ビジネス・恋愛・家族関係など
人生のあらゆる豊かさを得るためには
コミュニケーションが
良質である必要があります。
ラポール形成は、そのカギとなるものです。
この考え方を知り実践することで
初対面から始まる人間関係における
安心感・信頼感を獲得し
円滑にコミュニケーションが進められます。
今回は
ラポール形成の基本的な考え方と
「4つのテクニック」を簡単解説します。
今回は僕、剛留(ごうる)がアシスタントを務めさせていただきます。よろしくお願いしますっ!
目次
【1】ラポールとは
フランス語の「橋をかける」という意味の言葉ですが、
転じて、
~~~~~~~~~~~~~~~~~
「人と人とが、親密な信頼関係にあり
心の通い合った状態であること」
~~~~~~~~~~~~~~~~~
を示す心理学用語です。
たとえ同じ話でも、発信する人によって
「受け入れられる」/「受け入れられない」
が変わってくることがありますね。
これは、その両者の「ラポール構築度合いの違い」
によって生じる現象です。
従って
「相手に何かを伝えたい」と思った時には
「何を言うか?」と同じくらい
「ラポールが築けているか?」が大切な要素になります。
その発信が正論だとしても、「ラポール」が築けていない場合
ーーーーー
「屁理屈」
ーーーーー
と受け取られてしまう事もあり
逆に、多少の誤りがあっても「ラポール」が築けている場合
~~~~~~~~~~~~~~~~
「真意は○○と言っているはず!」
~~~~~~~~~~~~~~~~
と好意に解釈されるものです。
「ラポール」は
発言の『理解度』や『納得度』に大きく影響を与えて
人と人とが
「コミュニケーション」を取る上での土台となる存在です。
【2】共感に基づく信頼関係
このラポールを築く時に大切なのが、
~~~~~~~
『共感的理解』
~~~~~~~
という概念です。
これは、相手の考えに「同意」するのではなく、
「受け止める」という意味です。
「同意」してしまうパターン:【悪い例】 |
もう、こんなに複雑な状態になっちゃって、 こんなの、もう絶対にできないよ!
そうだよね~。絶対できないよね~。 |
「アドバイス」してしまうパターン:【悪い例】 |
もう、こんなに複雑な状態になっちゃって、 こんなの、もう絶対にできないよ!
そんな事ないよ、○○すれば、できるよ~。 |
【受け止める】パターン:【良い例】 |
もう、こんなに複雑な状態になっちゃって、 こんなの、もう絶対にできないよ!
そっか、今は「こんなの、もう絶対にできないよ!」って思ってるんだね…。 |
利害関係で拮抗する相手とも
「ラポール」を形成することはできます。
「相手の立場」で考えを理解し
「相手が想い描く風景」を一緒に見て
「相手が聞いている音」を一緒に聞いて
「相手の感じている事」を一緒に感じる。
この『共感的理解』が、ラポール形成には、
とても「重要」になってくるんです。
初対面の相手と「ラポール」を築くスキルは、 「ビジネス」・「恋愛」といった『人間関係の基盤作り』には 「ラポール」を形成することで『交渉』をうまく進めたり 「医者と患者」「上司と部下」「コミュニティの仲間」など… ~~~~~~~~~~~~~~ という 発言の『理解度』『納得度』は確実に増します。 「ラポール」が築けているかどうかは、 お互いの「ネガティブな印象や感情」を 「人間関係」を円滑にするためにも 相手に「興味」を持って、話を「聴く」こと、 そして 相手に「好感」を持って、「興味」を持って、「影響」される… 「嘘」をつく事は逆効果ですが、素直な気持ちで、 ~~~~~~ などに「影響される」という事です。 そうすると、「自分に影響を受けた」相手として 「シンパシー」を感じる相手は、何か ~~~~~ があるものですね。 「同調」をスムーズに促すためには 「同郷の人」や「星座が同じ人」 自分を作る『コアになっている属性』や また、「共通点」が『レア』であればあるほど 「同じものを見て」 「ラポール形成」がうまくいくことはお伝えしましたが 相手の「現実」に入ることで 「相手の痛み」も ~~~~~~ を持つことで、強固な「ラポール」が形成されます。 相手の「しぐさ」や「姿勢」を『鏡に映す』ように真似るのが ~~~~~~~~ の手法です。 ~~~~~~~~ があり、鏡のように動作する相手とは、 ただ ーーーーーーーーーーー は、ラポール形成にとって ラポールは「感応」です。 反射的な動きの『同調』が相手の「意識」に登ることなく、 飲み会で、同じタイミングで それと同じことを、 「ペーシング」は文字通り そのために そして、相手の ~~~~~ にも合わせる…、これができると、 相手の「姿勢」や「呼吸」、 ~~~~~~~~~~~ といいます。 表向きには「冷静」を装っていても ここで大切になるのが、 ~~~~~~~~~~~~~~~~ という事です。 そこから「感じ取れる」相手の気持ちに『寄り添う感覚』 「バックトラッキング」は、いわゆる ~~~~~~~ の事で、相手のセリフを繰り返し この「バックトラッキング」には、 ・相手の話した「事実」を反復する。 という「方法」があります。 「バックトラッキング」は この時、相手は「自分をわかってくれている!」と また、 「否定的な言葉」は、 『気持ちを汲んで』返すのも、一つのテクニックです。 【1】ラポールとは ・人と人とが、親密な信頼関係にあり、心の通い合った状態 【2】共感に基づく信頼関係 ・ラポールを築く時に大切なのが、『共感的理解』という概念。 【3】ラポールの重要性 (1)人間関係を築く 【4】ラポールを形成するための基本は (1)相手に興味を持つ 【5】ラポール・テクニック (1)ミラーリング この「テクニック」活かさない手はないですね!
