【コーチング】傾聴を妨げる8つのブロック

たかはしみのる

ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】

【1】聴いているようで、聴けていない

あなたは会議などで人の話を聴いている時
どんな事を考えていますか?

まじめに聴いているつもりでも

ーーーーーーーーーーーーー
「疲れたな~」
「この話は前にきいたな」
「見慣れない顔がいるぞ」
「話がつまんないな~」
ーーーーーーーーーーーーー

といった独り言を
頭の中でつぶやいていることがあると思います。

1対1の対話ではいかがでしょうか?

さすがに1対1の対話であれば
相手の話を受け止めやすくなると思いますが

それでも、私たちの頭の中では
さまざまな「内部対話」が飛び交っています。

 

【2】聴くことを妨げる8つのブロック

コーチングでは

~~~~~~~~~~~~~~~~
相手の話をありのままに受け止める
~~~~~~~~~~~~~~~~

ことが必要です。

傾聴できるかどうかがコーチングの成果に
直結することになるのです。

ここでは、傾聴を妨げる8つのブロックを
見ていきましょう。

(1)評価・批判

自身と違う考えや価値観を持つ相手に対して
ダメ出しをしたくなる。

否定する事に意識が向き話を聴いていない。

(2)自分の意見

自分の知っていることや考えていることを
言いたくなる。

どこで言おうかと考えて相手の話を聴いていない。

(3)競争意識

相手をライバル視して
自身の優位性を証明したくなる。

相手を低く見てしまいがちになり
意識が、相手の優れた点・良い点に行かなくなる。

(4)勝手な推測

相手の言いたいことを先読みしたり
勝手な推測をして分かったつもりになり

話を聴けなくなってしまう。

(5)先入観

「相手は要領が悪い」「アイディアが貧弱」などと
思い込んでしまい、それが態度に出てしまうため

相手に伝わってしまう。

(6)興味関心

相手が話したいことではなく
自分が興味のあることに意識を向けてしまう。

このため、必要なことを聴けなくなる。

(7)同一視

過去に出会った誰かと同じと思い
その記憶の中に意識が向いてしまう。

目の前にいる相手をありのまま受け止められない。

(8)感情的になる

話を聴いていて感情が揺さぶられてしまい
相手の話が耳に入ってこなくなる。

 

【3】自身の心の動きを客観視してみよう

この8つのブロックがあることを知り
客観的に自身の心の動きを見てみましょう。

「評価・批判」の気持ちが出てきた時には

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ダメ出ししようとしている自分がいるな
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

と客観的に見て
元の聴く姿勢に戻ることを心がけましょう。

客観視することも最初は難しい場合には

対話を「動画撮影」していることを
イメージしてみましょう。

もう一人の自分が
カメラ越しに客観的に見ている事を想像して

8つのブロックをチェックするのです。

ーーーーーーーーーーーーーーー
過去と同一視してしまっているな
ーーーーーーーーーーーーーーー

といった具合です。

このようにして徐々にでも

~~~~~~~~~~~~
傾聴の姿勢を確固たるもの
~~~~~~~~~~~~

にしていきましょう。

 

【まとめ】

【1】話を聴いているとき

 内部対話が飛び交っていて
 聴けていないことが多い。

【2】傾聴を妨げる8つのブロック

(1)評価・批判
(2)自分の意見
(3)競争意識
(4)勝手な推測
(5)先入観
(6)興味関心
(7)同一視
(8)感情的になる

【3】自身の心の動きを客観視して
   傾聴の姿勢を確固たるものにしよう。

 

たかはしみのる
◆いつも、応援しています!!

 

 

たかはしみのる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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