【アドラーの言葉】
妻の機嫌が悪いときに、夫が責任を感じてはいけない。
不機嫌でいるか上機嫌でいるかは、
妻の課題。
その課題を勝手に背負うから
苦しいのだ。
~アルフレッド・アドラー~
妻の機嫌が悪いときに、
夫が何とか機嫌を取ろうとしています。
常に、妻が機嫌良くできないのは
自分が良い家庭を築けていないのだと思い、
自分の価値を否定されたと感じてしまうからです。
◆「買い物」に行く?
◆「食事」に行く?
と提案しても、
◇「行きたくない」
と言われてしまうと、夫のほうも、
◆「なんで、こんなに気を使っているのに、分からないんだ。」
とイライラしてしまったり、
◆「何もすることができない。」
と落ち込んだり…。
そうすると、その日の二人は
最悪の気分で過ごさなければなりません。
この場合、夫は、妻の「機嫌」「感情」を
コントロールしようとしています。
つまり、「妻の課題」に土足で踏み込もうと
しているということです。
これは、関係悪化の原因になります。
アドラーの言う【課題の分離】ができていないと、
◇◇◇◇
<相手との関係>
自分の課題に勝手に踏み込まれた相手との関係の悪化
<自分>
相手の課題を勝手に背負くから苦しくなる
◇◇◇◇
という弊害が出てきます。
家族や親しい間柄の相手でも、相手との間に線を引き、
明確に「課題を分離」することが必要です。
それが、アドラーの提唱する
「【課題の分離】ができている。」
ということになるのです。
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ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】