こんにちは。
笑顔で感謝!✨ みのるコーチです。
今回も、ご覧いただき、ありがとうございます。
今回は
コミュニケーション能力を向上する
『話を引き出す方法5選』
というテーマでお送りします。
以前にお送りした
『話を引き出す方法5選』
相手に話してもらう効果って
ありますね~という声が寄せられています。
前作の記事は
以下のリンクからご覧いただけます。
併せて参考にして頂けたらと思います。
コミュニケーション能力を向上する『話を引き出す方法5選』【初心者向け】
そして今回は、更にスキルアップしたい方のための
話を引き出す方法の続編です。
ぜひ、ご活用いただけたらと思います。
目次
【この記事を読むと】
✅相手の話を引き出せるようになる。
✅対人関係が良くなりビジネスで成果が出る。
✅愛される人になりプライベートが充実する。
【1】方法5選
①インタビュー効果
最初は、インタビュー効果です。
あなたは話を聴く時に、メモを取りますか?
場合によりますかね…。
この、メモを取る時の理由ですが…。
考えられるのが「自分が忘れないように…」
というものが多いのではと思います。
もちろん、これ大きな効果があります。
そして、それに加えて…。
メモを取ることは、相手に気持ちよく
話してもらう効果があるのです。
これを『インタビュー効果』といいます。
話をしてもらうテクニック。
メモを取りながら話を聴くと
そして、あなた自身が重要です!」
というメッセージを
相手に送ることになります。
すると、相手は自己重要感が
満たされることになるのです。
という欲求。
✅人間が本能的に持つ心理的欲求。
この自己重要感を満たしてもらえると
相手を信頼して、そして安心して
気持ちよく話すことが
できるようになります。
すると話に熱がこもり
もっと話をしようと
多く話してくれるようになるのです。
覚えておきましょうね。
ただし、このメモには注意点もあります。
押さえておきましょう。
●メモする時の注意点
❶メモする旨を伝える。
❷メモだけを見ない。相手の顔を見る。
❸メモした事から質問をする。
ひとつずつ見ていきましょう。
❶メモする旨を伝える。
「あっ、メモしていいですか?」など
事前に伝えるようにしましょう。
メモしないで
ただ聴いて欲しいという人もいます。
最初に確認することで
相手を尊重する気持ちが伝わりますね。
❷メモだけを見ない。相手の顔を見る。
メモに真剣になり過ぎると
相手の顔を見ずに
メモだけに集中してしまいます。
しかし、これでは
観点で見た時に本末転倒の状態になります。
相手からすると
尋問されているイメージができてしまい
話しづらくなってしまいます。
メモは最小限にして
相手の顔を見ながら
話を聴くようにしましょうね。
❸メモした事から質問をする。
その時には、どんなことを
重要視しましたか?」
…など、メモしたことから質問しましょう。
更に話を重要視していると伝わり
普段は聴けない話が出てくる事もあります。
相手との関係性も深まりそうですね。
私も仕事で話す時に
ちょっとメモしていいですか…
と言われると
しっかり色々と伝えようと
頑張ってしまうことがあります。
効果は必ずありますよ!
②相手に合わせる
相手が話すスピードや
声のトーンなどに合わせることも大切です。
相手の話すペースが速い場合には
同じようにペースを上げて受け答えするとか
ゆっくりであれば
合わせてゆっくりにするとか…。
声のトーンも
穏やかな感じ、活気がある感じ…
色々とありますが
それに合わせるようにします…。
そうすると
相手は自分のペースで話せるので
「なんだか話しやすい」
という感覚になります。
もちろん
もっと話そうと思えるようになりますね。
また
『類似性の法則』というものがあります。
親近感を覚える心理作用。
そして、この共通点は
具体的な事柄の共通点ももちろんですが
「話す時の雰囲気」というのも
この類似性の法則に当てはまります。
私の経験でも
「なんだか話しやすい」と
思える人を思い返してみると
このペースやトーンが合っている事に
気づかされます。
あなたも「なんだか話しやすい」
という相手はいませんか?
