今回は、アシスタントで頑張らせて頂きます。よろしくお願いします。
今回は、スタンバーグの「愛の三角理論」をご紹介します。
【1】『愛の三角理論』とは…
アメリカの心理学者
スタンバーグが考えたもので
愛は
・ 親密性
・ 情熱
・ コミットメント
の3要素により成り立っているというものです。
これらの組み合わせにより
愛のかたちを8つの種類に分類しました。
【2】3要素
(1)親密性
好意や尊敬の念をあらわします。
相手とつながっている感覚、
相手のしあわせを願う気持ちなどの
愛における
感情的な要素のことをいいます。
(2)情熱
性的欲求や
相手と一緒にいたいという気持ちをいいます。
積極的に相手と関わろうとする
きっかけとなる要素のことをいいます。
(3)コミットメント
短期的なものと、長期的なもので意味が変わります。
短期的な意味であれば
「この人を愛そう」という決意。
長期的な意味であれば
「この人との関係を維持していきたい」
という意思をあらわします。
【3】愛の形
その組み合わせによる
「愛のかたち」といえる8つ要素がこちらです。
・情愛…ロマンチックな愛。
親密性と情熱が高く、
コミットメントがいタイプ。
・愚愛…急激で安定性のない愛。
一晩限りの愛など。
親密性が低く、
情熱とコミットメントが高いタイプ。
・心酔愛…一目ぼれなどの愛。
親密性とコミットメントが高く、
情熱が低いタイプ。
・非愛…愛のない関係。
親密性、情熱、
コミットメントすべてが低いタイプ。
・完全愛…理想的な愛の形。
親密性、情熱、
コミットメントすべてが高いタイプ。
・友愛…長期的な関係による愛。
親友、夫婦。親密性とコミットメントが
高く、情熱が高いタイプ。
・好意…親しみや温かさを感じる愛。
友人関係に多く見られる。
親密性が高く、
情熱とコミットメントが低いタイプ。
・空愛…付き合いだけが長い愛。
親密性、情熱は低く
コミットメントが高いタイプ。
ご紹介した8つのかたちは
どれもさまざまで、人によって違います。
また、その時の状況によって
形が変化する場合があります。
【4】つきあいの長短・恋愛における重要なポイント
関係が長くなるにつれて
高くなっていくのが
「親密性」「コミットメント」
であり
関係が初期段階で高くなりやすいのが
「情熱」
です。
また、
それぞれの要素の高低により
できあがる三角形はばらばらなので
人によって違う愛のかたちが
あるといえるでしょう。
【まとめ】
【愛の三角理論】
・ アメリカの心理学者
スタンバーグが考えたもの
・ 愛は3要素により成り立っている
(1)親密性
(2)情熱
(3)コミットメント
・ 8つの「愛のかたち」
情愛・愚愛・心酔愛・非愛
完全愛・友愛・好意・空愛
・関係が長くなると高まるもの
親密性・コミットメント
・関係が初期段階で高まるもの
情熱
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人はそれぞれ愛の形を持っている
ということがわかりますが、
すべてが正しく、よいものではありません。
自分の愛のかたちと、
相手の愛のかたちを
見分けながらきちんと接して、
見極めていくことが
恋愛における重要なポイントとも
いえそうですねね。
それぞれの、人それぞれの「愛の形」あるんですね~~(^.^)
見極め方も難しそうですが~…(^^;;。
それでは…、また~(^_^)/~~
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】