こんにちは。
笑顔で感謝!✨ みのるコーチです。
今回も、ご覧いただき、ありがとうございます。
今回は
たった1つの方法
知らないと損する「脳の特性」
というテーマでお送りします。
私達は生きていると
進めて行きたい目標って
節目・節目で出てきますね。
✅仕事のスキルアップ
✅ダイエットに成功
✅部屋の整理整頓とか…
ただ、必ずしも
うまく行くとは限りません。
むしろ
うまく行かない事のほうが
多いかも知れませんね。
今回の動画は
なかなかうまく行かないかた
のための動画です。
そして、そういうかたに
お伝えしたい事が1つあります。
それは…
ということです。
この動画で、脳の特性を元に
内容を解説していきます。
最後までご覧になって
充分に活用してくださいね。
目次
【この記事を読むと】
✅脳の特性がわかる。
✅目標達成に活用できる。
✅行動が思い通りになり
仕事・プライベートが充実する。
【1】脳の仕組み
①安定化指向
さきほど、私は
「うまく行かない人は
熱心に頑張ってしまう。」
とお話しました。
それに対して
「えっ?、何が悪いの?」
と思われたかたも
いらっしゃると思います。
おっしゃる通りです。
頑張ろうという思いは
大切で尊いものと思います。
しかし『脳の特性』として…
いきなり熱心に頑張ってしまうと
「抵抗」してしまう性質があります。
なぜなら、脳には大きな変化を嫌う
『安定化指向』
があるからです。
という性質。
✅大きな変化をしようとすると
強く反発して引き戻そうとする。
ダイエットや早起きを始めても
続かずに元に戻ってしまう事ありますね。
それは
この『安定化指向』によるものなのです。
脳は
「このままでいいじゃん!」
「大きく変わるなよ、めんどくせ~よ。」
と叫ぶわけなんです。
も~本当に
「めんどくさがり屋」
なんです。
ジツは、脳は
・爬虫類脳
・哺乳類脳
・人間脳
という階層構造になっています。
進化の象徴とも言えますね。
そして、この人間脳は
目標達成の良い結果を思い浮かべて
頑張ろうとします。
しかし、爬虫類脳・哺乳類脳は
本能的に抵抗します。
「今のままでいいじゃん…」
「ガマンは良くないよ…」
と言って抵抗を始めるのです。
脳は変化が大嫌いで
ストレスを感じるものなのです。
ほんと
になるんです。
悪いことも、良いこともストレスなんです。
米国の社会学者ホームズと
内科医レイによって作られた
「ストレス度表(社会的再適応評価尺度)」
というものがあります。
これは、ストレスの大きさを示すもので
配偶者の死を100として順位付けされています。
・2位:離婚(73点)
・3位:夫婦の別居(65点)
・4位:拘留や懲役刑(63点)
・5位:家族の死(63点)
・6位:自分の病気(53点)
・7位:結婚(50点)
・8位:失業(47点)
・9位:婚姻上の和解(45点)
・10位:退職(45点)
・11位:家族の病気(44点)
・12位:妊娠(40点)
・13位:性の悩み(39点)
・14位:新しい家族の増加(39点)
・15位:転職(39点)
・16位:経済状態の変化(38点)
・17位:親友の死(37点)
・18位:職場の配転(36点)
・19位:夫婦喧嘩(35点)
・20位:1万ドル以上の借金(31点)
・21位:担保・貸付金の損失(30点)
・22位:職場での責任変化(29点)
・23位:子供の独立(29点)
・24位:親戚とのトラブル(29点)
・25位:自分の輝かしい成功(28点)
・26位:妻の転職・離職(26点)
・27位:入学・卒業・退学(26点)
・28位:生活の変化(25点)
・29位:習慣の変化(24点)
・30位:上司とのトラブル(23点)
・31位:労働時間・条件の変化(20点)
・32位:転居(20点)
・33位:転校(20点)
・34位:趣味やレジャーの変化(19点)
・35位:宗教活動の変化(19点)
・36位:社会活動の変化(18点)
・37位:1万ドル以下の借金(17点)
・38位:睡眠習慣の変化(16点)
・39位:家族団欒の変化(15点)
・40位:食習慣の変化(15点)
・41位:長期休暇(13点)
・42位:クリスマス(12点)
・43位:軽度の法律違反(11点)
点数が高い項目ほど
ストレスが強いというものです。
これを見ると
一見、良いことと思われることも
ストレスになっています。
また、小さな出来事でも
変化する事には
大きなストレスが生じていることが
分かります。
例えば、
軽度の法律違反は11点ですが
長期休暇や、クリスマスのほうが
ストレスがかかります。
その11点に比べて
結婚は4.5倍、新しい家族の増加は4倍、
自身の輝かしい成功は2.5倍
のストレスがかかるのです。
その他にも、職場の変化、生活の変化、
習慣の変化などにもストレスが
かかっていることが分かります。
ここまでくると、変化は全て
ストレスと言っても良いのかも知れません。
この特性には反抗しても仕方ないですね。
味方につけましょう。
という話を次のコーナーで
していきますね!
