こんにちは。
笑顔で感謝!✨ みのるコーチです。
今回も、ご覧いただき、
ありがとうございます。
突然ですが1つ質問です。
あなたにとって
『危険な敵』
とはどんな人ですか?
何かにつけて難癖をつけてくる人でしょうか。
自分の価値観を押し付けてくる上司でしょうか。
意味不明な意地悪をしてくる人でしょうか。
確かに、こういった人は困ります。
嫌なやつだな~と思ってしまいます。
しかし、本当に危険な敵は…
影で攻撃してくる人…
なんです。
この人は信頼できると思って話した自分の秘密。
悪く誇張されて影で周 りに広まっていたとか…。
そんな風に影で攻撃されていた…、という経験、
お持ちのかたも多いことと思います。
そのような攻撃者を
カバードアグレッションといいます。
影で攻撃してくる人…
アメリカの心理学者
ジョージ・サイモン氏は
カバードアグレッションは
「羊の顔をまとうオオカミ」
と表現しています。
また、類義語に
フレネミーという言葉もあります。
✅フレンド(友)とエネミー(敵)
で作られた造語。
✅友達のように近づくので
心を許してしまいやすい。
カバードアグレッションとフレネミー
少し違いもありますが
基本は同じ部類に入ります。
カバードアグレッションやフレネミーは
味方のフリをして攻撃し
あなたが落ちていくのを狙っているのです。
例えば、相談に対して心配しているような
フリをして悪い結果になるように誘導していく。
相談に乗るフリをして近づいてきて
弱っている事を聞き出し…
裏ではあなたの弱みを
人にいいふらして見下している。
あなたから上司や仲間の愚痴を引き出して…
他の人やその本人に伝わるように
「…さん、こんな事、言ってたわよ…。」
と拡散するなど…。
人間は、このような掴みどころのない不安や
ストレスには対処方法も分からず…
耐えられないものなのです。
ダメージが大きく
人生が壊れていく方向に進んで
しまう事も考えられる
危機的な状況なのです。
/ フレネミー
✅特徴
✅対処法
最後までご覧になって、
大切なあなた自身を守ってくださいね。
目次
【1】5つの特徴
①プライベート情報を聞き出そうとする
相談に乗るフリをしてプライベートな
情報を聞き出そうとします。
弱っている時に近づいて
友達のフリをする特徴もあります。
良い人を装う才能があるところが厄介です。
②被害者ぶる
カバードアグレッションは被害者ぶります…。
○○さんに酷いことをされた…、
などなど、被害者ぶった話をします。
助けてくれない人は酷い…
という攻撃も仕掛けてきます。
人の善意や罪悪感を巧みに揺さぶってくるのです。
そして、その人が言う加害者は、ジツは
被害者である場合が多いものなのです。
心理を持っている。
あなたが、良い人であればあるほど
つけ込まれてしまいます。
③急速に距離を近づけようとする。
たいして仲良くないのに
友人であると強調します。
一見は、まあまあ良い人に見える特性があり
心を許してしまう場合があります。
最初は違和感があっても…。
「私達って友達なんだから、
何でも話してよ…。」
などと言われ続けると…。
「あれっ、そうだっけ、
そうなんでしょうね…。」
という感じで
慣れてしまうものなのです…。
この部分、怖いところです。
④人間関係や個人のネガティブな情報に詳しい
これまでお伝えしてきた手口で
ネガティブ情報を集めることに
長けています。
それを自分の都合良く活用して
人を貶めていくことを繰り返し
人間関係をかき乱していくのです。
この人間の特性を熟知しているのです。
⑤話をはぐらかすのが得意
忘れた・知らないフリをします。
「え?、そんなことあった?」
…という感じ…で軽くはぐらかします。
また、
論点ずらし、話のすり替えが巧妙です。
「え?、そんな事、言ったっけ?
