【1】「怒り」が込み上げてくる時…
「怒り」が込み上げてきて爆発しそうになる時
誰にでも、ありますね。
その時、「怒りを爆発」させるのも
一つの「手」だとは思いますが
相手と自分の「人間関係が台無し」になってしまう
というリスクもあります。
そうなると、とっても残念。
損をするのは自分、となってしまいます。
今回は
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・怒りについての考え方
・怒りが込み上げてきてしまった時の対処法
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についてお話していきます。
【2】「怒り」の感情とは…
さて、この「怒り」の感情ですが
心理学的には
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『二次感情』とよばれる感情
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で、その「根っこ」には、
・落胆
・心配
・悲しみ
・寂しさ
・傷つき
といった『一次感情』があります。
例えば
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・真摯に対応してくれると期待していたところ、
いい加減な対応をされて「落胆」する。
⇒ ここから『二次感情』の怒りが生まれる
・時間通りに来ないし、連絡もとれないない…、
「心配」が大きくなる。
⇒ ここから『二次感情』の怒りが生まれる
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という感じです。
【3】「怒り」の対処法
だから、この「一次感情」を冷静に捉えて、
相手に伝えて行く事が、大切になります。
僕は、こんな流れが、良いと思っています。
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① 一呼吸置くための自分の方法を考えておく
・深呼吸する
・遠くを見る
・場所を変える e.t.c
(この方法を考えておくだけで気分が楽になります。)
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② 客観的に見て、一次感情は何か考える。
・落胆 ・心配 ・悲しみ ・寂しさ ・傷つき
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③ 自分の根っこの感情を改めて…【感じる】
「いい加減な事をされて、落胆したんだな~~。」
とか
「連絡も無いし、帰ってこないしで…、心配したんだな~~。」
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④ 根っこの感情の、さらに元になる感情を、客観的に把握
「いい加減な事をされて、落胆したんだな~~。」
⇒★それだけ期待してたんだ。
とか
「連絡も無いし、帰ってこないしで…、心配したんだな~~。」
⇒★それだけ大切に思ってたんだ。
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⑤ 分析結果を相手に伝える
「期待していただけに、残念な気持ちです…、怒りたい気分…(>_<;」
「大事に思ってるから、連絡も無いし、帰ってこないしで、
心配で、心配で…、怒りそうだったよ~(>_<;;」
※表現は自分のキャラに従って…。
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怒り爆発寸前だから、そこまで考えられません、
という声が聞こえてきそうですね…。
【4】まず『第一』に大切なこと
そういう意味で、大切なのは、一番最初の、
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① 一呼吸置くための自分の方法を考えておく
・深呼吸する
・遠くを見る
・場所を変える
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ここが、ポイントです。
「キタキタ…、きちゃった~~~。」
って思ったら、まず、これをやりましょう。
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感情や思考を変える前に『動作』から!
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少しだけ、冷静になれれば、『こっちのもの』です!!
【まとめ】
・ 怒りの感情は『二次感情』
・ 落胆・心配など、元になる『一次感情』がある
・怒りの対処法
①一呼吸置くための自分の方法を考えておく
②客観的に見て、一次感情は何か考える。
③自分の根っこの感情を改めて…【感じる】
④ 根っこの感情の、さらに元になる感情を、客観的に把握
⑤ 分析結果を相手に伝える
・第一に大切なこと
①一呼吸置くための自分の方法を考えておく
⇒感情や思考を変える前に『動作』から
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】