そっか、『共感的理解』が必要で、「受け止める」感覚なんですね。
【3】ラポールの重要性
(3-1)人間関係を築く
強く求められるスキルです。
相手に『好感』を持ってもらうことが可能になります。(3-2)発言の理解度や納得度に大きく影響
どんな関係であっても、
「この人は一目置くべき存在」
~~~~~~~~~~~~~~
『ラポール』が築けた状態では(3-3)不安や警戒を解くカギ
払拭するための鍵となります。
『ラポール』形成が重要になります。
重要ポイントなんですね、Yeah, I got u !!
【4】ラポールを形成するための基本
(4-1)相手に興味を持つ
相手に『影響を受ける』という事も重要なポイントです。
「影響を受ける事」がポイント?
「良い行動」
「良い感情」
「良い思考」
~~~~~~
あなたに「好感」を抱くようになります。(4-2)共通点をみつける
【共通点】
~~~~~
この『共通点』を見つけるのも、重要なポイントになります。
「聴いている音楽」や「学生時代のクラブ」
「旅行で行った秘境」など…
「趣味」「体験」をシェアして『共通点』を見つけてみましょう…。
「ラポール」が強まるものなのです。
(4-3)思いやりを持つ
「同じ音を聞いて」
「同じことを感じる」ことで
『心理的な繋がり』が強くなる事を感じるでしょう。
「自分の痛み」として感じることができるような、
『思いやり』
~~~~~~
3つのポイント「相手に興味を持つ」「共通点をみつける」「思いやりを持つ」しっかりチェックしました!
【5】ラポール・テクニック
(5-1)ミラーリング
『ミラーリング』
~~~~~~~~
人には、自分と似ている存在に対して「親近感」が湧く
『類似性の法則』
~~~~~~~~
『同調している』という「一体感」を感じます。
「大げさな後追い行動」
ーーーーーーーーーーー
「まったく逆効果」になるので、注意が必要です。
「何故か分からないけど合ってる感じ」を抱かせます。
「ジョッキを口に運んでいる」という事はありませんか?。
「意図」して「自然に」行うのが、【ミラーリング】です。(5-2)ペーシング
『ペース』『テンポ』を合わせることですが
「話をよく聞くこと」と「間のよい反応」が大事になります。
「考え方」
「価値観」
「明るさ」
「静けさ」
「感情」
「呼吸」
~~~~~
ラポール形成が、グッと加速される事となります。(5-3)キャリブレーション
「表情」や「声のトーン」を『観察』する事を
『キャリブレーション』
~~~~~~~~~~~
微妙な「表情」や「声のトーン」の
変化が現れる場合もあります。
『言葉としぐさの違いを察知する』
~~~~~~~~~~~~~~~~
これが最も「キャリブレーション」を活かすポイントです。(5-4)バックトラッキング
「オウム返し」
~~~~~~~
『理解』を示すテクニックです。
・相手の話した「感情」を反復する。
・適宜、相手の話を要約し、確認する。
必ず「YES」を引き出すことができて
思うものなのです。
そのまま「バックトラッキング」せずに、
そのままバックトラッキング:【悪い例】
一体なんなの…あの人…。って感じだったのよ…>_<;。
気持ちを汲んでバックトラッキング:【良い例】
一体なんなの…あの人…。って感じだったのよ…>_<;。
まとめ
・「同意」でなく「受け止める」感覚。
(2)発言の理解度や納得度に大きく影響
(3)不安や警戒を解く
(2)共通点をみつける
(3)思いやりを持つ
(2)ペーシング
(3)キャリブレーション
(4)バックトラッキング
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】