
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】
アドラー本、
凄い勢いで増えていますね~っ。
書店で見てみると、
いつの間にか新刊が出ていますもの。
ちょっとだけと立ち読みしていると、
時間の経つのを忘れる今日この頃っす…(^^;;。
さて、今回は…、
その「アドラー心理学」の
「個人心理学」と呼ばれる部分のお話です。
サポート役を務めてくれるのは、
僕の「潜在意識」の中に住む愉快な仲間たち、
ではでは、よろしく!


個人心理学

これ、一言で言うと、
分割できない存在である「個人」の心理学
という意味です。だから、
【全体論】
という言い方をするのです。

ということは、わたし【ホンキー】と【ジャッキー】の関係のようなものですね!


みのるさんの潜在意識の中にいるでしょ。
わたしが「これ、やってみよう~!」って言うと、
【ジャッキー】が「まてまて、もうチョット考えろ…」
とかなるでしょ。

で、みのるさんの中にいるから
分割できない存在である「個人」という意味かな?
でも、「個人心理学」っていうから、
集団じゃなくて個人を重んじる!!
みたいな響きがあるけど…。

「個人心理学」って、
Individual psychology(インディビジュアル・サイコロジー)
の日本語訳だから、
正しく意味が伝わっていない場合もあるみたいです。
この individual は、元は
individable(インディバイダブル)
という意味で、
「分割する事のできない」という意味なのです。


つまり、【全体論】のことなのです。


【2元論】の否定

-「意識と無意識」
-「感情と理性」
など、一人の人間を
「2つの何か」に分けて考えることです。
アドラーはこの【2元論】を否定して、
こんな言葉を残しています。

自らの目的のために選択して行動している
~アルフレッド・アドラー~
感情と理性

「つい【感情】に支配され カッ となって【理性】が負けて殴ってしまった」
という事があったとして、
これ、実は「そういうことではない」という考えです。


「自分の想いを理解して欲しい」
などの【目的】を達成するために、
「理性」が「感情」を動かして「殴ってしまう」ということなのです。


心と体

「飲み会に誘われて、ホントは行きたいんだけど、体調が悪くて…」
という場合を考えてみましょう。

でも、これは「ホントは行きたい」「体調が悪い」が
相反しているように思いますが、
この場合も「二元論」は否定されるのでしょうか?


体調悪い「体」が対立してるのではなく、
行きたくないな~!という事で、
体調が悪くなってる
という事かな?

アクセルとブレーキ

車の「アクセル」と「ブレーキ」のような感じです。


どちらか一方しか装備されていない車があったとして、
どっちに乗りたいですか?
「アクセル」? それとも「ブレーキ」?

……え~~?
どっちも「イヤ」でしょ~~!。

両方があって、
1つの「車」という存在が成り立ってるからです。
「アクセル」と「ブレーキ」は
走る道(状況)に応じて、強さを調整して、
ちょうど良い折り合いを付けています。


「ブレーキ」多めに踏みますね。
そうしないと危ないから、
「アクセル」と「ブレーキ」で折り合いをつけて。

そんなに「ブレーキ」踏んでたら危ないから、
今度は「アクセル」多めに踏むもんね…。

対立ではなく分業


たとえば「意識と無意識」「思考と感情」「心と体」が、
「対立」という概念ではなく
「分業」していると考えます。


統合している「個人」が
様々な「人生の課題」を
【目的】に向かって乗り越えていく、
とう立場を取っています。

まとめ

- 個人心理学とは【分割できない存在】である「個人」の心理学。
- 個人心理学は【全体論】である。
- アドラー心理学では、個人の中にあるパーツに「対立」という概念はなく、
【分業】していると考える。
- アドラー心理学は、これらを統合している【個人】の心理学である。

今後とも「全体論」でよろしく頼みまっすっ!




[…] もう、やんなっちゃう~って思ったり…。 でも、アドラーの全体論の解説していて、感じたんです。 […]
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