【保存版】『目標を達成』できる「たった1つの方法」(知らないと損する【脳の特性】)

たかはしみのる

ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】

こんにちは。

笑顔で感謝!✨ みのるコーチです。

今回も、ご覧いただき、ありがとうございます。

今回は

テーマ
『目標を達成』できる
たった1つの方法
知らないと損する「脳の特性」

というテーマでお送りします。

私達は生きていると

進めて行きたい目標って
節目・節目で出てきますね。

色々な目標がある
✅資格試験に受かる
✅仕事のスキルアップ
✅ダイエットに成功
✅部屋の整理整頓とか…

ただ、必ずしも
うまく行くとは限りません。 

むしろ
うまく行かない事のほうが
多いかも知れませんね。

今回の動画は

今回の動画の対象
✅頑張っているけど
 なかなかうまく行かないかた

のための動画です。

そして、そういうかたに
お伝えしたい事が1つあります。

それは…

うまく行かない人の特徴
✅熱心に頑張り過ぎる。

ということです。

この動画で、脳の特性を元に
内容を解説していきます。

最後までご覧になって
充分に活用してくださいね。

【この記事を読むと】

脳の特性がわかる。

目標達成に活用できる。

✅行動が思い通りになり
 仕事・プライベートが充実する。

【1】脳の仕組み

①安定化指向

さきほど、私は

「うまく行かない人は
 熱心に頑張ってしまう。」

とお話しました。

それに対して

「えっ?、何が悪いの?」

と思われたかたも
いらっしゃると思います。

おっしゃる通りです。

頑張ろうという思いは
大切で尊いものと思います。

しかし『脳の特性』として…

いきなり熱心に頑張ってしまうと
「抵抗」してしまう性質があります。
 
なぜなら、脳には大きな変化を嫌う

 『安定化指向』

があるからです。

安定化指向
✅このまま安定して変わらずにおこう
 という性質。

✅大きな変化をしようとすると
 強く反発して引き戻そうとする。

ダイエットや早起きを始めても
続かずに元に戻ってしまう事ありますね。

それは
この『安定化指向』によるものなのです。

脳は

「このままでいいじゃん!」
「大きく変わるなよ、めんどくせ~よ。」

と叫ぶわけなんです。

も~本当に

「めんどくさがり屋」

なんです。

ジツは、脳は

・爬虫類脳
・哺乳類脳
・人間脳

という階層構造になっています。
進化の象徴とも言えますね。

そして、この人間脳は
目標達成の良い結果を思い浮かべて
頑張ろうとします。

しかし、爬虫類脳・哺乳類脳は
本能的に抵抗します。

「今のままでいいじゃん…」
「ガマンは良くないよ…」

と言って抵抗を始めるのです。

脳は変化が大嫌いで
ストレスを感じるものなのです。

ほんと

変化=ストレス

になるんです。
悪いことも、良いこともストレスなんです。

米国の社会学者ホームズと
内科医レイによって作られた

「ストレス度表(社会的再適応評価尺度)」

というものがあります。

これは、ストレスの大きさを示すもので
配偶者の死を100として順位付けされています。

・1位:配偶者の死(100点)
・2位:離婚(73点)
・3位:夫婦の別居(65点)
・4位:拘留や懲役刑(63点)
・5位:家族の死(63点)
・6位:自分の病気(53点)
・7位:結婚(50点)
・8位:失業(47点)
・9位:婚姻上の和解(45点)
・10位:退職(45点)
・11位:家族の病気(44点)
・12位:妊娠(40点)
・13位:性の悩み(39点)
・14位:新しい家族の増加(39点)
・15位:転職(39点)
・16位:経済状態の変化(38点)
・17位:親友の死(37点)
・18位:職場の配転(36点)
・19位:夫婦喧嘩(35点)
・20位:1万ドル以上の借金(31点)
・21位:担保・貸付金の損失(30点)
・22位:職場での責任変化(29点)
・23位:子供の独立(29点)
・24位:親戚とのトラブル(29点)
・25位:自分の輝かしい成功(28点)
・26位:妻の転職・離職(26点)
・27位:入学・卒業・退学(26点)
・28位:生活の変化(25点)
・29位:習慣の変化(24点)
・30位:上司とのトラブル(23点)
・31位:労働時間・条件の変化(20点)
・32位:転居(20点)
・33位:転校(20点)
・34位:趣味やレジャーの変化(19点)
・35位:宗教活動の変化(19点)
・36位:社会活動の変化(18点)
・37位:1万ドル以下の借金(17点)
・38位:睡眠習慣の変化(16点)
・39位:家族団欒の変化(15点)
・40位:食習慣の変化(15点)
・41位:長期休暇(13点)
・42位:クリスマス(12点)
・43位:軽度の法律違反(11点)

点数が高い項目ほど
ストレスが強いというものです。

これを見ると
一見、良いことと思われることも
ストレスになっています。

また、小さな出来事でも
変化する事には

大きなストレスが生じていることが
分かります。

例えば、

軽度の法律違反は11点ですが
長期休暇や、クリスマスのほうが
ストレスがかかります。

その11点に比べて
結婚は4.5倍、新しい家族の増加は4倍、
自身の輝かしい成功は2.5倍
のストレスがかかるのです。

その他にも、職場の変化、生活の変化、
習慣の変化などにもストレス
かかっていることが分かります。

ここまでくると、変化は全て
ストレスと言っても良いのかも知れません。

この特性には反抗しても仕方ないですね。
味方につけましょう。

という話を次のコーナーで
していきますね!

