アドラーの言葉:その『目的』は…?

たかはしみのる

ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】

【アドラーの言葉】

アドラー
カッときて自分を見失い怒鳴った、のではない。

相手を「支配」するために

「怒り」という感情を創り出して利用したのだ。

~アルフレッド・アドラー~

 

「あらゆる行動には目的がある」という
アドラーの「目的論」の立場に立つと、

「つい、カッとなって、自分を見失ってしまった…。」

というセリフは、否定されます。

 

「相手を支配する」という【目的】のために、
「怒り」という「感情」が作られ、使用された。

という解釈になります。

 

一方で、フロイトを中心とする心理学では、
「目的論」とは逆の「原因論」で考えます。

人は無意識の下の「感情」により突き動かされる。
…という解釈です。

この場合、怒鳴ったのは無意識の怒りが
「原因」であり、本人は悪くない、という結論になります。

アドラーの「目的論」とは真逆の考えですね。

 

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さて、
話を戻しましょう。

「感情」は、2つの目的で使用されます。

(1)相手を操作し支配するため。
(2)自分自身を突き動かすため。

(1)は、例えば、

「怒鳴る」ことや、
「表情」や「態度」で圧力をかけるなどなど…。

(2)は、感情により「自分の背中を押す」ことですので、

 「怒り」
 「喜び」
 「期待感」
 「恐れ」

などがありますね。

前へ進む、引き返すという行動は、
「論理」的な判断だけでは、動けない時があります。

この時に「感情」が行動の後押しをするのです。

(1)も(2)も、人間が本来持っている特性ですが、
人によって、違いがあります。

 

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だとすると、

たかはしみのる
自分の感情の特性(傾向)を知って、うまく活用する。

これができると良いと思うのです。

そのために、まずは、

「自分の感情の特性(傾向)」を見つめてみては、いかがでしょうか。

 

たかはしみのる

★いつも、応援しています!

 

 

 

 

たかはしみのる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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