②可塑性
それでは、変化に抵抗する脳に対して…
ジッとしていれば良いかというと
そうはいきませんよね。
目標達成に向けては前進は必須ですもの…。
そして、ジツは脳の特性として
『可塑性』というものがあります。
脳は、少しの変化に対しては…
「ちょっと変化? めんどくせ~から、
ちょっとぐらい、いいよ…。」
…というわけです。
も~~
超絶「めんどくさがり」屋ですね。
ナマケモノの「いとこ」かも知れません!。
…そんな事はありませんね。
ともかく、ちょっとなら
めんどくさいから見逃してくれるんです…。
この特性は充分に活用できそうですね!
ということで、次のコーナーで
1つの方法を考えましょう。
【2】ただ1つの方法
①スモールステップ(ベイビーステップ)
脳の仕組みとして
❷可塑性:小さな変化はできる
というものがありました。
これを元に考えた「目標達成の方法」が
スモールステップ(ベイビーステップ)です。
目指さない。
✅細分化された小さな目標を
達成する事を積み重ねる。
✅少しずつ
最終目標に近づいていく。
私達が実践しているコーチングでも
大きな目標を、小さく分割します。
「チャンクダウン」という手法ですが
これによって目標に少しずつ近づいていきます。
そうなんです。脳が許容できる範囲で
進めることが大切なのです。
これが目標達成のための
唯一の方法と言えるものです。
②例えば
例えば、ダイエット、
理想の体型のために…
運動: なし ⇒ ウォーキング1時間
…が適切な場合を考えます。
がんばり屋さんの場合、張り切って
一気に全てを実践しようとします。
すると脳は
変化をストレスと感じ抵抗します。
気分が冴えなくなったり
体調が悪くなったりする訳です。
さて、ここで登場するのが
「スモールステップ」です。
安定化指向と可塑性を考慮して
少しずつ進める計画をするのです。
⇒1日10Kcalずつ減らす
運動: なし
⇒ウォーキング1分から始め1日1分ずつ伸ばす
…と細切れに設定するのです。
このくらいなら脳の抵抗も合わず
進められる場合が多いはずですね。
そして、これを3週間続けたとします。
すると…
⇒2290Kcal
運動: なし
⇒ウォーキング21分
小さく、小さく、進めた成果が
ここに出てきましたね。
これを更に次の
1週間・2週間…と続けると
目標を超える成果を挙げることも
可能になるのです。
③2つの利点
スモールステップには
2つの利点があります。
上がることができる。
❷ステージが上がると
後戻りしない。
❶については既にお話した通りですが
じつは❷も強力な効果となります。
例えば、前のコーナーでの
ダイエット3週間後ですが
⇒2290Kcal
運動: なし
⇒ウォーキング21分
とステージが上がります。
すると、脳にとって、
この状態が「普通の状態」となります。
脳が基準と考える状態です。
こうなると
21分間のウォーキング
休もうと思うと気持ち悪い状態になります。
脳は変化をストレスと思うため
雨が降っても21分間のウォーキング
したくなる現象が起きます。
カロリー摂取も同様です。
2290Kcalあたりが丁度いい状態です。
脳は変化をストレスと思うため
これ以上は受け付けません。
2500Kcalまで摂取する事には抵抗します。
つまり、着実に進んで
逆戻りしない状況になるのです。
この事からも「安定化指向」と「可塑性」を
知っておくこと…。
そして活用する事が、いかに大切か
お分かり頂けると思います。
【BREAK TIME】名言5選
ここで、ちょっと休憩して…
目標のための「小さな一歩」の名言を
5つご紹介します。
それがゆくゆくは大きな成功につながる。
▶成功体験の積み重ねが大切なのですね。
特に難しいことなどない。
▶小さな仕事に分けてしまいましょう。
最初はまず、自分がもっているものを有効に用いて
着実な前進を心がけることです。
▶自分がもっているものを有効に…
この考えを持っていきたいですね。
1つしか方法がない。
小さなことを積み重ねること。
▶大スターも小さなことを積み重ねているのですね。
▶らせん階段で少しずつ上昇していきましょう!