そういう相手は、もしかしたら
スピード・トーンを合わせるスキルを
使っているのかも知れません。
これは、できる人が少ないので
差別化が図れます。
意識すれば効果がでるので
ぜひ試してみてくださいね。
③相手の質問に注目する
相手の質問の中にある。
という事があります。
例えば
という質問を相手がした場合には
ジツは相手は
「最近のマイブーム」で、どうしても
話したいことがある場合が多いのです。
ですので、この場合でいうと
ついつい自分のマイブームを
気持ちよく話してしまいがちですが…。
自身の事は端的に話して
相手にその話題を
振ることがポイントになります。
といった感じで返してみましょう。
そうすると「待ってました~」とばかりに
嬉しくなって多く話してくれます。
そして
話したい事を聴いてくれたあなたは
特別な存在になるのも
間違いないところです。
相手の質問の中にある。
✅自分の話は端的に切り上げ
相手に質問を返す。
④ 真意を聴こうとする
人は相手の話を聴く時に
自分の先入観で
聴いてしまう場合があります。
例えば、相手に
と言われた場合に
「まあ、他にも色々な仕事あるからね…」
といった感じで
自分の先入観で応えてしまう場合です。
ただ、この場合に
相手は何が言いたいのか
この一言ではわかりません。
仕事の内容に不満なのか
人間関係に苦痛を感じているのか
別にやりたい事が見つかった
前向きな話なのか。
この場合
真意はどんなところだろうと
思って聴くことが大切です。
「ん~、どうしたの?」
といった感じで
質問するのも良いですが。
自然と話しを促す時の
お勧めとしては
を活用しましょう。
相手の言葉を繰り返す『オウム返し』です。
に対しては
そうすると、相手は
という形で『その心は…』の部分を
話しやすくなります。
真意を聴こうとする。
✅バックトラッキング
(オウム返し)が効果的。
それでは
1つ【練習問題】をしておきましょう。
相手が
「最近、朝のウォーキングを始めたの…。」
と言いました。
これに対して、どのように応えますか?
以下の4つから選んでみましょう。
❶「健康にいいですものね~。」
❷「私は、スポーツクラブに行きはじめて…。」
❸「朝の空気は、すがすがしいでしょ…。」
❹「ウォーキングを…。」
:
:
:
:
:
:
:
:
はい、大丈夫ですね…。
❹がGoodですよ。
❶❸は先入観が入った聞き方です。
相手が本当に話したいところでは
ないかも知れません。
❷は「話どろぼう」タイプですね。
⑤ 黙って待つ間(ま)を持つ
相手が考えて話そうとしている間に
先回りして…
と、言ってしまう人がいます。
相手は少しニュアンスが違っても
「まあ、そうね。」という感じで
合わせてくれる時もあります。
ただ、これをやってしまうと
相手は間違いなく
話しずらくなってしまうのです。
多く話してもらうという観点からは
全くの逆効果になるので
注意が必要ですね。
間(ま)があると、居心地が悪くなる
という人間の特性があります。
そのため、何か話そうとします。
しかし、相手にとっては
この間(ま)も
考える大切な時間なのです。
その時には
という雰囲気を出すと
相手は安心して
考えて話すことができます。
具体的には
ゆっくり小さくうなずく
のが『吉』です。
黙って待とう。
✅その時は、温かい笑顔で
ゆっくり小さくうなずく。
【2】まずやる事
①先入観で聴いてしまった事を
ピックアップする。
②どんな対応が良かったかを
考えてみる。
【まとめ】
【続】話を引き出す方法
・メモをとって相手に気持ちよく
話をしてもらうテクニック。
・相手の自己重要感を満たすため。
②相手に合わせる
・相手が話すスピードや
声のトーンなどに合わせる。
・何だか話しやすい
この人と合っていると思う。
③相手の質問に注目する
・相手が話題にしたいことは
相手の質問の中にある。
④真意を聴こうとする
・先入観を持たず
真意を聴こうとする。
・バックトラッキング
(オウム返し)が効果的
⑤黙って待つ間(ま)を持つ
・相手が考えている時は
黙って待とう。
・その時は、温かい笑顔で
ゆっくり小さくうなずく。
ピックアップする。
②どんな対応が良かったかを
考えてみる。
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】