名言
自分に起こるどんなことも、
宇宙から見れば
まったく取るに足らないことだ。
~ラッセル(哲学者)~
抱えている「問題」に囚われ過ぎてるときには、
【視野】を拡げてみると、突破口を探す事ができます。
宇宙を【視野】に入れる事は、普通はできませんが、
やってみると、確かに、
「自分に起きるどんなこと」も、【小さく】見えます。
「悩んでいた事」も、【小さなこと】に思えて、
気が楽になります。
この場合、
【視野】を拡げる事が「大正解」ですね!
でも、いつも、いつも、「視野を拡げれば良い」
という事ではないんです。
今回は、
・【視野】を「拡げる」べきか?
・【視野】を「狭める」べきか?
パターン別に見ていきましょう。
視野を拡げる事が有効
アンテナを張るとき
普段の生活の中で、
情報を取得するためにアンテナを張る時、
当然ながら【視野】を拡げますね。
脳は「空白」を埋めようとする性質があるから、
自分自身に「質問」を投げかけておくと、
アンテナが立って、「視野が拡がった」状態になります。
これでOK!
情報を収集するとき
自ら情報を収集に行くときも、
「視野」を拡げるのが効果的です。
「周辺視野」を活用するという言い方をします。
多くの情報を見て、【肯定的】な見方をして、
一旦は【受け入れ】てみるのがお勧めです。
後の工程で、「絞られる情報」もありますが、
最初は「質より量」がモノを言います。
ちなみにこの「周辺視野」は、
「ハンターズアイ」とか「ソフトアイ」という
言い方もします。
問題を抱えている時
「問題」を抱えてる時は、
視野を拡げると「解決策」が見つかる場合があります。
「視野」を拡げると同時に、
「視点」を変えられると、更に【有効】に働きます。
見る「広さ」も「角度」も変わると、
一層その「事象」を【多面的】に見る事ができるからです。
また【宇宙】レベルまで視野を広げた場合は、
抱えている問題が「小さいもの」に思えます。
この事は、「どうでもいい」と思うのではなく、
「解決できる問題」と思えます。
【解決】に向かって、グググッて進みそうですよ。
視野を拡げてから絞る事が有効
計画を立てる
計画を立てる時は、
「要素」や「優先順位」を考えるにあたって、
まずは、「視野」を拡げてみる必要があります。
そして、グッと絞っていきます。
実施する
「施策」、
「優先順位」、
「最終スケジュール」…
それぞれの「要素」で「視野」を絞っていきます。
これで、最終的に【ピント】が合ってくる
状態が作れるのです。
視野を狭める事が有効
シングルタスクを実行
「シングルタスク」を実行するときは、
【集中】して「実行」する必要があるので、
【視野】を狭める事のほうが有効に働きます。
【目の前のこと】に集中。
使うのは「中心視野」(「フォーカスアイ」)と言います。
ここ、【重要】です!
いつでも「視野」を拡げていればいい、
という事ではありません。
「集中」してやる時は、
部屋の中から【邪魔】なものを排除して、
【邪魔な音】が鳴らないようにして、
ピシャリとドアを閉めて【集中】しましょう。
競馬のサラブレットの場合には、
【ブリンカー】という奥の手がありますね。
写真出典:blog-imgs-37.fc2.com/k/i/r/kirino/
「人間」にも、【ブリンカー】あればいいのに
と思う時があります。
「集中する対象」しか見えない
人間用【ブリンカー】
あったら、いいですね~~。
重要なこと
「視野」を拡げるのは重要ですが、
多くの情報が飛び交う現代では、
「集中」してタスクする時は、
「視野」を狭める事が【重要】です!
【一点集中】ですね!
★「自分が「今」どの視野が必要か?」
・を判断して「調整」するようにしましょう。
ここが一番重要なところです!
まとめ
1.視野を拡げるか?狭めるか?
・・3つのパターンで考えましょう。
2.視野を拡げる事が有効
・・(1) アンテナを張るとき
・・(2) 情報を収集するとき
・・(3) 問題を抱えている時
3.視野を拡げてから絞る事が有効
・・(1) 計画を立てる
4.視野を狭める事が有効
・・(1) シングルタスクを実行
★重要なのは、
・「自分が【今】どの視野が必要か」
・を判断することです。
Question
視野を広げるとどのように見えますか?。
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】