【初心者向け】(ピグマリオン効果)【Part①】『期待する力』で成果を出す心理効果の活用法

たかはしみのる

ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】

こんにちは。

笑顔で感謝!✨

みのるコーチです。

今回も、ご覧いただき、
ありがとうございます。

今回は

(ピグマリオン効果)【Part①】
期待する力で成果を出す心理効果の活用法

というテーマでお送りします。

2回に分けてお伝えする
テーマの第1回を今回はお届けします。

このピグマリオン効果は
とても有名な心理効果ですので

一度は耳にしたというかたも
多いと思います。

今回は、このピグマリオン効果の
解説をした後に、

次回に、この考えを元にした
効果的な活用法を3つご紹介します。

効果と活用法を知れば
成果が出やすいものです。

指導者のかたや、お仕事で活用される以外にも
プライベートでの活用できますが、

知らずに損をしているかたも多いもの。

今回は、このあたりお話しますね。

【Youtube版】

Youtubeでもお伝えしていますので
是非チェックしてくださいね。

【この記事を読むと】

・期待の力で成果を出す
 心理効果が解る。

・指導者として成果を挙げ
 評価される。

・自身の成果が出て
 収入や評価がアップ。

【1】心理効果:①ピグマリオン効果

❶ピグマリオン効果とは…

ーーーー
● ピグマリオン効果

他者から期待されることによって
成長度が高まる効果。
ーーーー

アメリカの心理学者ローゼンタールさんの
実験から導かれたことから

「ローゼンタール効果」とも呼ばれます。

❷ローゼンタールさんの実験

その実験は、次のようなものです。

ローゼンタールさんは 1964年に、
サンフランシスコの小学校で

知能テストを行いました。

その名も

『ハーバード式突発性学習能力予測テスト』

何だか凄そうな名前ですね。

このテストは、生徒が潜在的に持つ能力を
推し量ることができるテストです。

つまり、今後、どの生徒が伸びるのかが
予測できるテストなんです。

そして、ローゼンタールさんは
テスト結果を見て、何人かの生徒を示し、

担任の先生に、こう言いました。

「この生徒たちは、
 空間認識能力と情報処理能力が優秀です。

 ただ、このことは
 生徒には伝えないでください。

 そして、その生徒たちに
 特別な指導をしないでください。
 公平にお願いしますね。

 私は、見ていますので…。」

担任の先生は、
言われた通りに授業を行いました。

そして1年後、
ローゼンタールさんが優秀と言った生徒は

格段に成績がアップして、
上位を独占します。

いや~

『ハーバード式突発性学習能力予測テスト』

恐るべし~!

…と思ったかも知れませんが…。

……

ジツは…、この、

『ハーバード式突発性学習能力予測テスト』
は全くのハッタリだったのです。

優秀な生徒とされた数名は、

ローゼンタールさんが
無作為に選んだものだったのです。

「???」

でもでも、実際に生徒の成績はあがって、
上位独占状態になっているでしょ?

と思われるかも知れませんが…。

そうなんです、
そこが今回のポイントです。

それは

『ハーバード式突発性学習能力予測テスト』

なんていう、
とっても凄い名前のテストによって、

担任の先生が、本当に、
その生徒が優秀だと信じたからなんです。

そう信じて、優秀と思い込んだ生徒に、
無意識の行動するだけで、

その相手は能力が上がって成果が出たのです。

ポイントは、
この先生の無意識の行動…、という部分で、
意識的に行動した訳ではないという点です。

これがピグマリオン効果です。

ま~内容は、分かったけど、

ローゼンタールさん、
ちょっとヒドイんじゃないの?

てきと~に、選ばれた子はいいけど、
選ばれなかった子は、可愛そう…。

という声も、聞こえてきそうですが…。

そのあたりのお話は、
ちょっと、置いておきましょう。

❸名前の由来

ちなみに、ピグマリオン効果の
名前の由来も少しだけ…。

ピグマリオン効果は
あるギリシャ神話に由来します

ピグマリオンという王様であり彫刻家が

あるとき、自分の究極の理想とする
女性の像をつくりました。

そして、彼は、その像に恋をしてしました。

彼は、像に話しかけたり、
ご飯をあげたりします…。

ん~~、
ちょっと怖い光景にも思えますが…、
ちょっと話を先に進めますね…。

これを見かねた美の女神、
アプロディーテーが、

この像に息を吹き込み、
本物に変えたという物語です。

つまり、

ピグマリオン効果とは、
偽物の像を本物と信じていたら

あるとき本物になったという
神話に由来しているということです。

偽物の像が本物の
人間になるのは神話の話ですが、

期待を持つ事で、
成長を促されるピグマリオン効果は、

大きな成果がることになります。

信じる力、大切ですね…。

【1】心理効果:②ゴーレム効果

❶ゴーレム効果とは

ーーーー
●ゴーレム効果

全く期待しないで接した場合、
相手はパフォーマンスが低下してしまう。
ーーーー

ダメ人間を作ってしまう恐れのある
効果という事が言えそうですね。

単なる土の塊が
化け物のゴーレムになってしまう話に
由来するそうです。

❷悪い影響

また、人間の脳は主語に関係なく
様々な言葉に影響を受けます。

そのため、
他者にネガティブなことを言ったりすると、
自身にも悪影響が出てしまいます。

この、ゴーレム効果のほうは、
避けたいところですね。

【まとめ】

●期待の力で成果を挙げる①

1.心理効果

①ピグマリオン効果

・他者から期待されることに
 よって成長度が高まる。

・ローゼンタールさんの
 実験から導かれた。

②ゴーレム効果

・期待しないで接した場合、
 相手はパフォーマンスが
 低下してしまう。

・自身にも悪影響が出てしまう。

※次回は、ピグマリオン効果の
 効果的な活用方法を厳選して3つ
 お伝えしていきます。

 

 

たかはしみのる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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