②可塑性

それでは、変化に抵抗する脳に対して…

ジッとしていれば良いかというと
そうはいきませんよね。

目標達成に向けては前進は必須ですもの…。

そして、ジツは脳の特性として
『可塑性』というものがあります。

可塑性
✅ほんの少しなら変われるという性質。

脳は、少しの変化に対しては…
 
「ちょっと変化? めんどくせ~から、
 ちょっとぐらい、いいよ…。」

…というわけです。

も~~

超絶「めんどくさがり」屋ですね。

ナマケモノの「いとこ」かも知れません!。
…そんな事はありませんね。

ともかく、ちょっとなら
めんどくさいから見逃してくれるんです…。

この特性は充分に活用できそうですね!

ということで、次のコーナーで
1つの方法を考えましょう。

【2】ただ1つの方法

①スモールステップ(ベイビーステップ)

脳の仕組みとして

❶安定化指向:大きな変化を嫌う
❷可塑性:小さな変化はできる

というものがありました。

これを元に考えた「目標達成の方法」が
スモールステップ(ベイビーステップ)です。

スモールステップ(ベイビーステップ)
✅一気に大きな最終目標を
 目指さない。

✅細分化された小さな目標を
 達成する事を積み重ねる。

✅少しずつ
 最終目標に近づいていく。

私達が実践しているコーチングでも
大きな目標を、小さく分割します。

「チャンクダウン」という手法ですが
これによって目標に少しずつ近づいていきます。

そうなんです。脳が許容できる範囲で
進めることが大切なのです。

これが目標達成のための
唯一の方法と言えるものです。

②例えば

例えば、ダイエット、
理想の体型のために…

カロリー摂取: 2500Kcal ⇒ 2000Kcal
運動: なし ⇒ ウォーキング1時間

…が適切な場合を考えます。

がんばり屋さんの場合、張り切って
一気に全てを実践しようとします。

すると脳は
変化をストレスと感じ抵抗します。

気分が冴えなくなったり
体調が悪くなったりする訳です。

さて、ここで登場するのが
「スモールステップ」です。

安定化指向と可塑性を考慮して
少しずつ進める計画をするのです。

カロリー摂取: 2500Kcal
        ⇒1日10Kcalずつ減らす
運動: なし
    ⇒ウォーキング1分から始め1日1分ずつ伸ばす

…と細切れに設定するのです。

このくらいなら脳の抵抗も合わず
進められる場合が多いはずですね。

そして、これを3週間続けたとします。

すると…

カロリー摂取: 2500Kcal
        ⇒2290Kcal
運動: なし
    ⇒ウォーキング21分

小さく、小さく、進めた成果が
ここに出てきましたね。 

これを更に次の
1週間・2週間…と続けると

目標を超える成果を挙げることも
可能になるのです。

③2つの利点

スモールステップには
2つの利点があります。

スモールステップの利点
❶脳の抵抗に合わず階段を
 上がることができる。

❷ステージが上がると
 後戻りしない。

❶については既にお話した通りですが
じつは❷も強力な効果となります。

例えば、前のコーナーでの
ダイエット3週間後ですが

カロリー摂取: 2500Kcal
        ⇒2290Kcal
運動: なし
    ⇒ウォーキング21分

とステージが上がります。 

すると、脳にとって、
この状態が「普通の状態」となります。

脳が基準と考える状態です。 

こうなると

21分間のウォーキング
休もうと思うと気持ち悪い状態になります。

脳は変化をストレスと思うため
雨が降っても21分間のウォーキング
したくなる現象が起きます。

カロリー摂取も同様です。

2290Kcalあたりが丁度いい状態です。

脳は変化をストレスと思うため
これ以上は受け付けません。
2500Kcalまで摂取する事には抵抗します。

つまり、着実に進んで
逆戻りしない状況になるのです。

この事からも「安定化指向」と「可塑性」を
知っておくこと…。

そして活用する事が、いかに大切か
お分かり頂けると思います。

【BREAK TIME】名言5選

ここで、ちょっと休憩して…

目標のための「小さな一歩」の名言を
5つご紹介します。

①原晋さん(青山学院:陸上部監督)の言葉
小さな成功体験を積み重ねることで自信がつき
それがゆくゆくは大きな成功につながる。

▶成功体験の積み重ねが大切なのですね。

② レイ・クロックさん(マクドナルド創立者)の言葉
何事も小さな仕事に分けてしまえば
特に難しいことなどない。

▶小さな仕事に分けてしまいましょう。

③ ジェームズ・アレンさん(思想家)の言葉
いきなり大きな成長を目指すのではなく
最初はまず、自分がもっているものを有効に用いて
着実な前進を心がけることです。 

▶自分がもっているものを有効に…
 この考えを持っていきたいですね。

④ イチローさん(プロ野球選手)の言葉
夢や目標を達成するには
1つしか方法がない。
小さなことを積み重ねること。

▶大スターも小さなことを積み重ねているのですね。

⑤ フランシス・ベーコンさん(哲学者)の言葉
高みにのぼる人は、皆らせん階段を使う。

▶らせん階段で少しずつ上昇していきましょう!

