ワーキングメモリー活用の3つの方法

たかはしみのる

ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】

作業の熟達度とワーキングメモリー

アラン・バッデリィは、「記憶」を
保持スペースとしてとらえる考えとは別に、

作業記憶(ワーキングメモリー)という概念を
提唱しました。

例えば、

いくつかの紙の資料を見ながら、
パワーポイントで資料を作成するときを
考えます。

パワーポイントに
正確に情報を入力するためには、

一時的には情報を記憶する必要があります。

これが「ワーキングメモリー」です。

そして、
作業者は記憶を保持するだけでなく、
その記憶を作業で利用する必要があります。

したがって、
作業を短時間で楽に終わらせるためには、
短い時間に大量の情報を記憶したいところ。

ここで、アラン・バッデリィは、
ワーキングメモリーの下位の概念に

 「中枢制御部」
 「視空間スケッチパッド」

というシステムを仮定しました。

そして、

パワーポイントの操作(中枢制御部が働く)に
熟達していると、

見て覚える(視空間スケッチパッド)に
負荷をかけないと考えました。

この事から、
作業自体に熟達していると、

 ・その作業自体が効率的
 ・ワーキングメモリーが活用できる

という2つの効果が得られることが
わかりました。

 

ワーキングメモリは鍛えられるか

一時的記憶のワーキングメモリーに対しては、

 「トレーニングで
  鍛えることはできないか?」

と考えるかたが多いようです。

その答えは、残念ながら、

 「ワーキングメモリーを増やすことも、
  鍛えることもできない」

ということになります。

人間そのものの能力には限界があるのです。

したがって、

ワーキングメモリは、効率よく解放して、
新しい情報を処理することが大切になります。

 

ワーキングメモリー解放の3つの方法

それでは、ワーキングメモリを解放する
具体的な方法をご紹介します。

すぐやる

仕事のできる人を見ていると、
すぐに対応できるものは持ち越すことなく
その場で処理しています。

ワーキングメモリーを効率よく
解放できていることになります。

できることは「すぐ」やる!
これを習慣にしましょう。

 

メモする

すぐに対応できない事もありますね。
この場合には、メモしておきましょう。

状況や優先順位などをメモするだけで、
ワーキングメモリは解放されるので、

新しい情報の処理が可能になります。

 

イメージを書く

すぐやれず、メモでも不充分な場合には、
イメージを書いておきましょう。

ビジュアル化されて、
全体のイメージを掴めるので、

そのイメージ図を見たときに
停滞していた思考が活性化されて、
新しい対応策を見出すことができます。

 

まとめ

◆作業の熟達度とワーキングメモリー

 ・作業自体に熟達している効果

  =その作業自体が効率的
  =ワーキングメモリーが活用できる

◆ワーキングメモリは鍛えられるか

 ・鍛えられない。

 ・効率よく解放して、新しい情報を
  処理することが大切。

◆ワーキングメモリー解放の3つの方法

 ・すぐやる

 ・メモする

 ・イメージを書く

たかはしみのる
3つの方法、是非やってくださいね!

◆いつも、応援しています!!

 

 

 

 

たかはしみのる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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