普通に生活していると
仕事や恋愛、お金のことや家族関係などで
うまくいかないことがあると
悩みやストレスを感じることってありますよね。
また、大きな原因はないけれど
何だかモヤモヤしてしまって気分が落ち込み
一度気分が落ち込むと
普段の生活にも影響してしまい
悪循環に陥ってしまうことも
あるかもしれません。
とても、つらい状況ですよね…。
この記事は
・ 悩んでしまうと堂々巡りに陥ってしまうことが多い
・「落ち込む自分」を「乗り越える自分」に変える方法が知りたい
・ 心穏やかにして明るい未来を手に入れたい
というかたにお送りしていきます。
心理学を使った方法で明るい未来を手に入れましょう。
目次
【1】心理学の知識を使って「乗り越える自分」になる方法
何か悩みを抱えてしまったとき
その悩みは人それぞれであり
自分でしか解決ができないことや人には話せないようなこともあるはず。
そんな状況の中に居ると人は無意識のうちに落ち込んでしまいがちです。
こんなとき、心理学の知識をうまく使えば
「落ち込む自分」を「乗り越える自分」に変えることができます。
落ち込んだ時の対処法として、ご紹介するのは
ポール・G・ストルツ さん が考え出した「LEAD法」
「LEAD法」とは、それぞれの頭文字で
「4つのプロセス」をまとめた心理テクニックです。
(1)Listen=「聴く」
まず、Lは「Listen」=「聴く」。
落ち込む要因として
友達や家族など周りの人と喧嘩をしてしまった状況を仮定します。
「言いすぎたなあ…」
「ひどいことをしてしまった」
など、自分の内側で湧き出る感情にきちんと向き合います。
これは、落ち込んだ内容を周囲の人に話し
意見を聴くという意味の「Listen(聴く)」でもあります。
(2)Explore=「掘り下げる」
Eは「Explore」=「掘り下げる」。
Listenで浮かんだ、もしくは周囲から聞いた感情や意見を
実際に書き起こします。
その際に、浮かび上がる問題に対する解決方法を
冷静に考えいっしょに書き出しましょう。
先程の仮定の続きであれば、例として
「きちんと話を聞いてから意見をすればよかった」
など。
(3)Analyze=「分析する」
次は、「Analyze」=「分析する」。
先程考え出した
「言いすぎた」
「きちんと話を聞けばよかった」
という問題と解決方法から、最終的な解決策を見出します。
仮定の続きであれば例として、
「言いすぎたことを謝ってから
もう一度きちんと相手の話を聞いた上で意見を伝える」
というものです。
この段階ではもうすでに冷静に、かつ前向きになっているはずです。
(4)Do=「行動する」
そして、「Do」=「行動する」。
あとは解決策を実行することになります。
こうすることで
落ち着いて逆境を乗り越えることができるのです。
【2】自分の「見え方」を調整する良い方法
LEAD法であった
「書き起こす、書き出す」という作業は
「セルフ・モニタリング」になります。
セルフ・モニタリングは
毎日のできごとを日記として綴りながら
他の人から見た自分はどうなのかをチェックすることで
「自分の見え方」を必要であれば調節することを表します。
セリフ・モニタリング傾向が強い人は
人との関わり方がとても上手くできるため
困ったことにぶつかる状況や逆境でも
周囲の人の力添えを受けやすくなります。
そのため、日記などで自分を振り返ることは
心理学の観点から見てもとても良いことなのです。
【まとめ】
・ LEAD法
落ち込んだ時の対処法で、ポール・G・ストルツが考え出した。
① Listen=「聴く」
自分の内側で湧き出る感情にきちんと向き合う。
② Explore=「掘り下げる」
Listenで浮かんだ、もしくは周囲から聞いた感情や意見を実際に書き起こす。
③ Analyze=「分析する」
最終的な解決策を見出す。
この段階ではもうすでに冷静に、かつ前向きになっているはず。
④ Do=「行動する」
あとは解決策を実行するだけ。
・ セルフ・モニタリング
毎日のできごとを日記として綴りながら
他の人から見た自分はどうなのかをチェックする。
「自分の見え方」を必要であれば調節できる。
・ LEAD法とセルフ・モニタリングをうまく使うことで
逆境に立ち向かい、乗り越える自分に変わることができる。
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】