【アドラーの言葉】
個人は、社会的な文脈においてのみ、
個人となるのだ。
~アルフレッド・アドラー~
ここで、「社会的な文脈のない個人」とは、
「他者との関係を全く持たない、純粋な「個人」の存在」
という意味で、アドラー心理学では、
このような個人の存在を否定しています。
したがって、アドラー心理学では、
「人間のさまざまな問題は【対人関係の問題】」
ととらえています。
これに対して、例えば、医学・科学の分野では、
「人間」を他者とは切り離した
独立した「個」とみなす事があります。
ここで、ちょっと考えてみましょう。
自分が自分らしくいられるのも、
他者がいるからそこ。
記憶力が弱い、背が低いといった、
個人的な悩みに思える事も、
やはり、他者がいるからこその問題なのです。
個人は、社会的な文脈においてのみ、
個人となるのだ。
そうそう、このように、
社会的な文脈においてのみ、「個人」となるのだから、
アドラーの言うように、
他者との関係を良くして、
他者に貢献する生き方が
できるのが、
本当に幸せな生き方
だと、僕は思います。
他者に関心をもつこと、これが第一歩ですね!
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】