相手と親しい間柄になって、
相手が自分の提案を断りにくくする
心理テクニックがあります。
それは
「相手の名前を頻繁に呼ぶ」
★★★★
ことです。
名前を呼ぶことは
「あなたの存在や価値を認めていますよ」という
「社会的報酬」を与えていることになります。
ダニエル・ハワード博士は
次のような実験をしました。
学生たちに自己紹介をしてもらい、
その後に個別に博士の部屋に呼びます。
そして、
(1)名前を呼ぶ
(2)名前を忘れたのでもう一度教えて欲しいと言う
(3)名前を呼ばない
という3パターンの会話のあと、
クッキーの購入を勧めたところ、
(1)90%
(2)60%
(3)50%
の学生がクッキーを購入しました。
人間は、名前を呼ばれているうちに、
相手に対して親近感を覚えるようになります。
ビジネスの場でも、
例えば、お得意先の課長に対して
「課長」と呼んでいた場合、
名前をつけて「〇〇課長」とする
習慣をつけましょう。
「〇〇課長、おはようございます」
「〇〇課長、この件、いかがでしょうか?」
と話すようにすると、
会話が途端に「個と個」の会話になり、
親しさがグッと増します。
★★★★
「相手の名前を頻繁に呼ぶ」
★★★★
是非、やってくださいね。
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】