アドラーの言葉:「その問題」を放置した場合に困るのは【誰】か…

たかはしみのる

ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】

【アドラーの言葉】

アドラー
あなたが悩んでいる問題は

本当に「あなたの問題」だろうか。

その問題を放置した場合に困るのは誰か、

冷静に考えてみることだ。

 

~アルフレッド・アドラー~

 

アドラー心理学では【課題の分離】
大切にします。

これは、「それは誰の課題か?」という問いを大切にして、
他者の課題に、土足で踏み込まない、

自分の課題に、他者に踏み込まれない、
という事を重視しています。

 

例えば、子供が勉強をしない場合。
「もっと勉強しなさい!」と叱る親は多いですね。

ここで、アドラーの言葉を思い出しましょう。

「勉強する」という課題は、いったい誰の課題か
ということです…。

別の言い方では、

「その問題を放置した場合、不利益を被るのは誰か?」

ということです。

これは、明らかに、子供の課題であって、
この課題に、親は土足で踏み込むべきではありません。

「いい学校に入りなさい。」
「勉強しなさい。」

と、親の思う通りにコントロールしようとすると、
子供は、支配されることを拒絶し

「反発」が生まれる可能性があります。

では、この場合の、親の課題は何でしょう?

親は人生の先輩として、
「知識」・「経験」があります。

勉強した場合/しない場合、
優秀な学校に行った場合/行かなかった場合

この先、生きていく上で、どんな違いが出てくるか、
「伝えていく事」は、親の課題となりますね。

そして、子供が勉強したいと言えば、
「教育を受ける支援をする事」も、親の課題です。

それら、親の課題に向き合い、
あとは、子供を信じて、子供に任せる

 【勇気】

これが必要なのだと、アドラーは説いています。

これは、「親子関係」に限らず、
あらゆる【人間関係】で、言えることです。

 

どんな人間関係でも、

他人の課題に土足で踏み込んではいけません。

だから、こんな言葉を繰り返し、
自分に投げかけてみては、いかがでしょうか。

たかはしみのる
本当に「自分の問題」かを見分けよう。

「自分の問題」を解決する事に集中しよう。

簡単なことのようですが、

どうしても、「他者の問題」
気になってしまう事が多いものです。

冷静に、原点に戻って、「自分の問題」かを
再度確認してみましょう!

 

 

 

 

たかはしみのる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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1 個のコメント

  • 今日も、ありがとうございます。
    抜けるような青空のもとで、今日も一日思いを巡らし頑張れそうです!

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