【3】活用法

①対人関係を良くする

対人コミュニケーションについて
改善しようと考える…。

とても素晴らしいことですね。

このチャンネルでも
色々とお伝えしているます。

ぜひ実践して頂きたいところです。

ただ、全部を完璧にやろうと
頑張り過ぎてしまうと、どうでしょう。

そうですね、安定化指向の
抵抗にあってしまいます。

すると、一時的に頑張れても
長続きしない事になってしまいます。

ですので、小さく、まずは
「笑顔」でいるようにする…とか…

あるいは
「挨拶」だけ、必ずするように…とか…

こういう風に、小さく小さく
進めていくことが大切です。

「可塑性」を効果的に活用して
少しずつ進めるってことですね。

すると、その一つずつが
当たり前の現状になっていきます。

「挨拶」をしっかりしないと
自分が気持ち悪い状態になったりします。

小さく、小さく、やっていきましょう。

②習い事や勉強

短期間で身につけたいと思って
最初から頑張り過ぎてしまう事あります。

計画を立てる時に、最初が肝心と…
最初から飛ばした計画にしてしまいます。

ただ、この場合も、
いきなり頑張ろうとすればするほど
挫折してしまいます。

脳は変化を嫌うため
小さく始める事を考えましょう。

例えば6ヶ月計画の場合には
最初の1ヶ月はペースを作るだけ。

最初は机に向かって
テキストを開いて2分間の勉強から…。
順に2分間ずつ積み上げて行く…。

1ヶ月経つと
1時間の勉強が普通になります。

そうすると、勉強を休むと
気持ち悪く感じるくらいになります。

電車に乗った時でも、
テキストを開いて「数行」読むことから
始めるのがオススメです。

継続して数行ずつ増やしていく作戦です。

抵抗のないように

スマホでSNSやyoutubeを楽しむ時間も
確保ながら続けていきましょう。

と続けているうちに
自然と勉強の時間が増えることに
なっていくものなのです。

③片付け

部屋の片付けの場合です。

一気に片付けようとして

その膨大さに途方にくれてしまった
経験もあるかも知れませんね…。

私も、スモールステップを知る前は
何もできない時もありました。

ここでは2つの方法をご紹介します。

方法1
・まず小さく片付けるエリアを決める。
・この部屋の、この棚の、この段など。
・数日間続けていくうちに、
 段取りが良くなり速度が上がるもの。
方法2
時間で区切って3分だけ片付ける。
・時間を1分ずつ伸ばしていく。
・数週間が経過すると抵抗なく片付けを
 進められるようになる。

今回は3つの活用法をご紹介しました。

①対人関係を良くする
②習い事や勉強
③片付け

この他にも

あらゆる目標や習慣化に対して
スモールステップは効果的です。

活用して行きましょう。

【4】まずやる事

今回は超スモールステップで…。

①大切な一つの目標を決める
②スモールステップに
 分割する日を決める

目標に向けて、スモールステップを
計画・実行していきましょう。 

【まとめ】

● 目標達成の方法

【1】脳の仕組み
①安定化指向

 ✅このまま安定して変わらずにおこう
  という性質。

 ✅大きな変化をしようとすると
  強く反発して引き戻そうとする。

 ✅脳は「変化=ストレス」と感じる

②可塑性

 ✅ほんの少しなら変われるという性質。

【2】ただ1つの方法
①スモールステップ(ベイビーステップ)

 ✅一気に大きな最終目標を
  目指さない。

 ✅細分化された小さな目標を
  達成する事を積み重ねる。

 ✅少しずつ
  最終目標に近づいていく。

②例えば

 ✅例えば、ダイエット、
  理想の体型のために
  「毎日少しずつ」目標に
  近づくようにする。

 ✅決して大きく
  頑張ろうとしない。

③2つの利点
 
 ❶脳の抵抗に合わず階段を
  上がることができる。

 ❷ステージが上がると
  後戻りしない。
  (新しいステージが
   「普通」となるから)

【3】活用法
①対人関係を良くする
②習い事や勉強
③片付け

✅この他にも、あらゆる目標や
 習慣化に対して
 スモールステップは効果的。

【4】まずやる事
①大切な一つの目標を決める
②スモールステップに
 分割する日を決める

 

たかはしみのる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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