【アドラーの言葉】
あなたが彼の課題を代わりに解決するとしよう。
彼は自立して行動することを
決して必要だと思わないだろう。
~アルフレッド・アドラー~
他者の課題に関わるうえで
大切なことは、
「代わりにやってあげる」
ことではありません。
身近な相手であればあるほど、
「できない」
ことが気になり、
「代わりにやる」
事をしがちです。
「頼りなく見える職場の後輩」や
「子供の夏休みの宿題」など、
相手の【課題】
に立ち入ってしまいそうな時が、
多々ありますね…。
ここで、アドラーは
【課題の分離】
を唱えています。
相手の「課題」に踏み込んで、
解決してしまうことは、
一見、優しいと思われますが、
「それ」をしてしまうと、
相手は「自ら」課題に取組む
【勇気】をくじかれてしまいます。
この場合の、
あなたの課題は…?
そうですね、
「相手が仕事や勉強を
できる環境を用意する」とか、
「自分の経験を語る」とか、
「自分の考えを
I(私)メッセージで伝える」
といった事が考えられます。
立ち入りすぎない。
どこかに【境界線】を作って、
それを「越えない」こと。
これが、大切なことだと、
僕は思うのです…。
あなたと、相手の「境界線」は、
どのあたりに、
設定しましょうか…。
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】