最近疲れてて…
仕事、押し付けられて最悪なの~。
あなたも最近、大変じゃない~。
聞いたわよ~。」
といった感じで、
絶妙にはぐらかしてきます。
話をずらされている事に気づかない…。
あるいは気づいていても
仕方ないと思ってしまうものです…。
注意が必要ですね。
【2】3つの対処法
ここまで話してきた話で
カバードアグレッション確定で
酷いことをされた場合には…
縁を切るのが得策です。
ただ、仕事関係で、
そうも行かない場合もあります。
また、確定ではないけど
要注意人物と思われる場合もあります。
その場合には
今回お伝えする方法で対処してください。
①敵対心を表さない
敵対心を表すと
火に油を注ぐことになってしまいます。
攻撃が加速してしまうのです。
あなたは酷い人であるという情報が
広まって、立場が窮地に陥ってしまいます。
そうなると、あなたは大きなダメージを
受けてしまう事になるのです。
ご自身を守るために
敵対心を表さないようにしましょう。
②必要以上に話さない
挨拶や業務上の話など、必要最低限の範囲で
話すようにしましょう。
少しでもスキを見せると
巧みに入り込んできて
情報を収集しようとします。
以下の3つは特に気をつけましょう。
❶自身のプライベート情報
これは、格好の標的になってしまいます。
誇張したり歪曲したりして
都合の良いように使われて
人間関係をかき乱されてしまいます。
気をつけましょうね。
❷幸せな話
幸せをつぶすために、
巧みに揺さぶりをかけてきます。
あの人は悪い噂があると伝えてきたり
あなたの悪い噂を彼に伝わるよう広めたり。
結果的にギクシャクする事を狙ってきます。
という話では。
「同じプレゼント
○○ちゃんももらったらしいけど…。
あっ、これ言っちゃ
いけなかったかしら…。」
と、客観的に見ると
攻撃がミエミエの事を言ってきます。
しかし、当事者のあなたは
気になって仕方ない状態…。
彼に対して疑心暗鬼な状態が
生まれてしまう事もあります。
注意が必要ですね…。
❸第三者の愚痴
カバードアグレッションは
被害者のフリをして同意を求め
あなたの愚痴を引き出す手口を使います。
うっかり話に乗ると
誇張・歪曲されて伝わって
あなたが四面楚歌になってしまう
可能性が大きくなります。
人間関係が破綻して
人生が狂わされる可能性まであるのです。
❶~❸の話は特に気をつけましょう。
完全にスルーすると攻撃が強まるので、
「あっ、仕事に戻らなきゃ…。」
といった感じで
完全にスルーはしないけれども
話に乗らないという姿勢でいましょう。
③『直感』を信じ『客観的』に見る
じつは、これが一番大切なことです。
急に接近されたり
個人的な事をネホリハホリ聞かれて
直感的に違和感があった場合。
この『直感』は何だろう…。
『客観的』に相手との距離は
この程度だよね、とか
この個人的な話を聞かれるのは
変だよね…。
と、感じたことを
大切にして頂きたいのです。
人間は…
・同情する
・貢献したい
・好意の返報性
・ネガティブな話に反応しやすい
などの特性があります。
カバードアグレッションは
この部分を巧みに突いてくるのです。
直感的に『おかしい』と感じても
相手の話を聞いているうちに、
あの『違和感』は、気のせいだったんだ…
と思ってしまう事が多くなります。
とても危険な事です。
ですので
『直感』を信じ『客観的』に見る。
これを大切にしてくださいね。
【3】まずやる事
①リストアップ
・直感的に違和感を感じた事を
リストアップして検証する。
※何かいやだな~と思うことも
あるかも知れませんが、
あなたを守るためです!
【まとめ】
●カバードアグレッション/フレネミー
・常識的でちょっといい人に
見えるが自分に都合の悪い相手には
裏で攻撃する。
・心理学者ジョージ・サイモン氏は
「羊の顔をまとうオオカミ」と言う
②フレネミーとは
・友達を装う敵のこと。
・フレンド(友)とエネミー(敵)
で作られた造語。
・友達のように近づくので
心を許してしまいやすい。
②被害者ぶる
③急速に距離を近づけようとする。
④人間関係や個人のネガティブな情報に詳しい
⑤話をはぐらかすのが得意
②必要以上に話さない
❶自身のプライベート情報
❷幸せな話
❸第三者の愚痴
③『直感』を信じ『客観的』に見る
・直感的に違和感を感じた事を
リストアップして検証する。
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】