【3】活用法
①対人関係を良くする
対人コミュニケーションについて
改善しようと考える…。
とても素晴らしいことですね。
このチャンネルでも
色々とお伝えしているます。
ぜひ実践して頂きたいところです。
ただ、全部を完璧にやろうと
頑張り過ぎてしまうと、どうでしょう。
そうですね、安定化指向の
抵抗にあってしまいます。
すると、一時的に頑張れても
長続きしない事になってしまいます。
ですので、小さく、まずは
「笑顔」でいるようにする…とか…
あるいは
「挨拶」だけ、必ずするように…とか…
こういう風に、小さく小さく
進めていくことが大切です。
「可塑性」を効果的に活用して
少しずつ進めるってことですね。
すると、その一つずつが
当たり前の現状になっていきます。
「挨拶」をしっかりしないと
自分が気持ち悪い状態になったりします。
小さく、小さく、やっていきましょう。
②習い事や勉強
短期間で身につけたいと思って
最初から頑張り過ぎてしまう事あります。
計画を立てる時に、最初が肝心と…
最初から飛ばした計画にしてしまいます。
ただ、この場合も、
いきなり頑張ろうとすればするほど
挫折してしまいます。
脳は変化を嫌うため
小さく始める事を考えましょう。
例えば6ヶ月計画の場合には
最初の1ヶ月はペースを作るだけ。
最初は机に向かって
テキストを開いて2分間の勉強から…。
順に2分間ずつ積み上げて行く…。
1ヶ月経つと
1時間の勉強が普通になります。
そうすると、勉強を休むと
気持ち悪く感じるくらいになります。
電車に乗った時でも、
テキストを開いて「数行」読むことから
始めるのがオススメです。
継続して数行ずつ増やしていく作戦です。
抵抗のないように
スマホでSNSやyoutubeを楽しむ時間も
確保ながら続けていきましょう。
と続けているうちに
自然と勉強の時間が増えることに
なっていくものなのです。
③片付け
部屋の片付けの場合です。
一気に片付けようとして
その膨大さに途方にくれてしまった
経験もあるかも知れませんね…。
私も、スモールステップを知る前は
何もできない時もありました。
ここでは2つの方法をご紹介します。
・この部屋の、この棚の、この段など。
・数日間続けていくうちに、
段取りが良くなり速度が上がるもの。
・時間を1分ずつ伸ばしていく。
・数週間が経過すると抵抗なく片付けを
進められるようになる。
今回は3つの活用法をご紹介しました。
②習い事や勉強
③片付け
この他にも
あらゆる目標や習慣化に対して
スモールステップは効果的です。
活用して行きましょう。
【4】まずやる事
今回は超スモールステップで…。
①大切な一つの目標を決める
②スモールステップに
分割する日を決める
目標に向けて、スモールステップを
計画・実行していきましょう。
【まとめ】
● 目標達成の方法
✅このまま安定して変わらずにおこう
という性質。
✅大きな変化をしようとすると
強く反発して引き戻そうとする。
✅脳は「変化=ストレス」と感じる
②可塑性
✅ほんの少しなら変われるという性質。
✅一気に大きな最終目標を
目指さない。
✅細分化された小さな目標を
達成する事を積み重ねる。
✅少しずつ
最終目標に近づいていく。
②例えば
✅例えば、ダイエット、
理想の体型のために
「毎日少しずつ」目標に
近づくようにする。
✅決して大きく
頑張ろうとしない。
③2つの利点
❶脳の抵抗に合わず階段を
上がることができる。
❷ステージが上がると
後戻りしない。
(新しいステージが
「普通」となるから)
②習い事や勉強
③片付け
✅この他にも、あらゆる目標や
習慣化に対して
スモールステップは効果的。
②スモールステップに
分割する日を決める
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】