オフィスやプライベートで
頼みずらいお願いをする場面って
多いものですよね。
交渉が必要な場面で
「断られたらどうしよう」
「頼むの面倒だな」
と思ってしまう時には
胃が痛くなったりします…。
そんな時は、今回ご紹介する
ちょっと便利な心理テクニックを用いて
自分の心の負担を減らしましょう。
この記事は
・頼み事をするコツを知りたい
・面倒な交渉を少しでも楽にしたい
・心理テクニックを身につけて自信を持ちたい
というかた向けにお送りしています。
小さなテクニックで大きな成果を得ましょう。
【1】頼み事をするための最初にすること
まずは「ドア・イン・ザ・フェイス」という方法です。
例えば
「会議の資料を明後日までに作ってくれませんか?」
と頼んだ時、相手は引き受けることが難しい状況だとします。
「すいません、今余裕がなくて厳しいです」
と返ってきた時に
「じゃあ、1週間あればどうかな?」
と聞いてみましょう。ほとんどの人は
「わかりました」
と答えます。
このように、
まずは少し無理を言い、断られたら
頼みごとのハードルをぐっと下げて再度提案するという方法を
「ドア・イン・ザ・フェイス」
といいます。
この心理テクニックで頼みごとをされた相手は
「一度断ってしまった申し訳なさ」
と
「断ったのに、もう一度期間をのばしてくれた」
「最初の条件よりましだから」
という気持ちから頼みごとを聞くのです。
日本人には
「好意の返報性」
という心理が強くあるため頼みごとをした相手が
「ハードルを下げた(=譲歩してくれた)」
という好意に対して返さなければ、という心理が働くのです。
【2】面倒な交渉を楽にするためには○○を言う
また、『理由』をつけるというシンプルな方法もあります。
「カチッサー効果」と呼ばれるものです。
理由は意味のないものでかまいません。
「会議の資料を作ってほしい」
ではなく、
「どうしても会議の資料が必要なので作ってほしい」
とお願いすることで頼みごとを受けてもらえる確率が上がります。
ビジネスでの頼みごとだけでなく、
気になる人を食事に誘う時も理由をつけると効果的です。
警戒心を解くために
「おいしいお店を見つけたから」
と一言添えて誘うだけでOKが出やすくなります。
一言添えるのであれば、なるべくお誘いの内容と
関連した言葉を選ぶと自然でよいでしょう。
このテクニックはビジネスシーンで特に活躍するため
会社に勤める方はぜひ覚えておくとよいでしょう。
ですが、
相手が本当に断っている場合は無理強いすることなく
潔く引き下がることも重要です。
相手が断りにくいことをいいことに無理強いしてしまうと
相手との関係はぎくしゃくしてしまう原因になるためです。
【3】心理テクニックを身につけて自信を持つ
今回ご紹介した2つの方法を実行すると
頼み事を聞き入れてもらいやすくなります。
・ 仕事で協力を得られて成果が出る
・ プライベートが思い通りになる
・ 自分の時間が確保できて充実する
と、良い面がありますが
この心理テクニックがうまく行くと
スキルを身に着け実行すれば
成果が出やすくなったことで自信がつき
ものごとを見る目にも余裕が持てます。
こちらも
見逃せないプラスポイントです。
そのためにも
まずは試すことから始めてくださいね。
【まとめ】
■ 頼みごとを聞き入れてもらうコツ
・ ドア・イン・ザ・フェイス
まずは少し無理を言い、断られたら
頼みごとのハードルをぐっと下げて再度提案する。
・ カチッサー効果
『理由』をつける。
理由は意味のないものでかまわない。
・ 心理テクニックで効果が出ると自信と余裕が生まれる。
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】