「目的がある人だけが前に進める理由」名言から学ぶ小さな一歩【トーマス・カーライルさんの言葉】

たかはしみのる

ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】

名言

明確な目的があれば
起伏の多い道でも 前進できる。

目的がないと
平坦な道でも 前進できない。

~トーマス・カーライル~

【1】 目的がハッキリしないと…。

人は 不思議なもので
同じ道を歩いていても…

「目的」が あるかどうかで
見える景色 がまったく変わってしまいます。

あなたも、経験がありませんか?

旅行のときは、目的があるから
多少の段差や坂道も 気にならないのに…

ただの通勤だと、少しのアップダウンでも
「しんどいな…」と思ってしまう。

カーライルさんのこの言葉は
まさにその感覚を鋭く突いています。

たとえば、勉強。

ただ「良い結果を出せたらなぁ」くらいの
ぼんやりした気持ちだと、机に向かうだけでも気が重い。

でも 「◯◯を作れる自分になる」
「半年後に◯◯を実現する」という感じで…

目的が ハッキリしていると
不思議なくらい、力が湧いてきます。

【2】 クッキリした目的。

心理学者 エドウィン・ロックさんの
「目標設定理論」では…

『明確で具体的な目標は
   行動を強く促し、達成率を高める』

と論じられています。

ぼんやりでは、動けない。

だからといって、大きな目標でなくてもいいんですよね。

「明確な目的=大きな夢」でなくても、大丈夫です。

『今より少しだけ進むための、小さな目的』で 充分です。

たとえば 仕事なら…

「今日は メールを1本だけ、丁寧に返してみよう」
でも立派な目的ですし。

勉強なら
「動画を5分だけ見よう」でもOKです。

人間は 『目的があると動ける生き物』ですから。

【3】 仮の小さな目的でも…。

とはいえ 「目的を決めよう」と言われても
そんなに簡単に、出てこない時もありますよね。

そんな時には…

心理学者 BJ・フォッグが提唱した

『Tiny Steps(超小さな行動)』

を使うと、前に進みやすくなります。

つまり、目的は 『完璧』でなくて大丈夫です。

決めた目的は、途中で変えてもいいのです。

大事なのは
「とりあえず仮決めで進む」ということ。

たとえば…

「本を1冊読む」という目的が重ければ
「まずは目次だけ眺める」に変えてもいいですね。

「毎日30分運動」なら
「まずは靴を履く」だけでもOKです。

スタンフォード大学の研究でも

人は最初の一歩を踏み出すと、その後の行動が続きやすい

という結果が出ています。

つまり、目的が 『小さくて、軽いもの』のほうが
むしろ前に進みやすいもの。

実際、私のまわりでも
「目的を小さくした瞬間に動き出せた」という人は多いです。

【4】 ステップ・バイ・ステップ

あなたも、これまで…

「目的が はっきりしなくて、動けなかった」
という事が、あるかもしれません。

ただ、それはあなたの性格の問題ではなく
単に目的が大きすぎただけだと、思うんです。

だから、まずは自分を責めないでください。

うまくいかない時は
目的を 仮の小さなモノにしては、いかがでしょう。

そうすれば 「方向」が見えて
前に進む 力が 湧いてくるのでは…と、思います。

起伏の多い道に 見えていたことも
目的が見つかると、不思議と足取りが軽くなりますから。

あなたが「じゃあ、今日はこれだけやってみるか」
と小さくはじめてくれたら、私は 本当に嬉しいです。

【Question】

この先 1年で、絶対に達成したいと
思うのは、どんなことですか?

そのために、今日
やっておきたい事は、何ですか?

 

たかはしみのる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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