ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】
暑さにうなされ、ダイエットに失敗したキリンと一緒に、
チューチュートレインを踊っている夢を見ました。
さて、今回は、
【スモールステップ】(ベイビーステップ)のお話を「脳の特性」から考えてみましょう。
【1】スモールステップ(ベイビーステップ)とは
人は、
この「行動」をすれば「良い結果」が得られると信じて、
このくらいならできそうだと感じる(自信がある)時に、
やる気が出て行動します。
しかし、
「行動の重要性」を感じても、
できそうだと思えない場合や、失敗を繰り返している場合、
実行する自信がないという状況になります。
このような時には、いきなり難しいことに取り組むのではなく、
できそうなことから取り組むとうまく行きます。
このような手法を
『スモールステップ』あるいは『ベイビーステップ』
といいます。
今回は「脳の特性」から、この『スモールステップ』の重要性を
考えてみましょう。
【2】安定化指向
脳には、「急激な変化を嫌う」という特性があり、
これを【安定化指向】といいます。
例えば、急激なダイエットをした場合、
「安定化指向」のために脳が急な変化を受け入れることができず
元の体重に戻ってしまう事があります。
そして、
反動で体重が増えてしまう場合もあります。
これ、僕も「心あたり」あります…。
【3】可塑性
それでは「脳の特性」によって、何も変化できないのか?
というと、そうではなく、
『少しずつなら変化できる』という特性もあります。
これを【可塑性(かそせい)】といいますが、
感覚としては、粘土を指で押して少し凹ませた場合は、元の形に戻らず凹んだまま…。
という感覚です。
【4】エラーレス学習(エラーレスラーニング)
「脳内の学習方法」としても、スモールステップは重要です。
間違いようがないくらい簡単で確実な課題から、
着実にレベルを上げていくと、脳内の試行錯誤がなくなります。
すると、エネルギーや時間のを無駄に使うことなく、
効率よく学習できるのです。
これは「脳治療」の世界では、
【エラーレス学習】(エラーレスラーニング)
と呼ばれ、
「手術後のリハビリテーション」ではもちろん、
【教育現場】【人材開発】などの場面でも活用されています。
まとめ
【1】スモールステップ(ベイビーステップ)とは
目標を設定して取り組む時、できそうなことから取り組むとうまく行く。
この手法が「スモールステップ」(ベイビーステップ)。
【2】安定化指向
「急激な変化を嫌う」という脳の特性。
【3】可塑性
「少しずつなら変化できる」という脳の特性。
【4】エラーレス学習
間違いようがないくらい簡単で確実な課題から、
着実にレベルを上げて行くことで、
脳内の試行錯誤をなくし、エネルギーや時間の無駄をなくす学習法。
【★結論★】
「目標達成」に向けては「スモールステップ」(ベイビーステップ)が重要。
【スモールステップ】で「ちょ~っと」ずつ進む事を応援しています!
それでは、また…。
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[…] 可夢偉コーチ 「「目標達成」に向けては【スモールステップ】が有効であると分かる「脳」の特性」 […]