名言
命令を質問の形に変えると、
気持ちよく受け入れられるばかりか、
相手に創造性を発揮させることもある。
~デール・カーネギー(思想家)~
命令を与えようと思ったら、相手になりきって、
「自分が発した命令」
を聞いてみましょう。
気持ちよく受け入れられるかどうか考えてみましょう。
多くの場合には、受け入れられません。
「論理」は正しくても、
「命令される事」に拒否反応を示してしまいます。
人間は「論理」では動かないものです。
「感情」で動くものですから…。
僕も、しょっちゅうあります。
「論理」は正しいけれど、
「命令」されると拒否したくなります。
【1】納得感
それが「質問」されて、自分で「行動」を決定
できたら、どうでしょう…、そうそう、
【納得感】
を持って実行できますね。
気持ちよく、受け入れて、気持ちよく「実行」できます。
【2】責任感
また、命令の形を取ると、
「責任の所在」は、命令を与えた側です。
だから、命令を受けた側は、
行動自体に「力」がなくなります。
「うまく行っても、失敗しても、
これは上司の(会社の)話…。」
と考えます。
つまり、「他人事」と思ってしまいます。
結果として、「達成確率」も低くなります。
これに対して、「質問」されれば、
自分で「考えて」実行するから、
【責任感】
が生まれて、「達成確率」向上が見込めます。
【3】成長
もう一つ、
「質問」を与えられると、相手は、
「自分自身と対話」をします。
その中で、「気づき」が生まれる事があります。
すると、命令しようとした事よりも、
「名案」が出てくることがあります。
カーネギーさんの言葉では、
「相手に創造性を発揮させることもある。」
という部分です。ここでは、相手の
【成長】
を期待する事ができます。
まとめ
という事で、
「命令」を「質問」の形に変えると、相手の、
・【納得感】
・【責任感】
・【成長】
を期待することができます!
ぜひ!やってみましょう!
Question
【得たい情景】を想い描けますか?
そして、
答えが【その情景】となる質問は、
「どんな質問」ですか?
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】