最近、会った人で、印象に残っている人って
どんな特徴がありますか…?
色々なパターンがあると思いますが
有名人でもないし
何か凄い事をする人でもない……
でも何故か印象に残っている…
ってことあるかも知れませんね……。
「確かに…、そういう人いるよね」
「何でだろうな~」
という声が聴こえてきそうですね…。
:
:
そうなんです
明らかに「凄い人」とか
「インパクトのある話をした人」
というわけでもないのに印象に
残っていることって、あると思います。
そして、そういう人って
コミュニケーションの特徴が
あるものなんです。
今回は『印象に残る』会話術を
厳選して4つご紹介した後に
みのるコーチ的に推奨する
『具体的な行動』を
1つご紹介させて頂きます。
目次
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この記事を読むと
・あなたも
『印象に残る人』になれます。
・ビジネスが好転する
キッカケを作れます。
・人から慕われて
充実した生活が送れます。
【1】厳選4つの方法
① 相手との共通点を見つける
心理学的には
「類似性の法則」といいますが
人は
「自分と似た部分が多い相手を
好意的に思う。」
という特性があります。
ですので、共通点を見つけて
「同じ」を実感してもらうことが
重要になります。
簡単なところでは
出身地や星座、趣味や職業など…
いくつかあると
仲間意識が生まれてきます。
「そうそう、わかるわかる!」が
多くなりますね。
そうすると
「あの人は趣味が一緒」という感じで
印象に残りやすくなります。
そして、
共通点を見つけるために、
自身の話しもしながら
さりげなく質問すると良いのですが
この時に、
ポイントになることが2つあります。
・レアな共通点が強力だが
最初は量を考える。
・無理に「類似性」を保とうとしない。
の2つです。
まず、レアな共通点の話からですが
印象に残りやすいのは「レア」な
共通点があることです。
A「△△大学出身」
B「○○町の◇◇小学校出身」
といった場合
桁違いに小学校のほうが多い事や
出身地に直結している事からも
Bの「同じ小学校」ほうが
レアケースになります。
そうすると、Bのほうが、
グッと印象に残りやすくなります。
学年は違っても
担任の先生が同じだったら
超レアですよね。
ただし、最初からレアな共通点を
探そうと焦ったり
質問を、ねほりはほりしてしまうのは
逆効果になりますので
この部分は注意が必要です。
最初は、それとなく共通点を探る
質問をしながら
自分のことも
話していく事が得策でしょう。
また
無理に「類似性」を保とうと
しないことについて。
相手に合わせようと、
無理に話を合わせてしまう人、
時々、見受けられるのですが…、
あなたは、いかがですか。
例えば
「アウトドア派で、
バーベキューなんか好きなんです。」
「いいね~、僕も好きなんだよ!」
といった感じですが、
無理に合わせていると、
話の辻褄が合わなくなって、
不信に思われる場合があります。
ですので、この部分は注意が必要です。
むしろ、類似性の中に、
違いが存在することも
アピールポイントになること、
付け加えております。
「何だか、共通点も多い。
でも…、違う世界も持っている相手。
何か気になる。」
という、コントラストを明確にすることで
「印象に残る」存在になれるのです。
② 見た目の逆をイメージする
相手の「見た目の『逆』」を
イメージするというと
不思議に思われるかも知れませんが
これは結構、効果があります。
例えば、美しい女性がいたとします。
そのときに、「お美しいですね!」
と言われても、
相手は、言われ慣れているので
印象には残りません。
ここで
「見た目の『逆』」
を想像してみましょう…。
ここは、直感で!。
(もちろん、良いところを…)
例えば
「華やかでオシャレに
気を使っている感じですが、
結構、家庭的なところも
ありそうですよね。
…何となくそう思うんですけど…、
料理とかもするんですか?」
といった感じです。
すると、いつもと違う観点の話なので
ちょっと「ドキッ」とします。
人間には「2面性」があって、
・「人に見せている部分」
・「人には見せていない部分」
の両面を持ち合わせています。
人に見せていない部分を
解ってくれる相手がいると
『この人は、自分のことを分かってくれる人』
と思うわけです。
この場合
この女性が、ジツは家庭的で
「和食」とか作る人だとしたら
「この人、分かってくれる」
となるわけです。
もし、全く料理をしない相手でも…
いつもと違う事を言われるので
「もしかしたら
私って、
そういう素養があるのかも…」
と、自分の中に、思い当たる節を
探しに行ったりします…。
