「心理的拘泥(こうでい)現象」とは・・・
【心理的拘泥(こうでい)現象】
という言葉をご存じですか?
「一度決めた決定事項は、
その結論が間違っていても、
覆すのが難しい」
という心理のことを
「心理的拘泥現象」と呼びます。
そして、それは、
「集団で決めた決定事項」
について、特に強くなる傾向にあります。
【満場一致】の意見は正しい?
こういう事は、ありませんか…?
【満場一致】で決まった事が、
後になって、間違っていることが分かった…。
多くのメンバーが気づいていても、
「決定を覆して、【修正】すること」
は、なかなか難しいものです。
自分で決定して、自分で行動していたら、
いち早く間違いに気づいて、
軌道修正できることも、
「満場一致」の結論だからという理由で、
途端に難しくなります。
これは、
「親密度が高い集団」
の場合には、
特に強いものですが、
その「親密度が高い集団」ほど、
考え方が【偏りがち】
と言えるため、注意が必要です。
「冷静沈着」に考察しましょう!
だから、僕は、こんな風に考えてはと思います。
◆結論を冷静に見直す。
◆一度だけ結論を「疑って」みる。
◆「間違った」と分かった時点で修正を行う。
人間は、
「集団の中にいると、
判断が甘くなりやすい。」
という傾向があります。
だから、
「自分の考え・意見は、
本当はどうなのか?」
と、「常に」自分に問いかけるのが良いですね!
ビジネスコミュニケーション最適化コーチ たかはしみのる です。こんにちは。この記事は、こんな私が書いています。▶IT業界で人間関係に悩み、コミュニケーションの学びを開始。NLP資格取得・コーチングライセンス取得・アドラー心理学を学ぶなど、小さな学びから始めて大きな成果がでることを実感し、企業研修講師 ・プロコーチ・コーチングスクール講師・オンライン講師 などで活動中。▶【プロフィール】