「マジカルナンバー7」と「チャンク」を活用しよう

たかはしみのる

ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】

マジカルナンバー7

アメリカの心理学者、
ジョージ・アーミテージ・ミラーの発見に、

・人間の短期記憶の容量は「7」プラスマイナス2

というものがあります。

これは、認知心理学の先駆けともなった
発見の一つです。

考えてみると、例えば電話番号を覚える時、

080-xxxx-yyyy

といった具合に「かたまり」に区切って
覚えることが多いですね。

 

チャンク

このような、情報のかたまりのことを、
「チャンク」といいますが、

この「チャンク」を【7】程度におさえるのが、
情報を処理する時に大切です。

先ほどの電話番号の例もそうですが、
その他にも、例えば、

「ビジネスコミュニケーション最適化ラボ」

という18文字の言葉を記憶する場合、
1字1字、覚えていくことはしませんね。

「ビジネス」「コミュニケーション」
「最適化」「ラボ」

意味ごとにまとめれば「4チャンク」で済みます。

 

チャンクしよう:記憶するとき

このように、チャンクに組織化することで
記憶が容易になることが、

チャンクの大きな利点です。

大きなかたまにすることを
「チャンクアップ」と言いますが、

要約などにより「チャンクアップ」する事も、
記憶を助ける重要な手法となります。

 

チャンクしよう:伝えるとき

また、チャンクアップは、
何かを伝えたい時にも有効です。

よく、プレゼンなどで、
要点を5つのチャンクにまとめている場合や、

会議の時に、話したい事を3つのチャンクで
話す場合がありますね。

これらは、伝えたいことが、
相手の記憶に残るように(伝わるように)

工夫されていることになります。

「11個」の伝えたいことを並べるより、

【3個】のチャンクに分けて、
その内訳が「4個」「4個」「3個」と
伝えたほうが、

最初の大枠の【3個】を
覚えてもらいやすくなります。

 

チャンクしよう:計画を立てる

計画立てをする時にも、チャンクは重要です。

種類ごとに分類したり、期間で分けたり、
大中小で分けたり・・・、

ポイントは、

このチャンクが【7】程度にすること。

こうして俯瞰して、
チャンクごとの関係を検討すると、

本当にやりたいことや、
やるべきことが整理されることになります。

 

まとめ

・人間が一時的に記憶できる「情報のかたまり」の数は「7」前後

・チャンクとは「かたまり」の事で、情報は7前後のチャンクにすると便利

・記憶する時にチャンクしよう=一時記憶の性質上、覚えることができる

・伝える時にチャンクしよう=相手に理解してもらいやすい

・計画立てる時にチャンクしよう=本当にやりたい事、やるべき事が整理される

たかはしみのる
★いつも、応援しています!!

 

 

 

 

たかはしみのる
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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