そして、ちょっとした心当たりを探して
「確かに!そういう事あるかも。
この人、分かってくれる人」
となることもあるんです…。
これ、効果があるので、
試してみてくださいね。
③ ボディランゲージを使う
ボディランゲージを使うということです。
印象に残るのは「話の中身」と
思われる方も多いと思いますが、
ジツは話の中身以上に印象に残るのは
「ボディランゲージ」
(身振り・手振り・姿勢・表情など)です。
スポーツの選手が、プレー中に
身振り・手振り、アイコンタクトなどの
非言語コミュニケーションを使いますが、
これも、伝わりやすく
相手の中にスッと入っていくからなのです。
これは、私達の生活や仕事の中でも
同様のことが言えます。
人は五感によって外界の情報を得て、
記憶に残しますが、
その8割は『視覚』からの情報です。
したがって、全くボディランゲージを
意識せずに話をする時より
「身振り・手振り」を入れるなど
意識して身体全体で
コミュニケーションを取っていくほうが
相手に伝わりやすく
相手の中にスッと入りやすくなるのです。
すなわち
印象に残りやすくなるということが言えます。
「ボディランゲージ」の効果は、
想像以上です。
身体全体から発している雰囲気を
相手に伝えるようにしていきましょう。
④ 会えたお礼を言う
最後のポイントは
会えたお礼を言うということです。
人は感謝されると心が満たされます。
本能的に人間は「周囲に貢献したい」と
思っているもので
感謝の言葉を伝えられると、
自分は「貢献できている」と
感じられるようになります。
そして、この感覚を満たしてくれた
相手の印象が強く残りやすくなるのです。
この時のポイントは1つ。
・お礼を具体的に伝えること。
これは、相手からすると、
具体的にお礼を言われれば、
自身が貢献できている実感が増す
という点があります。
「今日は、ありがとうございました。」
と言われるより
「今日は体験談をうかがえて、
元気を頂けました。
本当に、ありがとうございました。」
と言われたほうが、
具体的に貢献できているポイントが分かって
「自身の価値」を実感できる
ということになります。
そして、伝えるあなた自身も、
具体的にお礼を言おうと意識することで、
相手の良い点を見て会話をするようになります。
すると、ポジティブな感情が引き起こされ、
無意識のうちに、そのポジティブな感情が
相手に伝わるものなのです。
ヒトは、自身に関心を持ってくれ、
好感を抱いてくれる相手に好感を持ちます。
ということで、
具体的な点でお礼を言うようにしましょう。
お勧めは…
「厳選4つの方法」は
① 相手との共通点を見つける
② 見た目の逆をイメージする
③ ボディランゲージを使う
④ 会えたお礼を言う
ですが、この中で、
みのるコーチ的に得にオススメしたいのが
② 見た目の逆をイメージする
この発想は、できるヒトが少ないので
他のヒトとの『差別化』ができます。
グッと『印象が残るヒト』になります。
ということで、まず最初にやる事は
このポイントについて話していきます。
【2】まず最初にやる事
①まずやること
・「自分の事を印象に残して欲しい」相手を
3人思い起こしてください。
あまり時間のないかたは1人でも大丈夫。
・そして、それぞれの人に対して、
「見た目の『逆』」を
想像してみてください。
②例えば…
その相手が、とても寡黙で、
まじめに仕事する男性とします。
そこで、「見た目の『逆』」を想像です。
そして、
相手に伝える事を想像するまでを
1つのルーチンにしましょう。
「いつも真剣な表情の中でも
気さくにお話されると
話が弾みそうな雰囲気が
何となく感じられます…。」
と言った具合に
良い方向に直感で想像してみましょう。
コミュニケーションの改善というと
その場が勝負という感じて
捉えられがちですが、
イメージをしておくことによって
言葉もスムーズに出ることがあります。
まとめ
■『印象に残る』コミュニケーション
1 厳選4つの方法
① 相手との共通点を見つける
・ 類似性の法則を活用。
・ レアな共通点が強力だが、最初は量。
・ 無理に、類似性を保とうとしない。
② 見た目の逆をイメージする
・「人には見せていない部分」を
分かってくれる人と思われる利点。
③ ボディランゲージを使う
・ 8割は『視覚』からの情報。
・ 身振り・手振り・姿勢・表情を意識。
④ お礼を伝える
・ 感謝されることで心が満たされる。
・ 具体的にお礼を言うことで効果大。
2 まず最初にやる事
① 相手を思い起こす。
(自分の事を印象に残して欲しい相手)
② その人をイメージして
「見た目の『逆』」を想像してみる。
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】