【最適化心理術】これだけで『自信』が作れる簡単な5つの方法

たかはしみのる

ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】

はじめに『できる人』と思われる事が大切

あなたは、

『できる人』と聞いてどんなイメージを持ちますか?

~~~~~~~~~~~~~~~
・物腰が柔らかく、落ち着いた口調で相手とコミュニケーションを取れる人
・パリッとスーツを着こなして、背筋が伸び、快活に過ごしている人
・思慮深くクールで、会話では要点をピシッと突いてくる人
~~~~~~~~~~~~~~~

あなたのまわりにも『この人』と感じられる人が
何人かいると思います。

タイプは色々と思いますが、そう感じられる人の特徴は、

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
『最初の印象が良い』
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

という事です。

はじめに『できる人』という印象を持つと、
人はなかなかその『良い印象』は崩れません。

 

認知的不協和

人間は自分の思ったことを自分で肯定したい生き物です。

アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーが提唱した

◆◆◆◆◆◆◆◆
『認知的不協和』
◆◆◆◆◆◆◆◆

という効果で、
人が一度頭の中で肯定したことは覆す事が容易ではありません。

買い物を思い浮かべるとわかりやすいですね。

思い切って買ったものなら絶対に、
「買ってよかった、やっぱり!」と思いたいものです。

これと同じで、

はじめに「この人できる」と思えば
「この人できるよ、やっぱり!」と思いたいものですし、

はじめに悪い印象があれば、
「ほら!やっぱり、この人はダメだ!」と思ってしまうもの。

 

初頭効果

また

「最初に示された特性が記憶(印象)に残りやすく、
後の評価に大きな影響を与える」という心理効果もあります。

ポーランド出身のゲシュタルト心理学者である
ソロモン・アッシュが提唱した

◆◆◆◆◆◆
『初頭効果』
◆◆◆◆◆◆

というものです。

例えば同じ職場に、こんな2人がいたとします。

~~~~~~~~~~~~~~~
・「できる人」と思われるA君
・「ダメな人」と思われるB君
~~~~~~~~~~~~~~~

全く同じ失敗をした場合を考えると、

A君が失敗すると

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「今回は失敗したけど、彼は大丈夫。
ちょっとこの頃は疲れているのかな?
心配だな。」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

と安心され、心配までされますが…、

B君の失敗だと

XXXXXXXXXXXXXXXX
「やっぱり、あいつはダメだな。
今度、失敗したら配置換えだ。」
XXXXXXXXXXXXXXXX

と言われてしまうこともありますね。

『初頭効果』が強力なのがわかります。

 

何がポイント?

このように、

はじめに『できる人』という印象を
持たれることは大切ですが、

この時のポイントは、どこにあるでしょう?








それは、ずばり『自信』です!

『自信』が醸し出すオーラが
『できる人』という印象を与えるのです。

「自信」をつことが大切です。

そして、一方で、

自信は、成功体験の積み重ねによって
もたらされるものですから、

一朝一夕につくものでない事も事実ですね。

自分の中で達成感あると、
自身を「よくやった!」と褒められます。

こうした体験を積み重ねる事により、
揺るぎない自分への信頼感が生まれます。

すなわち、
確固とした『自信』を持つ事ができるのです。

そう考えると、この通常の流れに反して、
最初の『自信』を持つことが本当に大切な事になりそうです。

ソフトバンク創業者の孫正義さんは、こう言っています。

——————–
最初にあったのは、夢とそして根拠のない自信だけ。
そこからすべてが始まった。
~孫正義(ソフトバンク創業者)~

Q43:【夢】をありありと想い描く「知的な第一の創造」が『すべての始まり』


——————–

そうなんです。
まずは『自信』を持ってしまいましょう。

 

