「永遠の愛を誓う」と必ず憎悪に変わる不思議~愛と契約のタブー~【彩香の実践心理学】

たかはしみのる

ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】

【彩香】の「実践心理学」のコーナーです。

可愛 彩香(かわい あやか)】さん、今回も宜しくお願いします!

【1】愛と契約のタブー

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あやか
可愛 彩香です。今回は「愛と契約のタブー」についてお話します。

お見合いパーティや
婚活や合コンや告白など、

素晴らしい恋愛と結婚は
人生の大きなターゲットです。

誰しも幸せになる為に結婚をしますが、

神の前で誓ったり告白すると、
なぜか不幸になる心理背景を解説します。

 

【2】神の前で永遠の誓いを交わすと…

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現代では、映画やテレビの影響で、

神父や牧師の介添えで行う
キリスト教の結婚式が一般的となり、

多くの女性から憧れられています。

異国風味のステンドグラス、
祭壇の前の十字架、

聖母が抱く赤子イエス・キリスト、
チャペルの鐘の音などの

ロマンティクなイメージと
非日常のムードが好まれています。

余り当たり前なので、
皆さまお忘れなのかもしれませんが、

日本人はキリスト教徒は多くありません。

「一生変わらぬ永遠の愛」をお互いに神様に誓い、
神父や牧師に許可を頂いて結婚すると、

殆どの家庭が戦場になり、
お互いを殺したいと願うほど憎みあうようになります。

※全てではございません。
「殆ど」でございます。

 

【3】なぜお互いを憎悪するのか

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結婚式は非日常シーンですが、

結婚生活は平凡でなければ
生活が成り立ちません。

波風を立てず、淡々と暮らしていかねば
結婚が破綻してしまいます。

非日常の、外からの刺激で
幸せを感じるタイプの人は、

すぐに退屈していまいます。

アッと言う間に期待になり、
不満から欲望へと、そして怒りと恨みに変わります。

・あの時、神様の前で約束したじゃない
・一生変わらない愛を誓うってウソをついたのか
・一生の契約・・・(アレって本当に良かったんだろうか)
・相手を間違えたのかも・・・

 

【4】契約と約束は破棄できる

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キリスト教は創造主に対する信仰で、
神以外は、誰も自分を裁くことはできないとする趣旨です。

つまり、人と人のお互いの契約など、

条件次第で何時でもキャンセルできることが前提です。

契約は必ず破棄でき、お互いのバランスが取れない場合、
自分の利益のために戦うことが前提条件です。

そのためには如何なる自己正当化もが許されます。

日本人の思考形態は、

良い人は、一度約束したら守るべき、

長い修行をしたら良い人になり
報われるはずだ、と考えます。

神社仏閣にお参りに行くとご利益があり、

いっしょに行ったんだから
心は一つになった「はず」と考えます。

欧米や諸外国では、

人権や個人の自由で
現在では余り大っぴらには語られませんが、

財産や伝統が有る人たちの間では
異教徒間の結婚は、現在でもタブーです。

日本でも同様で、
社会階級が上に上がるほど自由は狭まります。

 

【5】日本人の知恵だった「ご縁」

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日本では昔から神道にせよ仏教にせよ、

このたび良いご縁があり
結婚することになりましたという「報告」をし、

ご先祖様に見守ってくださいと「お願い」をしていました。

そこには明確な契約も約束も決意もありませんが、
一番強い「なんとなく」が生まれます。

 

【まとめ】

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あやか
はい。まとめです…。

いかがでしたでしょうか。

今回は、信じていない神に対して、
愛の契約と約束することの

 「無意識」(潜在意識)のリスク

をご紹介させて頂きました。

あなたの思考のお役に立てれば幸いです。

あやか
シリーズ化した「【彩香】の「実践心理学」」また次回も新鮮な話題をお伝えしますっ!(^^)

 

 

たかはしみのる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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