に貢献することが増大する。

 ・ 周りから評価されて、良い未来が待っている。

 

【3】ハッキリ断る時にプラスしたい3つのこと

相手を不快にさせない工夫として

ハッキリ断る時には
以下の3つをプラスしましょう。

 ① 謝罪
 ② 理由
 ③ 代案

例えば、こんな風に伝えましょう。

 「すみません、

  今○○さんに頼まれた仕事を
  やっていて引き受ける余裕がないのです。

  ○○さんがお手隙だと言っていたので
  一度聞いてみてはどうですか?     」

 

 「明日の会議の資料を
  作成しなければいけないので
  引き受けられそうにないです。

  すみません。

  明日以降でしたらお手伝いできますので
  その時にできることがあれば手伝います。」

といった感じです。

この「心理テクニック」は
仕事の現場だけでなく、プライベートでも使え

オンラインのメールやメッセンジャーを使う時にも
効果的になりますので

覚えて、活用してくださいね。

 

【まとめ】

・ 断る典型的な4パターン

  ① 非主張的反応
  ② 直接的攻撃反応
  ③ 主張的反応
  ④ 間接的攻撃反応

・ このうち『③主張的反応』を意識する

・ ハッキリ断る時にプラスしたい3つのこと

  ① 謝罪
  ② 理由
  ③ 代案

 

 

たかはしみのる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

【無料E-Book】「アドラー流」リーダーシップ最適化計画のダウンロードはこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。