『自信』を作る5つの方法

ここでは『自信』を作る5つの方法をご紹介します。

(1)認知バイアスを取り除く

「認知バイアス」とは心理学用語で、

事実ではないことをそうだと思い込む、
少しゆがんだ考え方のことです。

人の認知(ものの見方)は生きてきた経験や
生まれ育った環境などに影響を受け、

多かれ少なかれどんな人でも偏ってきます。

「心の癖」のようなものですが、

この認知バイアスを多く取り除くことができれば、
落ち込む事が少なくなり、自信を持ちやすくなります。

認知バイアスの代表的なものは、以下のようなものです。

<1> すべてか無か思考

物事を「白か、黒か」「正しいか、誤りか」で見てしまい、
中間がありません。

基本的に「完璧でなければ失敗だ」と考えてしまいます。

<2> 過度の一般化

たった1度の出来事や経験に対して、
「いつも」「絶対に」という見方をしてしまいます。

<3> 過小評価と過大解釈

実際よりも、劇的に小さく、もしくは大きく
重要なこととして物事をとらえてしまう。

小さな失敗を過大解釈してしまうと
自信がなくなります。

<4> すべき思考

「すべき」「しなければ」「する必要がある」「する義務がある」
と考える傾向にある人は、

うまくいかなかったり、やらなかった時に罪悪感を感じます。

もしくは、他者がその意図に反することをした場合に
怒ったり恨んだりします。

<5> レッテル貼り

たった1度のことで、
自分や他人にネガティブなレッテルを貼ります。

<6> 結論の飛躍

証拠や事実をもとにした根拠もなしに、
将来についてネガティブな予測をします。

例えば、知人を飲みに誘ってメール返信が
しばらくない場合に

「無視されている」「嫌われている」と考える等です。

実際には、
忙しかったり返事を忘れてるなどが多いものです。

<7> マイナス思考

ポジティブなことを認めません。

誰かが、あなたの行動や性格を
ポジティブに認めてくれても、
それを認めないことです。

「そんなの誰にでもできることだ」というように
考えてしまいます。

<8> 個人化

自分には個人的にまったく関係ないことで
自分を責めたり、逆に他人を責めたり、

そのような状況での自分の役割を否定したりします。

「私があんなこと言わなければ、
彼はそんなことしなかった。」

などと考えてしまいます。

<9> 感情的決めつけ

自分がそう感じているのだから、
それが事実だと考えます。

それが正しいかどうかを深く考えることもなく、
自分の感情が事実だと思い込んでいます。

<10> 心のフィルター

たった1つのネガティブなことや事実を
クヨクヨと考え、

楽しかったこと、幸せ、希望などを台なしにします。

「レストランで多くの友人と楽しんだ夕食
は素晴らしかったが、

ウエイトレスの愛想が悪かったから
その夜は全て台無しになった。」

と考えてしまいます。

 

10個を挙げましたが…

自分がどれかに当てはまると思ったら、

それらを客観的に見つめて
行動や考え方の選択肢を広げてみましょう。

少しだけでも認知バイアスを
取り除くことができれば、

自信を持つチカラになります。

 

(2)小さな事にも幸せを感じる

ほんの小さな成功でも
「より!できた」「うまくいった」と
自分の成功体験の噛みしめましょう。

・書類のハンコを忘れずに押せた
・電話の対応がうまくできた
・取引先の担当者を冗談を言って笑わせた

など、
小さな成功体験を幸せを感じましょう。

「今」を当たり前と思わず、
ひとつひとつの事柄を受け止め、
感謝することです。

このように「今を生きている」人は、
地に足のついた自信あるように見えるのです。

「今のあなた」は「理想のあなた」には
遠いかも知れませんが、

出来たことは
自分自身で認めて褒めるようにしましょう。

 

(3)褒められたら否定しない

誰かと会話していて、

「書類の仕上がり綺麗ですね。」
「音楽に詳しいんですね。」
「話が分かりやすいですね。」

など褒められた時、
あなたは、どんなリアクションをしますか?

良くあるのは、

「いえいえ…」
「そんなことありません。」
「それほどでも…。」

というリアクションです。

中には、

「全然そんなことないです。」
「私なんか、たいしたことないです。」

と全力で否定することもありますね。

しかし、これは非常にもったいない事です。

自信をつけるために、しっかり受け止め、
自分の長所として自分で感じましょう。

褒められたときのリアクションは、

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「ありがとうございます」と言う
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ことが吉です。

 

(4)プラス言葉を使う

人の発する言葉には、傾向があります。

もしあなたが、否定的な言葉を使う傾向にあったら、
まず肯定的な言葉に置きかえるようにしましょう。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「もうダメ」⇒「改善しよう」
「失敗」⇒「勉強」
「イライラ」⇒「刺激的」
「疲れた」⇒「頑張った」
「のろま」⇒「堅実派」



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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でもお伝えしたように、
言葉には「力」がありますので、

マイナス言葉を使っていると、

それが自分に伝わって
気力を失わせることになります。

プラス言葉を使っていると、
体力や気力が充実して
常に自信を持った状態になれます。

 

(5)自信がある人の近くにいる

ここまで「自信を作る方法」をお伝えしてきましたが、

この「自信がある人の近くにいる」が
一番すぐにできる事かもしれません。

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「成功者」の「行動・結果」をコピーする【脳】の働き

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でも、お話しましたが、

人間の脳には「ミラーニューロン」という
神経細胞があります。

このミラーニューロンは、他者の行動を見て、
まるで自身が同じ行動をとっているかのように
「鏡」のような反応をします。

したがって、

自信のある人の近くにいると、
このミラーニューロンの働きで
自然と自信がついてきます。

自信のある人の考え方、生き方をまのあたりにすると、
それが自己イメージとなって反応するのです。

もしかしたら、

できる人(自信のある人)と一緒にいると疲れる、
だからランチもひとりで、休日もひとりで過ごしたいと
考えるかたもいらっしゃるかも知れません。

そういった場合も、
難しく考えず機会を有効活用することを考えては
いかがでしょう。

見習おう・真似しようと、難しく考えるのでなく、
ちょっと近くにいてみようと考えるだけでも良いのです。

あとは、ミラーニューロンが働いて

自信のある人の感覚が
スッと入ってくるようになります。

試してみましょうね。

 

まとめ

■『自信』が作れる簡単な5つの方法
・はじめに『できる人』と思われる事が大切
・人は一度頭の中で肯定したことは覆す事が容易ではない(認知的不協和)
・人は最初に示された特性が記憶に残りやすい(初頭効果)
・「できる人」と思われるポイントは『自信』を持つこと
◆『自信』を作る5つの方法
(1)認知バイアスを取り除く
(2)小さな事にも幸せを感じる
(3)褒められたら否定しない
(4)プラス言葉を使う
(5)自信がある人の近くにいる

たかはしみのる

★いつも、応援しています!

 

 

 

 

たかはしみのる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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